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全く知らない人だった。でも、凄い人がいたのだと知った。
生物・人体の世界を拓いた人。
この人がいたから、私が知った世界が形成されたのだったか・・・。
どんな学問も突き詰めていけば、そこに境界はなくなっていくのだと分かってくる。生物の世界と芸術の世界がこんなにも密接に繋がっていたなんて。
そして、動物と植物の共通項と相違。進化の過程。
とても興味深かった。
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初めて三木さんの書籍を拝読。こんな方がいたという奇跡。解剖学の世界を文学的に描き説明しており、その深遠なテーマと文章の力によってところどころ「くらっ」とする体験をした。それは紛れもなく上質な読書体験であり、これだから読書はやめられない。
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解剖学や文学といった既存の分類を超えた独特の学問世界
胎児を切ることに関する描写が特に印象的。
別の本でこの天才的な著者を知ったが、
巻末にブックガイドを掲載しているところからしてこの本は入門的な扱いか。
ただ、いくつかは文体に凝った感じで読みづらい