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まだ映画というものができて間もないころ、アリス・ギイは世界初の女性映画監督として活躍しました。映像に色や音をつけたのも、映画のために物語を書いたのもアリスが最初だったのです。それでも、女性であるために、その功績は忘れ去られてしまいました。好奇心旺盛で行動力のあるアリスの魅力がたっぷりつまった伝記絵本です。
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世界初の女性映画監督は、映画にストーリーを与え、色をつけ、声を与え、特殊効果も考え出しました。
「男性社会」に、いなかったことにされていた女性監督。
ドラマチックな伝記絵本です。
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アリス・ギイ=ブラシェ、というフランス人の女性をご存知ですか?
世界初の女性映画監督で、映画が誕生したばかりの時代に活躍した女性。
映画の父と言われるリュミエール兄弟が世界初の『映画』を上映していたまさにその歴史的瞬間に立ち会ったアリス。
彼女がのちに無声映画に音声をつけ、色を付け、物語をこしらえ、今、わたしたちが楽しんでいる『映画』の原型を作ったのだそうだ。(映画史の研究者の中には、リュミエール兄弟、あるいはジョルジュ・メリエスが先だったとする人もいる)
アリスの自伝『私は銀幕のアリス』を参考にして日本語版を制作した伝記絵本。
総数700本を超える映画の数々。
それだけの物語を作るエネルギーのある人は、やはり並大抵の人ではない。
のちに映画会社となるゴーモンというカメラ制作会社の秘書の面接では「これは重要な仕事でしてね。あなたは少々若すぎるんじゃありませんかな?」という担当者に対し、「あら、ムッシュ。若いのは、いまだけのことですわ!」と、機知に富んだ受け答えで、職を得る場面は痛快。
『映画』を面白くするためなら、海賊船を爆破したり(模型かな?)トラのケージに入ったりと危険を厭わない。
冒険心とユーモアを併せ持つアリスの活躍に胸が躍った。
そんな彼女も男性社会に長い間埋もれていた。
ひどいときは監督した作品が映画なんか作ったこともない男性の名前にクレジットされていたりもしたらしい。
それが‘フツウ’だったのかも知れないが、やるせない。
2012年の『新・女性映画祭』でアリスの映画を特集したことがあるそうだが、ぜひ、この目で観たかった!
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11449791
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息子8歳9ヶ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り)
その他
映画を初めてとった人は誰か、なんて考えたことはありませんでした。
女性だったんですね。