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コミックの原作のノベライズで(ややこしい)、2013年に映画もなってたとか、全然知りませんでしたわ。
映画の宣伝をネットでみたけど「ツインテールじゃないじゃんっっ!!」と思わず叫ぶ。だって、そこ大事でしょ!!
変態男が監禁しているツインテールのゴスロリ女子。彼女の秘密と彼女が解いていく謎。
決行ヘビーなところもあるけど、設定からしてぶっとんでるし謎解きも面白くて、これは買い。
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全3話の連作短編集。インパクトのあるタイトルだが、監禁されている主人公が探偵の働きをするのは第1話のみで、第2話は動けないけど監禁じゃないし、第3話は監禁してても探偵の役をしていない。
読み終わると、そういう構成も作者の狙いだと分かるが、もうちょっと監禁に拘って欲しかったな。私は監禁マニアじゃないけど(^-^)。
内容的にも第1話がフーダニットでまあまあだったが、第2話では謎が残ったままで消化不良。看護師が目撃した幽霊って結局は何だったのだろう?
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男二人の考察は、幕間のアカネの様子だとハズレだけどだから真実が気になる。二部に登場するキャラクターたちが好みだった。殺害された看護師、アカネが気になってしまっている描写がなんか良かった。どんな魅力的な女性なのか想像してしまう。それと神の手の医師、ステキ!って思ってたからびっくりした。色々と驚かせてくれておもしろい作品でした
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(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)結構面白かった。主キャラは3人だけなのだけど、それぞれが、主人公の「アカネ」と絡み合って、最終章では復讐殺人までに展開するというお話。中でも、「アカネ」の推理感は素晴らしく、「山根亮太」「宮本伸一」との絡みも面白い。山根は殺人容疑から救われるし、宮本は病院内の悪を一掃できるしで、お互い「アカネ」に助けられた恩返しが、最終章につながるという寸法だ。彼女のキャラがロリータファッションというのも面白い。それでいてしたたかで得体のしれない雰囲気に興味をそそられてしまう。
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ツインテールでロリータ服を着た可愛い女の子アカネが事件を解決していく話です。
毎回誘拐、監禁され、事件に巻き込まれるのですが、安楽椅子探偵の如く持ち前の頭の良さで推理し犯人に罠をかけます。
どんでん返し要素もあり、アカネの素性にも謎な魅力があり、面白かったです。
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表紙だけ見ると趣味を疑われてしまうような、ちょっと借りにくい買いにくい本だが、中身は違っていてなかなか面白かった。
とは言え、タイトルと物語の設定とは微妙に違う。
『監禁探偵』というものの、第一話では監禁されに行く探偵? って感じだし、第二話では轢き逃げ事故で記憶喪失してしまった探偵という感じ。
いずれもアカネなる謎のロリータファッション少女が事件の謎解きをするのだが、彼女の年齢は表紙絵ほど幼くはなく、十七、八歳といったところ。
第一話では様々なきっかけが重なった末、思いがけずアカネなる謎の少女を部屋に閉じ込めてしまった青年・亮太が、それまで夜な夜な覗いていた向いのマンションに住む美女の部屋に、これまた様々なきっかけが重なって忍び込んだところ、当の美女の刺殺体を発見してしまう。
だが警察に通報するわけにはいかない。何故なら亮太は美女の下着を盗むために様々な場所を触っているし、部屋には少女を監禁しているし。
しかしここからアカネが思いがけず、亮太の救いの女神となるのだ。
安楽椅子探偵よろしく謎解きのヒントを出したり一緒に聴き込みしたり、果ては犯人を罠に掛けるアイデアまで、なかなかの活躍だ。
アカネの思いもよらない頭の回転の良さや度胸や、事件の展開など、なかなか面白い。
そして片付いた後、アカネはどこかへ消えていく。
第二話はアカネが入院している病院内の事件の謎解きをするのだが、気になるのは記憶喪失で怪我も酷いのに妙に落ち着きがあり、何故か事件の真相究明に積極的なこと。
その訳は後々分かるのだが、その事は何故アカネがこの街に来たのか、どんな秘密を抱えているのか、さらなる謎を呼ぶ。
そして第三話は時折挟まれるアカネの現状から見るにやっとタイトル通りの監禁された探偵っぽくなるのだが、それはそれで不安になる。
第一話の亮太、第二話の伸一がコンビとなってアカネの行方を追うと共にアカネの過去にも迫っていく。
それが何なのか、アカネはどうなるのか、ということは勿論気になるが、我孫子さんの真骨頂はそこではない。
アカネは二人に簡単に暴かれるほど簡単な人間ではないのだ。掴み所がない、亮太の台詞を借りれば『繋ぎ止められない』、実にミステリアスな存在なのだ。
結局彼女は何者なのか、探偵なのか犯罪者なのか。何をしてきてどこへ行くのか。その行き着いた先でも事件に遭遇し解決するのか。
そういう意味では『監禁探偵』ではなく『放浪探偵』かも。
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題名を見ると面白そうだったが、、、。
話が全体的に今一つで、こじつけ感が強い。
殺人の動機とかも今一つはっきりしない。
最後も結局どうかぼんやりしたまま。
全体的に残念。
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図書館で偶然手にとった本。
それなりにおもしろいが、タイトルや表紙のイメージと差があって、少し残念。後半になるほど、しりすぼみという感じ。
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字を追っている時はそれなりに引き込まれるんだけど読み終わって思い返してみると内容もコンセプトも色々無理があると感じた。
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向かいの女性を密かに盗撮していた山根亮太。ある日下着を盗む機会があって部屋に忍びこんだら女性の死体を発見。警察に通報しようにも自宅にはナンパについてきた少女を監禁している状態で…。どんな猟奇展開になるのかと(期待)思ったら監禁された少女、アカネが亮太を振り回しながら安楽椅子状態で事件を解決。平和でした。次はアカネが事故で入院した病院で医師の宮本伸一と病院の幽霊と轢き逃げの謎を解く。どちらも謎としてはシンプルだけど弱いかなあ。最後は失踪したアカネを山根と宮本で見つけ出す話だけど展開や最後のアカネの正体とかにもやもやが残る。纏まってはいるのに勿体無い。
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3章からなる連作短編集だが、これを連作にするのは無理がある。パズルのピース一つ一つが合わないのに無理矢理一枚の絵にしてみました、といった印象が強い。
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軽い感じの運びで一気読みでした。第3章からなる作品で最初の二つは監禁されたまま殺人事件を解決したり安楽椅子探偵といった感じ。囚われた美少女の謎を含んだままの終わり方だけどそれはそれで余韻を残して良かった。