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去年めっちゃSNS辞めたかった時に発売されてすぐに買った本。
当時はなに言われても「でも私、今の生き甲斐は月9のシャーロック見ながらツイッターで実況してみんなで感想を語り合うことなの……!」と思って半分くらい読んで放置してたけど、なんかコロナでまたSNS疲れて読み始めたら結構刺さった。
スマホからツイッター消したら楽になった
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注意計算という言葉を本書で初めて知った。
我々は本当にスマホを利用しているのか、それとも
スマホに利用されているのか。
一度熟考する必要がある。
本書を読んでから、とりあえずスマホの通知を全てオフにした。
目の前の事柄の邪魔をされない為に。
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不用意にアプリを見ることを辞めた
トイレに行くたびに携帯を持っていき意味もなく、Instagramを開く
何かあればyoutubeで面白いものがないか探す
ご飯中はNetflixでアニメを身あさる
どれもデジタルに侵されていて、情報許容量のキャパオーバーとなっていた
そうすることで少し心に余裕が生まれた気がする
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テック界の「こんまり」として話題のコンピューター科学者が、多くの人が抱えるデジタル依存やスマホとの向き合い方の現状を解説し、自分の人生において大切な"時間"の使い方を見直せる本。
最初はタイトルからライフハック的な内容なのかと思っていたが、全くそうではなく、自分の時間を無駄に浪費させていたものの正体から回避方法まで詳しく解説されていた。
読みながら、改めてスマホの使い方を考える必要があると思った。
"注意経済"の規模は恐ろしい、、、、。
ネットサーフィンに時間をかけるのではなく、その分を質の高い趣味にあてる方が人生をより豊かにできる。
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もっと抜本的なことが書いてあるのかと思ったがどれも半ばやったことあることだった。だが、それでも依存癖が抜けないのは、やはりやり方に問題があったのだろう。目的を持ってデジタルと付き合う。ここをもっと思考せねばならない。
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日本語版のサブタイトルがいまいちイケてないですが,原題のサブタイトルは "Choosing a Focused Life in a Noisy World".集中の話ではあるんだけど,ライフ,人生をよりよく生きるにはにつながる話であって,(デジタル・コンマリ的)小手先のテクニックの話ではありません.と文中で著者もいっています.
CS(Computer Science)の教授らしい,アメリカ東海岸のアイビーリーガー的本だなと思いました.
個人的なオススメは第6章の「趣味を取り戻そう」です.アフターコロナのこの時代.いっそうデジタル化が生活を侵食するこの Noisy World で,自分の生活を見直したい IT ユーザに示唆を与えてくれると思います.
この6章は育児書というか,教育哲学というか,子を持つ親の立場で,こどものデジタルとの接し方や使い方を考えるヒントも与えてくれるものだと思いました.
なんかマジメな感想になってしまった.良書です.
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"テック界の「こんまり」"というキャッチにひかれて読んだけど、単純なTipsじゃなくて哲学があっておもしろかった。今年はだらだらスマホ時間を減らして、本を読むんだ...!
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スマホに操られていないか、SNSやネットでのインフルエンサーなどに自分の人生の舵をとらせるのはもうやめよう。そのかわりにリアルな活動や交流をスケジューリングして置き換えよう。という本。
37歳の大学卒業後mixi全盛期、Twitter、Facebookとともに社会人前半戦を過ごしてきた私、リアルに子供が三人いて、これから中間管理職まっただなか、これから活かすべきもの捨てるものがハッキリしました。時間管理含めて自分の時間を取り戻そうと思ってる人は一読の価値あり。
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まぁ、おっしゃるとおり。「便利な」ツールを捨て、「必須」のものだけにすれば自由な時間が大幅に増えるのは頭ではわかっているのだけど、断捨離と同様、一歩踏み出すふんぎりがつかない
・SNSは間欠強化と承認欲求によりユーザーの依存性を高めている。
・私たちの旧石器時代人の脳は、新着メールを放置するのは焚き火を囲んでいるとき脇腹をつついて自分の注意を引こうとしている部族の仲間を無視するのと同じ、命を脅かしかねないエチケット違反であると認識するからだ。
