庶民派オメガと皇帝アルファ みんなのレビュー

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

表紙にふらふら惹かれて読むことになった作品
一言で言うならば賑やかな作品だなぁって感じです。
この賑やかさを受け入れられるか否かってところでしょうか。

内容はタイトルのままで、
神託で皇妃候補になった下級貴族の子息であるオーリ（庶民派オメガ）
皇帝であるイユリのお話（アルファ）
内容や流れはまあ王道系なので
それほど目新しいものはないですが、
オーリの楽しく賑やかしい性格のままの話になっているのと
何か勢いを感じさせるものはありました。
ただWeb小説の勢いは感じましたが、
紙で読むと･･･ちょっと違うなと思ったり。
（良きにつけ悪きにつけ）
地の文がオーリの口調そのままな感じ（口語体）なので
個人的にはちょっと辟易した部分もあるのですけれど。
（特に地の文に～と感嘆符の多用が気になるところです）
あと、世界観（オメガはともかくアルファの男性もお妃候補になっていることとか）は
もう少し描いて欲しいかなぁって思うところです。

余談ですが
運命のツガイのツガイがカタカナなのも最初から最後まで気にかかった感じでした。

☆2.5

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投稿者：saya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

他の方も書かれてますが同じ表現が繰り返されるのと、あと受の主観でストーリーが展開されるのはいいとしてもひたすら砕けた(砕け過ぎかも)口語体でまとめて読むには疲れました。ストーリーを把握しにくいというかもう少し客観視が欲しい。話としては悪くはないと思うんですがもう少し練られた文章であって欲しいかな。章の分かれ目も、そこ？みたいなところでぶったぎられるというか。ここまで書きました、なので次の章に移りますみたいな印象を受ける。この小説としての切れ目がそこかと言われたら違う。
元がウェブ小説では難しいかもしれませんがまとめて商業ベースに乗せるなら文章として再構成して欲しい。電子書籍で読みましたがこれが紙媒体になるとさらにつらい。それくらいはやって欲しかったように思います。