紙の本
キャラのビジュアルが良かった。
2024/04/05 12:43
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投稿者:文月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャラのビジュアルがとても良い作品だった。特に死んでしまったシエスタのビジュアルが最高だった。白髪と目がとても綺麗で素晴らしい表紙だった。また、ストーリーもとても斬新で面白かったので今後に期待したい。
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ミステリーあり、コメディあり、バトルありで、いろいろな要素がぎゅっと詰まっていてとても面白かった。ちょっとした会話から一気に文章に引き込まれる。イラストも魅力的。
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この作品の幻想的で不思議な世界観に引き込まれてしまいました。必ず一度は読むべきかと 考えさせられる言い回しにジャンル全部載せといった、これからもとても期待でき楽しめる作品です
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タイトルの通り、探偵はもう死んでいるというシチュエーションが素晴らしく、シンプルながら想像力の広がりを感じるこの設定だけで本作の魅力の8割は決まっていると言っても過言ではない。このシチュだけで、探偵との過去話や主人公の抱える重さなど、縦横無尽に広がるため出落ちで終わることはなく、新人賞というのも納得の出来。大きな一つの物語というより、連作短編のような出来で、特にメインヒロインが探偵の心臓を移植されてるという設定がとても良かった。
シチュエーションの完成度が高い反面、肝心の世界観は今ひとつ固まり切っていない点が否めず、所謂ラノベ的な展開と現実的な展開の匙加減が曖昧で、日常の現実感の強度が弱いせいで、探偵のいる非日常が際立っていなかったのは瑣末でありながら見過ごせないミスだと思った。主人公の特殊性もやや弱く、カタルシスの大半が探偵に頼っているのもバランスを欠いている印象を受ける。特にクライマックスの探偵の心臓を移植されたヒロインが探偵へと成り代わるシーンは反則とまでは言えないまでも、この設定の禁忌である探偵の復活をやってしまっており、それだと亡くなったことによる重みが薄れてしまう。一応条件付きではあり、二度とないと明言はされているのだが、むしろどれだけ絶望的な状況でも、探偵不在という理不尽な世界を凡人に過ぎない主人公が生き抜くほうが個人的には好みだった。探偵が不在でもその存在感が抜群だっただけに、こうした縛りのゆるさは大きなマイナスであると思う。作中の特異性が日常の部分にまではみ出しており、人外の人造人間の脅威や敵の個性も、それに合わせる形でトーンダウンしてる点はかなり惜しいと思う。
あとタイトルから期待されるであろう推理要素はほぼ皆無で、探偵を扱うならやはりミステリ的な手続きを期待してしまうというのは否めない。これはミステリではなく、オールジャンルのごった煮であることは重々承知であるのだが、ミステリの弱さの免罪符にはならない。とはいえ、このバトルありラブコメあり謎ありのごった煮感はこの作品の魅力の一つなので、是非ミステリ部分も研いで完全無欠のエンタメを目指して欲しくはある。
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探偵と助手の言葉の掛け合いとか関係性が、非常に好みだった。もっとこの二人の物語を見ていたい、でも死んでしまっているという切なさを感じて読んでいた。
ただ、探偵の仇が最後の方に出てきた三下っぽい雑魚だったのがショックだったし(黒幕はいるのかもしれませんが)、主人公が探偵をあれほど大切に思っているからこそ、仇相手への増悪など、もっと丁寧に書いて欲しかったと思ってしまった。
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思った以上に面白い作品だった。久々に涙を流した。表紙が斜め半分に区切られているのが主人公が死んでしまった探偵との再会を表しているところが特に感動した。
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◎ミステリーというよりもバトルファンタジー小説
まず、タイトルに『探偵』と入っているからミステリー的な小説を予想しましたが、読んでみて本質はバトルファンタジーと言うことに気が付きました。
ただ、『探偵』というタイトルに恥じない推理やギミックなどが沢山仕込まれていて、飽きずに最後まで読み切ることが出来ました。
個人的には少年漫画チックな雰囲気を感じ取れてとても楽しめました。
〇探偵ものを期待している人には△
上記でも述べましたが、やはり本質は推理よりもバトルやコメディに重きが置かれている様に感じました。
ミステリー小説が好きな人は、ギミックに少し物足りなさを感じるかもしれません。
全体的にとても面白く最後まで読むことが出来ました!
1巻だけでも内容としてはとてもよくまとまっているので、とりあえず気になった方には読んでいただきたいです。
次巻も出ているようなので買って読みます!
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バトルが有りつつもラブコメもあり想像していた話とは違ったがテンポの良い会話と期待を裏切らない展開で面白かった。
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アニメからの本書。あとがきにもあるように、ラノベの要素てんこ盛りという感じで面白い。プロローグ+3章で一人ずつ登場人物が増えていって読みやすい。うみぼうずさんのイラストがどの子もかわいくて魅力的。鳳乃一真『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』の七々々とも少し違う立ち位置のシエスタの正妻ポジションをどう展開させてどう決着させるのかが楽しみ。一点、コウモリとの初対決の場面で、耳の良いコウモリなら、どちらが探偵なのか聞かなくても分かったのではないかと疑問が残った。
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思ったより探偵要素は少なく、ミステリーというよりラブコメやバトル要素多めでした。自分は分かりやすくて読みやすかったです。
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最近アニメが放送されていたから全部観たけど、やっぱり原作には敵わないですよね。この作品は、今まで僕が読んだラノベの中ではダントツでトップ。アニメも良かったのですが、原作の方が丁寧に話が進むし、何よりあの魅力的な絵が素晴らしい!作品の内容とあの素晴らしい挿絵が相俟って、もうとにかく良いのです!シエスタ可愛いですし、君塚助手のツッコミもまた良いですし、この2人の絶妙なやりとり、大好きです!この作品は、あらゆるところが斬新で、ほんとに面白いです!
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シエスタはなぜ君塚にアタッシュケースを持たせたのか。
君塚は普通の学生なのか。(普通の学生だったなら飛行機にアタッシュケースを持って乗るはずはない 笑)
どのような経緯で夏凪にシエスタの心臓が移植されたのか。
シエスタの心臓が普通じゃないというのはどういう意味か。
そもそもシエスタほ何者なのか。(これが最大の謎?)
疑問が絶えない。続きを読んでいけば分かってくるのだろうか。
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「こういうラノベが読みたい」って要素全部盛り!
バトルも美少女も謎解き要素も欲張りに楽しめる作品でした。
文体も軽やかでどんどんページ進んじゃうなー。続刊も読む!
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はっきり言って、もっと早く読んでおけばよかったと後悔しております。
文章の美しさの中にどこか寂しさ、切なさが感じられ惹き込まれていきました。
これは面白いです!