投稿元:
レビューを見る
一人ずつ焦点を当てて、小さな章を積み重ねていくのが読みやすい。
そしてそれぞれの人生がもつれあって絡み合っていく。
優しい人がたくさん出てくるのも元気をくれる。
エンターテイメントってこうあって欲しい、っていうののひとつの形をこの作家さんは持ってるよね。
投稿元:
レビューを見る
プロレスのリングがある国道517号線沿い「国道食堂」を舞台に展開していく。各章が一人称で「面」となり、14人の面で国道食堂を立体化していく。配置薬のルート営業マン、二方将一が国道食堂の店主、本橋十一と出会い物語が始まる。様々な伏線、事件の真相等残りページで回収出来るのか?気になりながら夢中に読み進んでしまう。個性的な登場人物が魅力的で、読み終えてもう一度読み直した章が国道食堂従業員の「友田金一」と次の章、「地崎裕」の2章。脇役ながら金さんの行動が、この人物の優しさ、深さを感じ魅力的なキャラクターとなっている。エンディングは、「この続きは自由に遊んで」と言わんばかりの終わり方。通勤電車で、続きが早く読みたいと楽しめた作品でした。
投稿元:
レビューを見る
国道食堂を舞台に、章ごとに主人公が変わり、新しい登場人物が増えていくごとに人々がどんどんつながっていく。夢中で読んでしまった。
次巻で、終わりみたいだけど、できれば続いてほしい。
国道食堂に出てくるご飯がどれもおいしそう。
投稿元:
レビューを見る
連作短編集
元プロレスラー 本橋十一が店主の「国道食堂」には本物の「リング」がある。
登場人物は調和しリンクしながら人生を紡ぎ、ここから無名の営業マン 二方将一を俳優として世に送り出すまでを描いた物語。
温かく旨い飯をほおばりながら今を生きる、とまり木のような良作品。
投稿元:
レビューを見る
田舎の国道沿いにあるその名も国道食堂を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。
何かホットする読後感でした。
ちょっと疲れたときに読むといい小説です。
投稿元:
レビューを見る
明るいタッチなのに、
登場人物がなかなか重い過去を抱えている。
でも、一人一人、腐らず、前向き。
最後は諸々つながって、
おーハッピーエンドじゃんと思える。
一方、
でっかい謎は謎のまま。
読み終えて気づいた。
1st season、続きモノだったことに。
続きが出たら、忘れずに読まねば。
投稿元:
レビューを見る
「国道食堂」を中心に伏線としての登場人物が紹介される。伏線回収で絡んでこないかと思ったら、2ND SEASONに続く。2作目も楽しみ
「国道食堂」を軸に、訪れる人の視点で描き分ける。
バンドワゴンの幸さんの視点、花咲小路の巻ごとの視点、そして国道は、章ごとの視点 使い分けもしくは実験している感じだ。
投稿元:
レビューを見る
なんでも美味しい食堂かぁ。そんな食堂なら、辺鄙なところになっても定期的に食べに行ってしまいそう。
しかも、変わったイベントがあったりしたら飽きることないわ。
それだけでなく、食堂に人に癒やされに行っているのかもね。こんな人がいたらホッとしそう。
投稿元:
レビューを見る
元プロレスラーが腕を振るう大衆食堂「国道食堂」に訪れる人々が各章で穏やかに繋がっていく読後優しい気持ちになれる作品
決して順風満帆な人生を歩んできたわけではないけれど、まさに縁でそれぞれが結ばれていくのが良い
辺鄙で最先端な場所ではないけれど、誰もが憧れる場所がそこにはある一種の理想郷
投稿元:
レビューを見る
読み始めた瞬間から 何故か引き込まれた
一気に読み進めが 夜中になってしまって
次の日へ
主人公の青年がハッピーエンドでなるように祈りながら
人と人との結びつきに 涙しながら
読み終えた。何気ない言葉に涙してしまう。
隠された何かが琴線に響くのか?
ちなみに 悲しみの涙でなく 感動の涙であるはず
投稿元:
レビューを見る
国道沿いにあるルート517という食堂。二方さんの一人芝居。いろんな登場人物が語り手になって物語がすすんていく。
ザンギたべたいなー
C0093
投稿元:
レビューを見る
素直に楽しめた。
なかなか悲惨な人生を歩んでいても、その辛さ苦しさを前面に出していない登場人物たちが良い。
自分で自分を哀れんでいないからだろうな。どこかからりとしている。
まだ、十一のお父さんのことも終わっていないし、これだけいろいろな人物が集まってきていると、新しい出来事も次々起こりそうで、今後が楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
この本最高です!
一人一人味があって、温かさがある話でいいです!二方将一さんが国道食堂のリングで一人芝居をし、高校時代の彼女と再会を果たすシーン、ワクワクしました!今後の展開が楽しみです!
投稿元:
レビューを見る
人それぞれ、いろんな事に悩みながら生きている。ベテラン俳優の「キツイ試練を与えられる奴はそれをキツイと思わず、そう感じる奴は大してキツくないのにそう感じる」という言葉が心に残りました。
投稿元:
レビューを見る
2022.9.30 読了
国道沿いにある「国道食堂」
田舎の広い駐車場で
トラックドライバーが主な常連さん、
メニューがめちゃめちゃあって、
どの料理も旨い。
二階は 簡易宿泊所になってて、温泉も出る。
店主は 二代目の元プロレスラー。
気さくで優しい十三さん。
そこに集まる人たちの話。
短編になってます。
とても読みやすいし、
時々 目頭も熱くなりました。