・われわれは、世の中の大多数の人がとくに何も考えずに採用しているマキシマリスト的な哲学、すなわち、新しいテクノロジーが目にとまったとき、それにほんのわずかでもメリットがありそうならとりあえず使ってみようという姿勢でテクノロジーに臨むけれど、著者によるデジタルミニマリストの定義は下記の通り
デジタル・ミニマリズム
自分が重きを置いていることがらにプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、ほかのものは惜しまず手放すようなテクノロジー利用の哲学。
・ツイッターで流れてくる速報を追っていると大量の情報を手に入れたような気にはなるが、彼の経験からいえば、翌朝まで待って《ワシントン・ポスト》紙の記事に目を通すほうが同じニュースについてはるかによく理解できる
・私たちはこの行動にすっかり慣れているため、これが基本的には近年台頭してきたデジタル・アテンション・エコノミーによって作られたものであることを忘れがちだ。アテンション・エコノミー企業は、あなたの毎日のチェックの儀式をとりわけ歓迎する。なぜなら、巡回の途中であなたが自社のサイトやサービスを通り過ぎるたび、銀行口座の残高がまた少し増えるからだ。一日に一〇サイトを一〇回訪問すれば、彼らの懐はぬくもるが、あなたはというと、一日に一度だけ良質なサイトを訪問した場合に比べて世事に通じるというわけではない。つまりこの行動は、ますます密に接続されていく時代に対する自然な反応ではなく、強大な経済的圧力によって強化された、彼らにとって実入りのよい条件反射の行為にすぎないのだ。
・孤独とは、他者から生まれた情報に反応せずにやり過ごし、自分の思考と体験にのみ集中することだ
iPodはどこででも見かけるものにはなっていたが、それでもイヤフォンを耳に押しこむ手間が惜しい場面(例:面談に呼ばれるまでのちょっとした空き時間)や、無作法に当たりそうな場面(例:教会の礼拝中にスローな賛美歌に退屈する時間)もまだ存在していた。しかしスマートフォンは、残っていた孤独の最後のひとかけらまで追放するテクノロジーを提供した──〝チラ見〟だ。少しでも退屈しかけたら、たくさんあるアプリや携帯電話対応ウェブサイトをこっそりのぞくことができる。それは他人の思考を即座に提供して退屈を紛らわすことに特化している。
内省よりコミュニケーションを優先する姿勢は深刻な問題につながる。一つには、孤独を避ければ、孤独がもたらすプラ���の効果を逃すことになる──困難な問題を明らかにする力、情緒を安定させる力、信念を貫く勇気、他者との関係を強める力だ。つまり、孤独が欠乏した状態が慢性的に続くと、生活の質は低下する。
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◇本書を読んだ理由
この数年、仕事中やネットフリックスで映画を見てる最中や友人との会話中など、何をしていてもスマホが気になってしまっています。
注意が散漫になることで、本来出せるはずのパフォーマンスも出せず、効率の悪さを感じていました。
特に在宅勤務となってからは、スマホをいじっている時間が激増し、重度のスマホ依存に気がついたので本書に手を伸ばしてみました。
◇感想
本当に伝えたいであろう大事な部分は少なく、後は自分の生活に当てはめられない極端な演習や、外国の歴史などに沿った例などが多い構成で読み飛ばして良い部分が多い。全部読むのは娯楽&自己満として、一度だけで良いと思います。
しかし、その本当に伝えたいであろう大事な部分がとても価値のあるものだと感じました。たったの数ページの1文だけでも価格以上に自分の人生を変える大きなキッカケに出来そうなので読んで良かったです。
◇インプットしたい部分
・デジタル依存の正体とは
テクノロジーに注意を奪われ、主体性を失っている状態。酒やタバコやドラッグなどに比べたら依存度は低いので、辞めたからといって禁断症状などは少ない。
・テック企業のビジネスプラン
スマホ利用者の注意を奪い、長時間の閲覧をするように設計されている
・どのような手段でそれを実現させたか
1 間欠の強化
人間は、予期しないタイミングだ刺激を与えられることによって報酬系の脳内物質ドーパミンが多く出るように出来ている。
スマホ利用に当てはめると、SNSでいいねの数がたくさんもらえる投稿や、検索でたくさんのクズページにまみれた良記事を見つけた時に快楽を司るドーパミンが出る。
⭐︎投稿や検索は1回するごとにギャンブルをしているような構造となっている。
2 承認欲求
人間は本能的に社会性を持つ生き物なので、「他人からどう思われているか」を意識せずにはいられない。その本能をテクノロジーで巧みに乗っ取ることを考えている。個人の主観ですが、迷惑系のYouTuberやくそパクツイやくそリプラーなどは、承認欲求が刺激され過ぎて壊れてしまっている状態に思えます。
◇デジタルミニマリズムとは
最適化した方法でテクノロジーを生活に取り入れ、他の不必要なテクノロジーは捨てることで人生を良くするための哲学。
デジタル依存を抜け出すためには、小手先のライフハックだねだと根本的な原因の解決は難しい、そのため利用のための哲学が必要となる。
⭐︎スマホ利用を減らすことで小さなチャンスを逃すことよりも、確実に人生が良くなるための大きなメリットを取りにいく。
◇デジタル片付け
断食のように、30日間スマホからSNSなどを削除したあとで、デジタルミニマリズムの観点から再度インストールするものを選んで利用するといった紹介されています。
