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2019/12/03 読了。
図書館から。
読みたかったので読めてよかったー。
面白かったです。
最初は先生の立場から一緒に本の世界観に
入っていく感じだったんですが、
最後にはもう翡翠さんの立場に…!
続くのなら、真ちゃんの話も気になるなー。
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【すべては伏線】なるほどね。納得。
点数は厳しめにしてしまったけど(3.5(4に近い))
理由は
・期待値が高過ぎた(帯や賞獲得など)
・途中、入り込めない感があった
でも、最終話では、引き込まれたし、えっ?えっ?
と驚かされた。それも2度。最終話の前、第何話かな?途中から、連続殺人の犯人は多分そうだろう、と思うものの、だとしても、まさか翡翠が!
そして、エピローグで、また驚く。翡翠はきっと『本物』で、そして『乙女』なんじゃないか、と。
香月は、結局、『見定める』ことが出来ていなかったわけだけど、翡翠の中にあるものは感じ取れていたんだね....
『わたしたちは、自分たちの日常の中で、なにを考えるべきなのか、なにを不思議がるべきなのか、自分自身の目で見定めなくてはならないんです』
ああ、耳が痛い。本当に私達は(あれ、私だけなのかな)自分の目で見て、考え判断することが減っていて、すぐに多数派や自分に耳障りの良いことに流されるな。
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いわゆる探偵と助手が難問を解決していく推理小説。
直感で犯人が判明するも、その外枠を論理的に埋めていかなければいけないというのは面白い。
しかし、翡翠さんがあざとい。好色編集安里さんくらいあざとい。
可愛いなぁと思っていても「アマガミ」の綾辻司タイプだからな!気をつけろ!
続編出せるのかなぁ…
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レビュー通りと言えばそうなんだが後半の豹変ぶりは違和感を覚えた。
解決した事件の謎解きをするシーンは少し飽きてしまった。
翡翠の自分に魅力を感じない男はいない等の表現はそこまで強く描かなくてもと感じた。折角の才能が半減かなと。
読み手にそう感じさせるところがこの作家の凄いところなのかもしれない。
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「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇 第一位
「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第一位
「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー
三冠獲得もうなずけます。
推理作家香月史郎が霊媒の城塚翡翠と出逢い、霊視と論理を組み合わせながら、難事件を解決していきます。
その裏では、決して姿を見せない連続殺人鬼が見え隠れします。
まったく証拠を残さない殺人鬼の捜査に取り掛かろうとしたとき、魔手は密かに霊媒である城塚翡翠を狙っていきます。
全てが伏線で、結末は大どんでん返し。
伏線を見事に収束させていきます。
久々に読んだ、変格でもあり本格でもあるミステリです。
超お勧めです。
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ああすげえやこの作品。
ここではネタバレしたくないので、書きませんが凄いし、相澤沙呼見直した。今まで苦手だったけど。
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【翡翠ちゃんカワイイ!】
だけじゃない!特殊設定ミステリと思わせて、、、これ以上は言えないっ!
なぜなら、「すべてが伏線ー」の惹句に偽りなしだから!!
初版を持っているのだけど、P233の2行目、間違ってない?
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うーん、評価が難しい。
ただ帯は大げさかな。あんなにいろんな作家さんが褒め称えるほどのものとは思えない。
なるほど、そう来たかとは思ったけど大絶賛という感じではなかったかなー。
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時々警察に協力して事件を解決していた推理作家の香月は、大学の後輩の相談に付き合う形で霊媒師の翡翠と出会う。その後起きた事件の真相を翡翠がその能力で見抜くがそれだけでは証拠にはならない為それを軸として香月がその推理力で警察も納得するよう証明する。これがきっかけで二人がコンビとなって事件を次々解決していくが同時期に起きていた連続殺人事件の犯人が次の獲物を翡翠に定める…。ぼんやりした霊視の結果を香月が証明するのがこじつけなんだけど過程は丁寧で見事。だが最終章になってからの怒涛の振り返りがさらに凄くて圧倒される。ここまで細かい所拾う?一つの出来事から違う絵が見えてくるのが感動。翡翠の性格は後半が素に近いんだろうけどそれを踏まえるとラストは切ない。見事な本格!
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超美少女で世間知らずで、しかも特殊能力を持つ翡翠さんがミステリー作家の香月さんと不可解殺人事件を解いてゆく。ありがちな題材を相沢氏のスパイスをきかせ…
でも、ビックリさせようというあざとさがついつい…
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最終章のどんでん返しっぷりが凄い。
そして、何を書いてもネタバレになってしまう…
ひっくり返されるとか、その程度の次元の問題でなく、
「作品そのものの認識がまるっと変えられる」
という感じだろうか。
「本年度NO.1ミステリ」の謳い文句、納得。
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連作短編だな、、と思いつつ、最後にやられた!という感じ。伏線が全て回収できているかは、分かりづらい。
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これほど続きが読みたくてしょうがない!と思った本は久しぶりだった。
推理小説はただ探偵が事件を解決するのを眺めるように読んでいたけれど、この本を読んで、自分も推理しながらじっくり読むのが、推理小説の本当の楽しみ方なのかなと思った。結局時間がとれずにやっていないが、一つひとつの事件を丁寧に推理しながら、また読み返したい。
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p.233の2行目。
それはともかく(笑)、霊媒探偵ってタイトルみた瞬間、絶対読まないなと思っていたのが偶然手にしており。
読み始め、やっぱり合わないなぁと思ったはずが、普段よりちょっと忙しかったせいか読み進んでしまい。
あえて失敗する前フリで魅せるマジック、
多分今年の読み納めになると思うけど、
充分楽しませて頂きました(^^)
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medium 霊探偵城塚翡翠
著作者:相沢沙呼
講談社
2009年に「午前零時のサンドリヨン」で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698