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なんでもないような1シーンを、人間を掘り下げて掘り下げてドラマに仕立てるのが上手い。キャラクターにこれでもかというほど向き合っているのが伝わってくる。物語の上でもかなりキーになる巻では。
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どこかで語られなきゃいけないシーンで、血の味がするような強い文章力で一気に読ませられた。
182ページの桂香さんのモノローグで鳥肌が立ったし、318ページからの流れで世界から音が消える。「着いたよ。八一」のセリフが、1巻からのTipsを一気に巻き上げてくれた感じ。
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ついに決着した。鈍感ラノベ主人公じゃなかった。素晴らしい。
内面さらけ出しまくって人間らしさ全開なんだけど、ラノベ登場人物的な人間らしさというか、この世界での人間の生々しさというか、ラノベ文法というか、上手く言えない。単にぶっちゃければ良いという作りではないのが良いなと思いました。
なんぼ天才でも幼児だけで風呂入らせちゃいかんよ桂香さん。
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これを最終巻としてもよいような伏線回収ぶり。棋戦の描写は相変わらず熱く、ここぞという場面の文章の冴えも素晴らしい。
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面白かった。銀子の奨励会三段リーグと、銀子と八一の小学生の頃の話。あまり明るくはないが、とても引き込まれた。まあ、ラストがかなりロマンチックでアレですが、筒井筒もええもんだと思います。将棋星人八一、自覚なしでもてもてなところが非常に良いです。銀子、あい、天衣、全員とハッピーエンドになってほしい。異世界ラノベだったらありなんですけどねぇ、、。