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覇王の誓い 囚われた奇跡のオメガ みんなのレビュー
- 早乙女彩乃 (著), 北沢きょう (イラスト)
- 税込価格:723円(6pt)
- 出版社:二見書房
- 発売日:2020/02/25
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文庫
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電子書籍
「俺のことを忘れないでくれ。いつか、必ず迎えに来る。それまで待っていて欲しい」本文より。
2021/08/25 14:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
早乙女先生初のオメガバース作品です。
ネタバレがあります。
●ガダル大陸で複数の王国を支配下に置く帝国・ドモンコス帝国の皇帝で23才α攻め・アンドラーシュ
●帝国の従属国のひとつで帝国に次ぐ軍事国・バレリア王国の王位継承権第一位の王太子26歳Ω受け・セファリア、受け視点、ときどき攻め視点。
「最上級のアルファ」を産むとされる【奇跡のオメガ】の受けは、周辺諸国の王侯貴族から求婚されるも「運命の番」かもしれない相手のためすべて断っていました。ところがある日突然、宗主国の皇帝である攻めが大軍を率いてやって来てとんでもない要求をしたのです。
「本日は、皇帝暗殺を謀った首謀者を引き渡してもらうために参った」
首謀者とは受けのことであり、身に覚えのない嫌疑に受けは抗議しますが聞き入れてもらえません。武力をチラつかせ身柄を求める攻めに、自国を守りたい受けはひとまず従います。しかし「運命の番」ではないかと思っていた攻めから首謀者にされた受けは・・・
潔白を訴える受けに対し、罪人にした攻めのその後の言動が意味深でちぐはぐで、会話もどこか噛み合わないから戸惑いながら読みました。
エッチに関しては横暴なのに優しい一面も見せるから余計に混乱します。当然、受けも納得出来ず「運命の番」と思っていた相手でもあるので、様子を見ることに。すると予想外の真実が明らかになるのですが・・・それは読んでからのお楽しみ。攻めの臆病な一面が年下らしくてよかったです。
個人的に好きなシーンは、受けが「そろそろ抜いてくれ。なぜ・・・いつも射◯したあとも、いつまでも・・・わたしの中に、いるんだ?」と、繋がったまま攻めに問うところです。こういった受けのウブさが攻めの男心をくすぐる素晴らしい演出。
ただ残念なのが、受けがなぜ【奇跡のオメガ】とわかったのか。その点の説明が足りず、ちょっと気になりました。
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