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世界のさまざまな昆虫について、びっくりするような生態や自然・社会との関わりなどをコンパクトにビジュアルで知ることができる本。それだけでじゅうぶん面白い本だけど、細かいところまで映画や漫画、時事ネタ等々からの引用がちりばめられていて情報量がとにかく多く、ページ数はそんなにないし絵がメインなのに読みごたえがすごい。虫はそんなに苦手ではないんだけれどあまり興味を持って見たこともなくて、あー飛んでるな~くらいにしか思ってなかったけど、その生活や生き残りの仕組みがよくできていてちょっと感動してしまう。
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相変はらずの
「ウワーッ」
であった。けっこう面白い。
トリカヘチャタテの住処は、平たく言ふと「コウモリのうんこの山」であるが、そこの描写があれな以外はよい。
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昆虫について、面白い知識を中心にわかりやすく解説している本。
昆虫に全く興味のない私でも、最後まで楽しく読める
本というより図鑑に近く、図鑑というよりマンガに近い
ぬまがさワタリさんのユーモアセンスにどっぷりハマり、他の著書も読もうと思いました。
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昆虫たちの不思議な生態を、分かりやすく詳細に、そしてユーモアたっぷりに紹介する図鑑。紹介されるエピソードが割とマニアック目なのが良い。パロディや小ネタを混ぜる作風も、デビュー作の頃の自由さを取り戻してきたように感じる。今回は趣向を変えて、ちょっとした物語仕立てなのも悪くなかった。
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分かりやすくて、とても面白かった。ミツバチの分蜂は実際に見たことがあるけれど、新しい引っ越し先がプレゼンテーションによって決まっているとは全く知らなかった。てっきり女王蜂が決めるものだとばかり思っていた。社会性昆虫とはいうけれど、ここまで出来るのか、と驚いた。素数ゼミやサバクトビバッタは他の本で読んだことがあったので、知っていたが、何度読んでも興味深いと感じる。
番外編のボルバキアも驚きの細菌だった。
イラストも可愛らしいが、昆虫の特徴もしっかり捉えられていて、好感が持てた。どこかで見たことがある絵だ、と思ったら、「図解なんかへんな生きもの」「絶滅どうぶつ図鑑」を描いた人か、と納得。