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読みやすさ
★★★☆☆(中級)
(知らない事だらけだった)
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価格
電子書籍版
単行本
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メモ
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・日本は在留外国人比率が3%のみ(2018年)
→他先進国は平均10〜12(豪は29%)
→外人がいない=国際情勢知らない
(知る必要がないから)
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・日本の「高齢化」は「移民」が解決
→「移民」が問題を起こす思考はバカ
→「高学歴移民」を受け入れる体制の計画
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・アメリカ人の多くが貧困層
→「経済格差」が激しすぎる国
→トランプ大統領支持の背景だね
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・「協調性の高さ」と「収入レベル」は「反比例」
→男性は特に顕著
→おとなしそうだけど実は攻撃性が高いはGOOD
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・クリティカルシンキング
→鵜呑みはNG常に「なぜ?」を意識する
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『「移民」が日本の経済停滞を救う』
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『「移民」が悪影響をもたらすというイメージは間違い』
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と、聞いて「そうなのか??」と思ってしまうのは
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私だけではないと思います。
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少なくとも、読書や海外の文化に触れる機会がなかったら
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私は気づくことに膨大な時間がかかったことでしょう
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それくらい、日本の中からの視点だと、気づきにくい問題であるためです
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「多文化交流」は、多くの社会に「創造性」を生み出すそうです
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日々日本のメディアで、「アメリカ移民の問題点」や「トランプの移民排斥」
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についての報道がされていく環境下では
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悪いイメージを持ってしまうのは
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ある種「必然的」なことにも思いますが
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それも全く異なる文化や背景をもつ大国アメリカにおいて繰り広げられている
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問題であって、
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日本に置き換えて全く同じイシューが発生すると
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結論付けるのは尚早な判断だと思います
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著書の中でも特に興味を持った「移民政策」を踏まえて
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より、「世界のニュース」に関心が湧きました
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日本の良い点悪い点が世界各国の特色と比較して色々な観点で振り返ってみることができる。
視野を広げるためのひとつのアイデアとして。
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この本は、いかに今自分が見ている視点は狭く、偏っているかに気付かせてくれた。
日本のニュース番組は芸能会の不倫騒動や若者の流行などの報道が多すぎる。
しかしそれは日本人の興味がそこにあるからなのだろう。
情報社会にも関わらず、自分は与えられる情報にしか目を向けておらず、自ら情報を収集しようとしていなかった。
それこそがまさに世界のニュースを日本人は知らない所以なのだろうと感じた。
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日本人に馴染みがないニュースや話題をまとめた本。クリティカルシンキングは必要だが、確かにえっ?そうなの?と言うような話題が多くて、やはり世界は広くて知らない事が多いなと改めて感じた。あと日本は他国に比べてかなり恵まれていると言う著者の主張もよく認識しておく必要があると思う。日本だけに閉じこもると、日本の恵まれた生活が当たり前になってしまい、更に上の生活を求めようと不満を感じる様になる。今の自分の生活の足るを知って、幸せを感じられる生活を心がけたい。
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まあタイトルで言うほど「何も知らない」ことは無かったが、経験に裏打ちされた内容は、その歯切れのいい文章とも相まって読み易く、良書だと思った。
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日本という少し特殊な状況下にある地域においての情報収集の弊害や偏りを軽妙な語り口で示してくれます。
理屈も分かりやすく、楽しく読めました!
