紙の本
生き方について考えさせられた
2015/08/14 22:50
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投稿者:なぎさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上,下巻合わせての感想を述べます.それぞれ特徴的な登場人物がいます.個々それぞれが生きる目標を明確に文の中で記されているため,人物の言動や思想を論理的に理解できる物語です.ですので,作品中には,かっこいい生き方,そうとは言えない生き方をする人が出てきますが,それぞれ違った生き方をしていて躍動感がある作品でもありました.
紙の本
人生とは? 若い方におすすめ
2020/04/15 10:24
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投稿者:たろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKのドラマをしてたので文庫を詠みました。人は環境で良い人にも悪い人にもなるのかなと思いました。心に残る場面はいくつもありますが、コゼットを搾取していた夫婦の娘が身代わりに撃たれてしまい最後に想いを告げる場面が切なく悲しいです。
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150年の時を越えて、今この前書きを読む時、果たして人間は何のために文明や科学を発達させてきたのかと思う。比較的豊かである日本でさえ、貧しい男が落ちぶれ、飢えにより女が身をくずし、子どもが肉体的にも精神的にも暗い環境でのびのびと成長できない、という状況が至る所で起こっている。それも、非常に見えにくい形で。見ようとしないかぎり、落ちぶれた男も、身を持ち崩した女も、のびのびと成長できない子どもも、それは本人やその家族のせいにされているように思う。
ネット情報が溢れかえり、こんなに情報が簡単に手に入るような気がする現代において、実は本当に知りたいこと、知るべきことは、知ろうとしないかぎり何も見えてこない。悲しいことであるが、今の時代もまだ、この作品の価値は失われていない。
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映画などでおおまかな話の流れは知っているけれど、原作は読んだ事が無かった。
そこで新訳版が出版されたので読んでみた。
今まで出ていた翻訳版は数巻になっているのに、これは上・下巻というのが気になったけど、下巻末の説明を読んで納得。
まだ上巻を読みおえただけで、途中だけれど映画などでは語られていない数々のエピソードもいい。
下巻も楽しみ!
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レ・ミゼラブル(映画)を観た当日に購入。それまで既存の文庫をパラッと見はしたけども、その時の印象より、格段に読みやすい。
実はこれ、棚に並んでたのを偶然手にしたのだけど、その時は発売されて数日のとびきり新訳版! なんという幸運。あとがきによれば、ユゴー独特の長々しい説明や、ストーリーからそれていく展開を含めて再編集された、英語版の翻訳だそう。
おかげで文学にしてはスムーズに読み進められ、イメージするのを妨げられない。映画よりも不幸感は少く、ドラマティックというよりは淡々と描写されてると思う。
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映画観賞後になってしまいましたが、読了。本書では、縮尺版となっており、オリジナル版と比べても半分くらいのボリュームでコンパクト。下巻の訳者の解説にも載っているが、オリジナルは歴史的な描写、人物の描写など大まかなストーリー軸からはみ出した箇所多く、それが読者を混乱させてしまう部分でもあるということ。それを除いたもの、すなわち、レ・ミゼラブルのストーリーを楽しむためのバージョンを訳したのが本書ということ。
私自身、オリジナル版の訳本に手を出したが、挫折してしまい、本書を手に取りました。
本書は非常に読みやすい、かつ、わかりやすいため、最後まで読むことができました。
とはいえ、ストーリーは非常に深く、大作を読み切った読後感があります。
ジャン・ヴァルジャンという男が妹のために、パンを盗んだことにより物語が始まる。
登場人物が非常に魅力的であり、メッセージ性は強い娯楽小説を読んでいるかのように頭の中に物語が進んでいった。
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映画を観てから読んだからか、理解しやすいし情景が浮かぶ。こういう名作は読んでおいたほうがいいね。新訳に手を出したけど、新潮文庫の5巻まであるのも読みたいなあ…いつか。
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何度か原作チャレンジしたんだけど、新潮文庫のやつ読みづらい読みづらい、で、いつも挫折。ただ映画を先日観て、それがあまりにも素晴らしかったからこれはやはり原作を読まなくてはと思い調べると新訳、さらに抄訳、さらにさらに評判もいいこちらが出ていたので手に取りました。
うん、評判通りとにかく読みやすい。外国文学をあまり好まないのですが読みやすいです。まぁ映画を先に観ていることも関係すると思うけれど。
マリウスがストーカーのようになって終わる上巻。やっぱり名作だなーとしみじみ。
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新潮文庫と比べるとどれだけ省略してしまったんだ、という感じ。若干ものたりない感はあるが、とてもよみやすく内容はつかみやすい。
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953.6 ユ(1) 登録番号10416
文庫版の買い替え。
(河出書房の『世界文学全集』内にもあり。(登録番号1819~1822書庫))
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深いですね。
人生観変わります。
時代によって変わりゆくもの、普遍のもの、いっぱいあります。
そんな激動の時代の中で生きる人の心を感じさせてくれます。
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映画の印象がとても強くあったこともあって、あまり身近でない洋書もスラスラ読めた気がする。この世界観はとても好き。
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数年前の映画を観て、とても良かったので原作に挑戦。海外小説の翻訳版は苦手なものが多いけど、これは読みやすかった。
心を入れ換えることのできる人、できない人の違いはどこにあるんだろう?
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上・下巻。
現在連載中のレ・ミゼラブルの漫画を読んでど~しても続きが気になり、2012年に公開してた映画のDVDを観てから本にも挑みました。
映画で分かりにくかった部分や説明されなかった場面がわかってようやくスッキリできました。
子供を預けた経緯とか市長になった経緯だとか、逃亡生活中とかの様子もわかりますし、ジャン・ヴァルジャンの痛いくらいの葛藤とかすごかったです。
コンパクト版でも十分満足できるボリュームでしたよ。
これ以上難しくて長いとちょっと読むの無理かも…そういう意味でも丁度いい感じかな?
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高校生の頃に初めてDVDを観て以来ハマり、2012年の映画も観に行きました。
原作も気になっていたのですが、どこがで見つけた別の出版社の文庫は長くて読みにくくて…挫折。。。
それに比べこちらはとてと読みやすいです。
海外ものは苦手だしさらに古いものだし、と思い覚悟してたんですけどね。
マリウスの話が詳しく書かれていました。
続けて下巻へ。