投稿元:
レビューを見る
料理に興味の薄い私が、しっかりハマってしまいました。こうゆう人情味溢れる登場人物達のこころと行動は、日本人がどんな未来になっても失ってはいけないものだと思いました。
投稿元:
レビューを見る
“雲外蒼天(うんがいそうてん)”「苦労の多い人生だが、その苦労に耐えて精進すれば、必ず青空が拝める」。幼いころ占い師に言われたとおり、苦労の連続であるが、精進に精進を重ねて当時(江戸時代)珍しい一流の女料理人を目指す主人澪(みお)の姿に涙腺はゆみっぱなしです。
投稿元:
レビューを見る
全巻一気読みです。
次が気になって、あっという間に読み終えてしまいました。小松原さま、愛しています。
投稿元:
レビューを見る
連続長編は苦手で手を出せずにいましたが、読み始めたら止まらなくなって2週間ほどで読了しました。
読み終わっても、ランダムにパラパラと開いて読み返しています。
本当に美味しいものを口にしたとき無口になる「つる家」のお客さんたちのように、私も本当に素晴らしい物語に出会って感想の述べようが無い…。心を俎橋に置いてきてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
大好きな本に出会いました。ハラハラして、ほっこりして、泣けて、くすっと笑えて。生身のひとりの女性の人生を追体験しているかのような錯覚に陥る。主人公は魅力的だ。慎ましく控えめで細やかな心配りを持つ女性らしさと、常にどうあるべきか正しい道を探し、自分にも人様にも恥じのない道を選ぶ清廉さや勇気を併せ持つ。こういう女性に、私はなりたい。
投稿元:
レビューを見る
何と言っても読みどころは
江戸における庶民の人情と豪商の物欲と
武家社会のしきたりを通して
東西の分化に違いを日本料理と食卓のお惣菜を中心に
素材から歴史まで幅広い知識に触れる面白さだろう
あまりお目にかからない熟語や名刺がふりがな付きで
沢山出てくるのも愉しい
そのフリガナも十度に一度ぐらいで
後は覚えなさいと言うことらしい
長編だけれどコピペを駆使して同じセリフや
情景を何度でも登場させる辺りはなかなか賢い筆運びです
上手に斜め読みしてください
投稿元:
レビューを見る
この方の本は、うまくいかないことが出てきても、すっきり乗り越えるところが心地よい。あと、主人公のことをみんながすいてくれて助けてくれるところが、山本一力さんの話に似てますね。場面設定がとばず、読みやすい。出てくる料理も本当に丁寧で美味しそう。こんなお店に行きたいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
自分が時代小説を読むなんて思ってもみなかったのに、毎号待ち遠しく楽しみにしていました。
澪ちゃんをはじめ、登場人物ひとりひとりに、過去に今にそれぞれのものを抱えて生活している…重いようで軽やかにたくましく…時には人の助けを借りて立ち上がる…前向きになるお話がいっぱい詰まっていました。
料理ももちろん興味深かったです。
大人になって読んだ本で最高に夢中になりました。
投稿元:
レビューを見る
マイベストセラー!!!
主人公の純真無垢な心根が、嫌味とか全く感じることなく、ストンと心の中に入ってくる。
上方と江戸の情景をありありと浮かべることができる。料理も美味しそう。
投稿元:
レビューを見る
出てくる料理がどれも美味しそうで、実際レシピも載っています。いくつか作りましたが、どれもまっすぐな美味しさでした。
食べる人達の描写がとても生き生きとしていて、自分も料理屋の中に一緒にいるような気分に。読むほどにお腹の減るシリーズです。
投稿元:
レビューを見る
面白い!料理も人に対する姿勢も優しく丁寧な澪に心癒されます。料理も美味しそうだし、物語に季節感があるところも好きです
投稿元:
レビューを見る
こういう本に出会えると、あー、本読んでて良かったなぁと心から思えます。
時代小説はちゃんと読んだことがなかったし、読み始めても続かないものばかりだったけど。
主人公の澪ちゃんのセリフ、澪ちゃんの周りにいるごりょうさん、種市、小松原さん、源斎先生…みんなの言葉を何度も噛み締めて、大事に大事に読みたくなる、そんなシリーズでした。
中でも、澪ちゃんと野江ちゃんのシーンは毎回うるうるしてたなぁ。
シリーズの中で、悲しいシーンももちろんあったけど、そんな時は出てくるみんなと一緒に涙を流して、嬉しいことがあった時はみんなと一緒に喜んで。
まるで、自分もそこに混ぜてもらえているかのような錯覚に陥ります。それぐらい、世界に入り込んでました。
出てくるお料理が全部素敵すぎて、もれなくお腹すきます…❤︎
投稿元:
レビューを見る
私の中でこの本は平成に読んだ中で一番胸に刺さり、また、出会えて良かったと思う本でした。これから先も人生で迷ったり悩んだりすることがあれば何度でも読むと思います。
雲外蒼天。どんなに厚く重い雲でも、その先にはきっと、誰も拝んだことがない真っ青な空が広がっている。主人公の澪はそれをしっかりと、教えてくれました。
感謝。
投稿元:
レビューを見る
出会えてよかった、大好き過ぎるシリーズ。
直向きなお澪ちゃんはじめ、全てのキャラクターが生きている。江戸の暮らしも料理も描写が丁寧で、すぐにお澪ちゃんの世界に連れていかれてしまう。
最終巻を読むときは、早く読みたいけど読み終わりたくなくて何とも言えない気持ちでした。最終巻読み終わって、また1巻から読んだ。
何度も楽しめる本。また読み返したい。
この本がきっかけで、髙田郁さんの本にはまって全作品を読みました。
投稿元:
レビューを見る
図書館で何回も借りて読み直すシリーズ。初巻から散りばめられた伏線の繋がりに涙、秀逸過ぎます。素直で一生懸命で、芯があり、目指すものあり…こうありたいと思う女性像です。誰にでもあるだろう叶わぬ淡い恋が、物語を引き立たせます。