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1 ひとり。男の子がベッドの上で、しんぞうの音をかぞえている。
からはじまる大きなおおきな物語。
ウォーリーのようでもあり、推理ゲームのようでもあり。何度もページを前へ後ろへと捲らずにいられない。
そして最後の言葉にジーンとくる。
ひとりひとりに物語がある。
みんな、だいじ。わたしも、あなたも!
で、あの本当は姉妹だけど、おたがいのことをしらないって誰だったの?
白髪でおだんご、紫のめがねのこの人が気になる。
M13
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探し絵だと思って読むとモヤモヤしたまま終わってしまう。でも、「特設ウェブページ」を併せて読み進めると、これは群像劇だということに気づく。特に「15」のページは意味の重さが変わった。いかに見過ごしているものが多いことか……。子供向けではないような気もするけど、面白かった。
ただ、特設ウェブページなしには成立しない面白さだと思う。
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数える。
さがしてみる。
ひとりひとりに物語がある。
そして、ひみつがある。
せいぜい30くらいまでは、楽しみながら数えられるが…。
ずっーと続くと数よりも人を探してみる。
最初の男の子だったり。
太い人だったり、髪の毛の色で探して見たり。
怒っている人。笑っている人。寂しそうな人。
何度もページが変わっても出てくる人が何人いるのか。
1000人になると
よう書いたなぁ〜とつぶやく。
そして、それぞれの人生を想像してみる。
物語のつながりを探して楽しんでみる。
75億人がおなじ星にくらしている。
ひとりひとりにものがたりがある。
みんな、だいじ。
わたしも、あなたも!