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教養として世界史を身に付けたかった自分にぴったりの本でした。理系の人など世界史をほとんど勉強したことがない人におすすめです。
私が世界史を勉強したかった理由の1つに、「歴史は繰り返されている、だから未来を生きていく前に過去を知りたい」という感覚がありました。
この本はまさに世界史の流れ、概念といった世界史を勉強することを通して自分が身に付けたいと思っていた部分をメインにとり扱っている本で非常に自分にあっていました。
読みやすい本という点でもおすすめです。
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途中途中に歴史を見る上でのヒントが書いてあるのはいいと思った。
但し作者が文章に熟語や慣用句を使いすぎて、全体的に文に簡潔さがなく、また一つ一つの固有名詞や出来事がどういうものだったのかという解説があまりない。所々にある作者の見解を見ると、少し日本人の視点に寄り過ぎていて、客観さが乏しい部分もあるように感じた。
作者の「歴史はこう見る物なんだ」という思いが先走っていて、世界でこれまでどういう事件があって、どういう人がどんな影響を与えてきたのか、そういった世界の歴史を知識として得たいと思い、世界史の本を取った人には、不満が残るような気がした。
歴史の知識ではなく、歴史から教訓を得たいと考えている人には、向いているかもしれない。
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https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84569-2
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そこまで良いとは思えない。
著者の偏見というか考えが思いのほか強い。
一つ一つの些末な語句や年号を覚える前に、全体の流れを把握した方が理解しやすい、記憶しやすいというのは同意。
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大まかな流れを学ぶにはいい本だと思う。
章ごとに当時の大まかな世界地図があり、それも理解に役立った。
とはいえ、世界史は出てくる地名、国名などが多く、それに気を取られると難しく感じる。
「歴史法則」だけを意識すると、大まかな流れがわかるため、1周目はそうやって読むのが良いかな?
ただ一つ気になったことがあるとすれば、著者の主張も強く入っていること。
歴史は解釈や切り口でだいぶ見え方が変わると思うから、この本だけを信じてはいけないと思った。
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「歴史法則」に則って世界史を俯瞰する本。ひとつひとつの史実だけを切り取っていると見えなかった共通点に気づかされ、はっとさせられた。