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なるほど!と感じれる部分が少ない。
それはこの本が著者が自ら書いたものではなく、日本人の聞き手の質問に対するヴォーゲル氏の回答をまとめる形式で編纂された本だからかもしれない。
一つのまとまったメッセージになっているように感じないのだ。
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エズラヴォーゲルに加藤嘉一が聞いたロングトークをまとめたもの。
ヴォーゲルは流石にリベラルでベトナム以来の米国の戦争に反対、目下習近平の人民中国が向かいつつある米中対立にも反対、日本にも人民中国にも厳しいことはあまり言わないのは研究活動に差し障るからか。パンダハガーというよりは全方位にリベラルであるように見えた。
日本の政治家評を見るとかなり急所を突いているように思うので、米中の政治家評も同じレベルで信頼できるなら面白い。
次は鄧小平評伝を読んでみよう。
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習近平は文化大革命の時代に中国国内で育った。あの時代には組織も計画もなく、闘争しかなかった。したがって習近平の経歴には争いの要素が多く締めている。争うことの経験が豊富過ぎる。
世界の知識会をリードしていけるのはアメリカだけ。
中国人には日中関係がうまくいかない根本的原因はアメリカにあるという疑念が根深くある。米国が裏でアジアの大国である日中両国の関係がうまくいきすぎず、近づかないように手を引いて理宇という陰謀論を中国人は持っている。