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隠蔽捜査シリーズ第8弾
大森署から神奈川県警に異動となった竜崎はやはりぶれない!
慣れ親しんだ登場人物が出なくなるのは寂しい気もするが、新たに中華街の顔役や県警OBなど、一癖も二癖もありそうな新たな登場人物に期待が高まる。
本作では冴子の強さが光っている気がする。
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相変わらずこのシリーズは面白い。警視庁対神奈川県警に公安も加わり、組織の小説として読ませる。一方ミステリーとしてみた場合は、署長時代の方が良かったかな。
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隠蔽捜査8シリーズ10作目 竜崎大森署署長から神奈川県警刑事部長に移動しての第1作目。事件現場は神奈川県に近い警視庁管内のため警視庁との合同捜査となり懐かしい面々が登場する一方で新しく神奈川県警OBや新たな参事官の登場で次作が楽しみ♪
大好きなシリーズ★5つ
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一番安定の隠蔽捜査シリーズ。
前作でやっと大森署から神奈川県警へ異動した竜崎。
警視庁と犬猿の仲と言われる神奈川県警への異動であっても、変わらない竜崎節が面白い。
さらっと流されているが、竜崎が赴任した時に神奈川県警が手掛けていた事件は、「みなとみらい署暴対係」シリーズで描かれていた事件。山手で殺人事件が起きて、それに不動産詐欺が絡んでいて、捜査一課と二課合同で捜査、そして、それにみなとみらい署の暴対係が協力している…事件解決時に竜崎が赴任したので、説明だけで終わっているが、どちらも読んでいるファンにとっては、冒頭から心を掴まれた感じ。
赴任早々、神奈川との境の町田市で中国人の遺体が発見される。首の骨を折られる、処刑のような手口であることもあり、警視庁から神奈川県警に捜査協力依頼があり、竜崎も捜査本部に関わることに。
同時に神奈川に引っ越したのを機に、竜崎の妻・冴子は車の運転をするためにペーパードライバー研修を受けに教習所に。しかし、誤って教習所敷地内の柵に車をぶつけてしまい、責任を問われることになる。この一件の裏には神奈川県警OBの嫌がらせも関係しており、それにも応対を迫られる竜崎。
事件本体は、今回は同期の伊丹とがっつりバディを組んで、幹部ならではの目線で描かれる。
捜査の現場を描いている訳ではないので、迫力にはかけるが、二人の掛け合いが面白い。
神奈川県警に異動して、新たな敵も現れるが、それも竜崎のペースにはまっていく様子が、このシリーズならでは。やっぱり隠蔽捜査は面白い。
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移動先でもブレない竜崎。
主人公周辺のなじみの面々が入れ替わってしまい、まだしっくりこない部分も。
このあたり、作者も読者も探り探りの状況か。
次回作以降も楽しみに待とう。
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図書館派のわたしが、購入する少ない中の1つ。
いつものイッキ読み。
竜崎さん、やっぱり好きだなあ。
裏表のない人柄が、人を動かす、気持ちのいいストーリー展開。
読み終わった傍から、新作を読みたい。
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隠蔽捜査シリーズ。
竜崎が神奈川県警に異動になった。
また新たな舞台で、ブレずに動く竜崎が見られて面白かった。
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県警刑事部長になっても変わらない竜崎さんが本当に素敵。いままでに無かった国際事情が絡んできて更に面白くなりましたね!
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待ちに待った竜崎の神奈川県警刑事部長編。
テンポ良く、一気読みしてしまいました。
今回は警察内部に抵抗勢力が殆ど居ない設定で、伊丹率いる警視庁と竜崎率いる神奈川県警が最初はギクシャクしながらも、団結していく様がとても気持ち良かったです。
しばらくは竜崎刑事部長の活躍が続くのですかね...今後が楽しみです。
また、今回はあまり表に出てこなかった新キャストの県警本部長や刑事部参事官も、いづれクローズアップされる話が描かれるのではないかと勝手に期待してます。
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隠蔽捜査シリーズ第8弾
神奈川県警刑事部長に就いた竜崎は、早速、神奈川と東京の県境の町田で起きた殺人事件の帳場に詰めることに。
当初、神奈川県警と警視庁の意地の張り合いの様相だったが、竜崎の原理原則の捜査方針が、捜査本部を一つにまとめていく。
華僑と政治的思惑にまつわる殺人事件を竜崎が斬る!