特に、自身も感じているところですが、
ボビー・オロゴンなどのタレントの話にふれ、
「普段はとぼけた外国人を演じている彼らは、実は各国のエリートであり、英語や部族語のほかにフランス語や日本語まで話す優秀な人々です。
私が驚いたのが、出身国が異なる彼らがフランス語を使って会話をした際に、出演者たちが茶化して大笑いした場面です。非常に残念な気持ちでいっぱいになりました。アフリカ諸国は欧州の植民地化政策によって支配されていたので、異なる国の人同士であっても宗主国の言葉で話せるというのは、まったく笑い事ではなく歴史の暗部です。」
これは日本のおかれた特殊な状況も手伝っての無知かもしれませんんが、今日の日本の先進国と呼ばれているような立場でここまでの知識の無さや人権感覚の欠落は見聞きするにつけ、つらいです。きっと著者の谷本さんもそのような無知ゆえの非人道的な言動に強い苛立ちと危機感を抱いているのだとひしひしと伝わってきます。
この情報化社会といわれるなかで、一体どれほどの情報を得ているでしょうか。
今一度この広い世界のこと、自分の無知を見つめ直さないといけないと思わされます。
そのほかにもふむふむ!と興味深く得られる情報がたくさんです。
信頼できる情報源、または情報を得るための心得として、多数の本やニュースサイトも紹介されており、参考になります。
ただ、ほんの少し海外の情報に明るくない人に対して棘があるかな…?という表現があったように感じるので、好き嫌いが分かれてしまう本なのかもしれません…
私は、読んでよかった!と思っています。
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汎欧州主義 リヒャルトクーデンホーフ・カレルギー 青山栄次郎 父 オーストリア・ハンガリー帝国の伯爵 母 青山みつ
成功にとって必要なのは、詰め込み型教育でなく、非認知能力
人生の幸福度を決めるのは学歴や資産でなく、自己決定権があるかどうか
イーライパリサー フィルターバブル
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世界の格差は広がっていて、偏狭になりつつあるということ。
10年前と欧州は違うこと。それは悲しいが、加速するのでしょう。貧すれば鈍する。理想主義が終わっていくこと。どこにも文化的牽引がなくなる。
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海外に在住する著者が、海外から見た日本の立場や日本ではあまり報じられない海外の実情について解説した本。
一部の論客が声高に日本の現状を悲観的に語っているが、この本にある通り、日本は特に治安や医療福祉の面からはかなり恵まれており、生活する上ではかなり恵まれた国なのだと改めて感じさせられる。一方で、外国人が日本のことを称賛する番組が量産されている裏では、アジア人に対する差別や内心見下す風潮が根強いことも事実なのだろう。誤解や差別を解消するためには外国人からの称賛を有り難がる風潮を克服することが必要だ。
しかし、正しい情報を取捨選択するスキルの重要性を説き、信頼できる情報ソースを確認するよう求める一方で、本で触れているニュースの内容が著者の経験や友人からの伝聞だったりするのは引っかかる。情報を鵜呑みににせずクリティカルシンキングを身につけようという割に、客観的な裏付けが乏しい情報が多いように感じた。
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タイトル通り、日本では世界のニュースに触れる機会が少ないし、TVやニュースで扱われる話題が全然違うことに驚いた。世界の政治や常識、社会状況について目を向けて、正しい情報を厳選して身につけたい。
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非認知能力とは他人の気持ちを汲んだり、ヒトの境遇や気持ちに共感したり、異なる価値観を柔軟に受け止めたり、我慢したり、人に譲ったり、生きていくうえで必要な社会的スキル。それ以外でも感情面や情緒面での感受性や能力も非認知能力。
近年では成功にとって、必要なのは詰め込み型の勉強ではなく非認知能力である考え一般的である
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読み進めやすかったですが
「正しい知識を身につける方法」で書かれてあるとおり
この本の内容もこの方の世界の見方であって
正しいかどうかは自分の頭で考えるしかないですね
著者は国連専門機関や外資系金融機関で働き
海外での就労経験も豊富でロンドン在住
「国連はドブ掃除でもめる井戸端会議」では
国連の成り立ちと役割についておもしろおかしく説明
あまり海外事情に関心のない学生が読めば
それなりに面白く多少の視野を広げる助けになるかも
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現地での経験が豊富であり、説得力があった。
日本の良さを確認した上で、世界各国の実情に迫る。
クリティカルシンキングが大切
自分はできているか。
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これねぇ、強烈やった。世界の格差は強烈で日本人だけがのほほんとしてられてる。後、EUも国連も潰れかけの町内会やって言われてて、なんか衝撃やけどおもろかった。ドイツがEUの盟主ぶって移民を受け入れて、それを他の国にも押し付けて、イギリスは我慢できなかったんだ。
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日本は情報に対する姿勢が呑気すぎるから、もっと意識高くアンテナ張らないといけないよっていう本。
世界の政治や社会情勢、国民性などは、自分が知っていた情報やイメージと違う事実が知れて面白かった。
第4章、第5章は現代やこれからに必要な考え方や生き方、教育の話が多い。ここはちょっと期待とは違ってたけど、良い内容ではあった。
「情報リテラシーを上げて生きる力を高めようよ」っていう著者の意図からすれば重要な話をしている章だと思う。