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仕立屋が、商いの物語りは、女性時代小説家で、読んだ事があるのだが、、、、
手に取った本は、作者 和久田正明氏の本である。
「はぐれ十左暗剣殺」シリーズとは、うって変わって、、、の本である。
若き女大家 おはんの元へ、3人の仕立屋だと話す若者が、長屋に越してきた。
しかし、しかし、御広敷伊賀者の表の顔で、呉服屋の京屋の主人 又兵衛が、采配を振るう。
そんな京屋に 前の時代からの番頭 三木助が、野垂れ地しそうな格好で、泣きついて来る。
この人物の設定が、なんとも言えず、笑いを誘う。
そんな中、子供のかどわかし事件が、・・・・
5000両の身代金。
かどわかしも、少し、訳アリであり、子供を誘拐に当たって、友達の女の子が、身代わり。
その身代わりで、成果もあげ、前回の時の身代金も手にした岡っ引きが、、、、
お雪という女性も、、、、両親の仇を討つが為に、苦労して、仇も討ったのだが、、、、町民は、敵討ちでも、殺人である。
牢屋で、毒殺されるのは、、、、なんとも嘆かわしいのだが、、、最後に、恋をした事が、、、一番の慰めだったのかも・・・・
しかし、三木助の面白さ、、、、
これは、第1弾らしいから、次回が、楽しみ。