安定の作品。
刑事小説というより、竜崎の人物小説。
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隠蔽捜査シリーズは、出版されるたびいち早く購読しているが、この清明も一気読みだった。竜崎伸也のような人物はなかなか現実社会にはいないし、正しい行動規範が全て良い結果に結びつくような現実もないが、そうあってほしいとの思いが面白く読ませるのだろうか。官僚主義の人、意地悪な人たちが、竜崎の個性に触れて変わっていくのも痛快で、勧善懲悪ものではないが、水戸黄門的な読後感かな。
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第7作「棲月」の終わりで竜崎署長が神奈川県警の刑事部長になると知り、次の舞台では第5作「宰領」の板橋課長との絡みになるのかな?と期待していたので満足満足。杓子定規でありながらも人間味を増した竜崎さんには、みんな着いていく。もう一回「宰領」を読んで、続編に期待したい。そして大森署の戸高もいつか登場してほしいです。
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このシリーズのファンで、毎回楽しみ!今回、主人公の竜崎は神奈川県警刑事部長に着任。警視庁との軋轢、そして公安と中国の巨大な壁に立ち向かいます。それに妻の交通事故も絡んで…。竜崎はいつも原理原則にしたがって判断し行動します。たてまえと本音という概念、まして忖度なんかとんでもない。すべて本音なのです。「世の中、そんなに簡単じゃない」と言われても、「シンプルに考えればいいじゃないか」と考えを曲げない。それで事件を解決するのが痛快!現実はこんなにうまくいくはずないとは思うものの、竜崎のような人が組織の中で主流となる社会であって欲しい。
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やはり隠蔽捜査はいいなあ。今度は竜崎が神奈川県警の刑事部長として赴任します。
所轄でも原理原則を貫き通し、時には淡い恋をしたりとバラエティに富んで楽しかったので、所轄を去る前作では結構しんみりした気持ちになりました。心の中で敬礼で送りだしました。
さて、本作を読んでもいつも通りの竜崎です。四角四面のようでいながら、慣習ではなく一番効率が良い方向へ物事を運ぶという、原理原則を大事にぐいぐい進みます。
今回は肝っ玉奥さんが教習所で事故をおこすというトラブルも起こります。
いつも何らかのプライベートトラブルも発生する辺り、安定の隠蔽捜査感が出ています。
相性のいい本を読んでいる時に感じる没頭館が今回も凄かった。最近はそこまでのめりこむ事も少なくなりましたが、このシリーズだけは毎回周りが見えなくなります。
正直毎回そんなに変化があるわけではないのに、こんなに世界に入り込んでしまうのが自分でも不思議です。
ほぼ、水戸黄門並みの安定感のある展開なので、ハラハラドキドキはしないのですが、竜崎の言動で場の空気が変わったり、部下の見る目が変化していく辺りが何度読んでも痛快です。
腐れ縁の伊丹もしっかり出て絡みまくるので、ある意味最初期の雰囲気に戻っているかもしれません。もう所轄に戻ることは無いのでしょうが、また大森署の面々の顔も見たいです。
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神奈川県警刑事部長に着任した警察官僚竜崎伸也。
着任早々県境の死体遺棄事件が発生します。
警視庁との軋轢、公安、中国との巨大な壁などが立ちふさがります。
家庭の問題なども描かれ、それがまたストーリーに繋がります。
とにかくこのシリーズは面白い!!
文句なしの作品です。
ますます目が離せません。