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「少数民族を通し、自分達という自己を認識する。少数民族とは今を反映する鏡である。」
①少数民族にとっては実際に何が起こったのかよりも、人々が何を信じているかの方が格段に重要な世界に生きている。
②少数民族の孤立とは多面的で今も有効な現代のあり方の1つである。
③民族のアイデンティティを守り、誇りを持つために大切なものは自己認識である。少数民族にとっては部外者によって存在を定義されるわけではない。
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世界中には色々な民族がいて びっくりする
また逆に 民族を探しに行く 文明が あっていいものか本来あるべきものを壊してしまうのではないかと危惧する
我々にとっての常識な 当たり前のことではなく その民族固有の 伝承された どちらも両立できない これを感じる
民族の中には 迫害されているものもあり 国家に対立して 生き残っていくのは 大変なことだろう これらの文明を 民族を 我々は 次の世代に引き継ぐことができるのだろうか
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ジュンク堂で見かけてからずっとじっくり見たかった1冊。
独自の文化を保つ民族や、外の世界との接触を最小限にとどめる民族など、様々な少数民族の写真集。
独自の頭飾りや首輪、ビーズ飾り、また耳や唇に穴を開けプレートをはめ、拡張する女性たち、特権階級の末裔として誇り高い民族、粘土のような白い泥にまみれたマッドマンたち、顔やくちびるへの刺青、雌牛の頸動脈に投げ矢を打ち込み、ほとばしる赤い血を飲みタンパク源とする民族、儀式で身体に傷をつけ、盛り上がりケロイド状になったものを、誇りと一族への帰属を湿す大切なシンボルとする、非常に美しい容姿の民族など、、
それぞれが特徴的な生活様式や伝統、儀式を守っている。
読みながら驚きを隠せなかったが、どうかこのような少数民族が無くならずにこれからもずっと続く世の中であって欲しいと思いました。
ヨシダナギさんの写真展にも以前行きましたが、似ているようでそのスタンスは角度が違うのかな、というのが率直な感想。
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世界各地(インドや中国が多いかな)の山奥で独自の暮らしを守る少数民族の写真集。よく取材させてもらえたな、と思うものもちらほら。だんだんこういう独自の暮らしもグローバル化の波に飲まれて消えていくんだろうな…。
文明社会と隔絶されていた人たちのコミュニティに疫病が入り込むと、免疫が無いからあっという間に滅ぼされてしまう…なんていう話を聞くけど、この人たち、コロナ禍は大丈夫だったのかな…。
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世界には色んな風習や文化を持つ民族が多数存在し、私達が当たり前だと信じる日本文化も世界の文化の1つでしかないと気付かされる。
女性が唇や鼻や顔全体を改変する民族が複数登場するが、その起源は女性が誘拐、暴行されるのを防ぐ為わざと醜く改変する例が多く(現在では美意識に変わったものもあるが)、痛ましい歴史がそうさせたのだと思うと辛い。サリ民族の顔のペイントがファッショナブルで素敵だ。