ほか、孤独=他人のアウトプットに触れていない時間
6章の趣味を取り戻そうなどが面白かった。
注意経済という単語も初めて聞きましたが、新しい判断の基��として積極的に取り入れたい。
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コロナ渦にある自分の生活を振り返った時にスマホをはじめとする媒体に多くの時間を消費していることを自覚ししました。
そこでデジタルデトックスを達成するために必要な気づきを得ることを目標に読書を開始しました。
①テクノロジーを完全に排除しようとしないこと
②排除することで生まれた時間に何をするかをあらかじめ決めておくこと
③意識を細切れにしようとするスマホではなく、パソコンに向き合い意識的にまとまった時間をとること
④”孤独”(本書では自分の思考が他社の思考のインプットから切り離された意識の状態と定義)状態を恐れないこと
上記四点が生活を豊かにするデジタル媒体との上手な付き合い方のコツだと感じました。本書ではFacebookやTwitterが注意や関心を奪うサービスであることを再認識させてくれ、漫然と技術を受け入れるのではなく「意図と目的」を持って利用することを思い出させてくれました。
自分たちが何を求めてスマホを持っているのか考えさせてくれるので、スマホが身近にある人に一度は手に取ってほしい一冊です。
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ミニマリストという言葉が好きで惹かれて読んだ。
というだけだったが、非常に良かった。
本書の目的はデジタルを排除することではなく
充実したリアルな生活を送ること。
逆に、充実したリアルがあればSNSを眺める時間の退屈さに気づくだろうということで
無駄なスマホ時間から離れる方法、充実したリアルな生活とは何か、スマホに使われるのではなく使う方法を提案している。
デジタルツールの生まれた歴史から
人間の脳や行動の特性、孤独の重要性、
Facebookをはじめとする企業の裏の狙い、
加えてたくさんの研究結果も活用していて
多角的な視点で興味深い内容が充実。
特に素晴らしいと感じた点は、既に実験を行っているところ。本書を読み、さぁデジタルミニマリストになるぞと思い立ったとき、どのように実践すれば良いのか、ぶつかる壁、禁断症状がどのくらい続くのか、それを超えた先に何が待っているのか。そこまで教えてくれているので行動に移しやすいしモチベーションも維持することができる。
とにかく、デジタルを片付けろで終わっていないところが本書の良いところ。
★気付き・驚き
・洋服や家など自分の生活に関連するものを選ぶ時はよく吟味するのに、なぜFacebookやInstagramなどのアプリは特に考えもせずダウンロードしてしまうのか。気づけば1日に何時間もそれを眺める=自分の時間を失うことになるのに。
・スマートフォン(特にSNS)はポケットに入ったスロットマシン。ランダムにつく「いいね」を確認せずにはいられない。ドーパミンを利用。
・Facebookをはじめとするアプリ開発者の狙いはどれだけユーザーの時間や注意関心を最大限に奪えるか。
・生まれた頃からスマホが世の中で使われていた「i世代」、1995年生まれ以降不安障害が急増。SNSを使えば使うほど一時的な幸福感は得られる一方で不安感も増えていく。加えてSNSで得られる幸福感は非常に小さい。100回のいいねより1回会うことの大切さ。
・外部からのインプットがない孤独時間の重要性
★読了後のSNS
元々SNSに疲れを感じていた。
InstagramやTwitterは既に退会していたが、
Facebookに関しては繋がりが多く踏ん切りがつかずにいた。
本書と出会いデメリットの方が多いと感じ退会することができた。
今はLINEのみ。
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スマホに依存気味の生活に危機感を感じ、使用時間を減らすために参考になる方法を知りたかった。
・孤独の時間を大切にする。
・趣味に積極的に時間を使う。
実践できそうなところから少しずつ実践していきたい。
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時間の使い方を考える。
有害なデジタル習慣を淘汰する前に、先に質の高い余暇活動を取り入れるのが、デジタルミニマリズムの成功の秘訣。
①受け身の消費よりも体を動かす活動を優先する。手仕事をする。週に1つ何かを作るか修理する。 余暇の活動計画を立てる。
②質の低い余暇活動をスケジューリングする。必ずしも必須ではないテクノロジーを、いつ、どのように利用するかを具体的に定めておく。
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最新のデジタルツールは、我々の時間・注意をひくように巧妙に設計されており、行為依存を促していることを指摘。主体的なデジタルライフを取り戻すために、ツールを意識的に取捨選択することを、具体的な方法も含め解説してくれます。
私個人の趣味趣向に合っててよかった。インストールするアプリを減らすなど、気づいたら既に自分で取り組んでいることもあった。