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ノベルズの新作に合わせて、『月夜見』が文庫化。
本書の舞台は京都。土地勘のある場所が舞台だと、大体の場所が思い浮かぶので楽であるw
月というモチーフも、京都という土地柄も、幻想的でミステリにはピッタリだった。
内容とは無関係なのだが、このシリーズは基本的に蘊蓄系ミステリの系譜に属している……と、思うのだが、不思議と、とんでもなく分厚い本にならないw なってくれても全然構わないのだが、そういう期待(?)を抱く人間は少数派なんだろうか?w
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有名なのに詳しくはほとんど知られていないツクヨミについて色々知ることができる点は面白い。
個人的には、このシリーズはミステリーというより雑学本の感覚で読んでいる。
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京都西部の松尾大社にまつわる話。
月はなぜ不吉と言われているのか?三つ巴紋の意味とは?
一読後に実際に舞台となった神社などを巡るのが本シリーズのおすすめの楽しみ方。
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かなーりお久しぶりのQEDシリーズ。
奈々ちゃんとタタルのやりとりが相変わらずで、古巣に帰ったような懐かしい安心感。
京都の神社を巡る二人にまたしても降りかかるのは、月に纏わる連続殺人事件。歴史が絡むせいでこのシリーズの犯人の動機は独特で理解し難いものが多い印象だけれど、今回の犯人の動機はその中でもかなり独りよがり度がダントツ。
ミステリーの面の満足度は微妙だが、ミステリアスな月読命の正体に迫る歴史の謎解き解釈はやはり興味深い。
またシリーズ通して最初から読みたくなってしまった。
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動機「月に代わってお仕置きよ」
背景「月夜見は秦氏の神・・・ではない」
QED「月夜見=居つく黄泉」
推理小説のロジックは自由だが荒唐無稽
な動機をもとに物語を積み上げてもね
※昔好きだったQEDシリーズ(´・ω・`)