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2023/11/19 15:54
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投稿者:うさぎのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同期は三部作のようで続けて読みました。前回登場した女性刑事大石が潜入捜査に入り姿をくらませます。殺人事件に関与しているようで被疑者となりました。私は読んでいないのですが別作品の刑事たちが出ているようで、そちらのシリーズファンには嬉しい展開になっているのでは(私は読んでいないため「なんでこの刑事こんな行動するんだろう?」と分からない部分もありました)蘇我は前回同様今回も登場していて、ここまで来ると蘇我の「表向きは警察をやめた公安の隠密捜査官」というレア感が薄まってきた感じです。前回は蘇我をあまり出さず大石だけに焦点を当てて今回蘇我を出して大団円の方がよかったかな~。個人的に第一作目が何もわからない状態なので一番面白かったと思います。
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警視庁捜査一課刑事宇田川の同期、特殊犯捜査係女刑事大石が「しばらく会えなくなる」と言い、消息を絶った。かつて公安にいた同期蘇我と同じように。同期二人の失踪に心を痛めるなか、臨海地区で暴力団関係者と思われる刺殺体が見つかる。現場の防犯カメラ映像に残された同期だけにわかるメッセージとは?
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同期シリーズの完結編。
好きなシリーズだったので、完結してしまって残念。
また、臨海署の相楽が出てきてちょっとびっくり。笑
安定の面白さで、どう解決するのか最後まで解らずに楽しめた作品でした。
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これがシリーズ完結編ということらしいが、今野敏さんには是非ともこの同期シリーズを続けていただきたく思います。
隠蔽捜査が大好きで他のシリーズにもてをだしましたが、何しろ小気味良いテンポが好きなのかも知れない。
何故か主人公の宇田川巡査部長がなかのたいがさんに思えて仕方がないのは私だけ?
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同期シリーズ第3弾。
捜査一課刑事宇田川の同期で特殊犯捜査係の大石陽子が、潜入捜査に。
殺人事件が突発し、サルベージが困難となった彼女を救うべく宇田川は、同期で元公安の蘇我とともに、救出を図る。
サスペンスフルな展開だが、著者の作品の特徴からして、安心してみていられる。
救出よりも捜査を優先しようとする麻取の捜査官に、宇田川が啖呵を切る場面は、胸のすく痛快さ(「隠蔽捜査」の竜崎の言動と同様)。
第1弾第2弾をそれぞれ読んだのが8年前4年前のため、あらすじは忘却の彼方(笑)。これを機会に読み返してみるか。
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「同期」シリーズ、、、なんだけど、他のシリースでもお馴染みの田端課長とか、相楽係長とかも出てくるので、今野さんのこれも安心して読める要素かも。
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同期シリーズ完結作。
何としても同期を助けるという宇田川の同期愛と、その周りの人物の人情味の熱さが伝わる作品となっていた。
警察学校時代に決めていたサイン
最後に蘇我がスペイン料理屋に現れるシーン
同期同士が固い絆で繋がっていることが窺えた良い作品であった。
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今野先生お得意の一人称でウジウジして
居る間に本筋を閃く安定のパターン
ハンチョウシリーズの相良係長も応援の
為なのか何時も以上に手柄・平等を主張
その部下も相良の縮小コピー(笑)
同期シリーズ(読後感が良い)
ボンこと主人公の宇田川は、信じあえる
仲間=同期がいる
潜入捜査前の食事会から消えたため心配
しているところの殺人事件
証拠のビデオに同期が映って・・・
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同期シリーズの三作目にて完結編。
警察学校初任科で同期だった宇田川、蘇我、大石の三人。所属部署もそこで求められるスキルも業務内容も異なるが、今回は明確に一つの目的に向かって助け合う。本庁、所轄の組織対立に今回はまた違った組織が登場。
新たなキャラクターが登場したりと今後もシリーズとして続きそうな感じだが、一応完結らしい。
如何せん極秘であるべき蘇我の存在を知る人が多くなっちゃたらね。まあいつか続編を読めることを期待。読了後はスペイン料理が食べたくなる。
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同期シリーズの完結編。三人の絆の深さならではの展開に満足させられました。想定通りですが納得のラストでした。
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やはり宇田川の周りの人たちがいい人が多い。
今回は蘇我と大石の3人での信頼関係がより見えて面白かった。
しかし宇田川の閃きなどトントン拍子に進みすぎて安心感がありすぎた。
何かしらのハプニングすら望んでしまうほど。
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同期シリーズの三作目。
捜査一課宇田川は、相変わらず特徴があまりなく、ボンという呼び名通りな印象。
それが捜査の途中で、少しずつ何かを拾い上げて真実へと向かっていくので、個人的には後半から感情移入していける作品。
同期ならではの昔の思い出や、お互いを無条件に信頼できる絆のようなものがあって、事件解決となるのが良かった。
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同期シリーズ完結。最後は潜入捜査をする大石を救出すべく捜査一課長の特命で宇田川をはじめとしたいつものメンバーが奔走。捜査本部の本体とはなれ隠密的に活動するということで、読むほうも力が入るというか、ちょっと興奮しますね。選ばれしもの、秘密に活動、という2点が胸を熱くさせる、といったカンジでしょうか。
特命班の大石の潜入捜査は海外との麻薬取引に手を染めており、これを暴こうとしたもので厚労省の麻取が裏で糸を引く構図。そんなわけで本作は麻取との対立が生じますが、捜査本部は一課長をはじめ一枚岩になっており、なんとしても大石を救い出そうという気概が伝わってきます。幹部たちの男気がちょっぴり格好いいです。
また本作では臨海署に捜査本部ができる設定で、”あの”相楽係長も登場します。つまらないところでの競争意識は相変わらずでちょっとウザいんですが、最後の捕り物のシーンでいいところを見せるあたりが、なんとなく憎めないキャラですね。
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日野や相良とのやり取りをみると、こういうヒリヒリした感じってリアルだなぁと思う。
潜入捜査や特捜班とか、小説ならではの面白さの中に、こういうリアルな場面があると、単純な私は話の中にガッツリ引き込まれてしまった。
同期シリーズ最後と思うとちょっと寂しい。
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同期シリーズ完結編。
宇田川、蘇我、大石の同期だからわかるサインが解決の糸口に。
没入して一気読みしました。