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同著者の前作clearlyと比較すると、期待値も高かったためか、重複感もあり、ネガティブな表現も多く、評価は下がってしまった。ビジネス、特に経営者の立場から読むのであれば、有用感も上がるだろう。
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同著者の Think clearly の続編。
Think clearlyと似たように、細かい章立て(52章)で機知を展開していく。
前作は★3としたが、今作は★4。
前作が"指南書"のようなものであったのに対し、今作は"指摘書"のような印象を受けた。
具体的には一般的な人々が陥りやすい、好ましくない考え方(=思考のワナ)を例を用いて具体的には挙げた上で、その理由と解決方針を提示する。
幾つかピックアップしてみる。(概要のみ)
・ハウスマネー効果
→不測に得た金銭は、不用意な使い方をしてしまうこと。
・フォアラー効果(バーナム効果)
→誰にでも当てはまることを、自分だけに当てはまると思い込んでしまうこと。(占い等)
・クラスター錯覚
→ランダムに起こる現象からパターンを見出そうとしてしまうこと。
目次で気になるところだけ読むのも良いと思う。
もっとも、"人は選択肢を捨てきれない"話も出てくるわけだが...。
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意思力はバッテリー。切れる。
感情で動くべき状況と考えて動くべき場面は違う。
なんとなく感じていることをあらためてまとめてくれている本。
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同著者のthink clearly をより細分化された著書
自分では気づけない心理効果を実例を交えて多く紹介しており、理解や共感がしやすく結果、記憶に残りやすい。
自分の仕事の状況と重ねて考えることで、新しい考え方が生まれてくることに期待できる。
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心理学的研究に基づいた様々な知見が学べる書籍。翻訳書だが非常に読みやすく分かり易い。最後のこの一文が好き。
「重要な知識は実践を通して得られるもの。書かれた文字に畏敬の念を抱くのはやめたほうがいい。さあ、読書はこれくらいにして、あなたも本当に自分のためになる何かを始めよう」
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20200323 わかりやすい単位でまとめて貰っているので読みやすい。なんとなく感じていた事に理由が付いた。考え方の参考として置いておきたい。
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昨年「Think clearly」を読んで面白かったので今作も購入、スイスの作家ロルフ・ドベリが「思考の誤り」についての52パターンを解説した著書。最近はデータから解析した内容をもとに「世の中の思い込みをなくそう」的な書籍が多いのだが、本作は認知心理学や社会心理学をはじめとした学術研究に基づきまとめられている。実際に起こった事例を心理学見地から検証する内容なので、非常にわかりやすかった。
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前評判に比べると最後の方は微妙かも?と思わなくもないけど、52個の思考について整理され、言語化していることがすごいと思う。メモしながら自分に必要なことだけチョイスするのが良い読み方かも。
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THINK CLEARYの続編。前作同様、行動経済学の成果を中心にコラム形式で52のエピソードを紹介。人間がいかに「エコノ」ではなく「ヒューマン」であるか、そしてエコノに近づくための処方箋としてのエピソードは、即実践に使える優れものばかりです。
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認知心理学や社会心理学、行動経済学などの学術研究にもとづいた、間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法。
それぞれの思考法のもとなにる学術研究も出典も、きちんと示されています。
なるほど、と思う箇所が満載です。
そういえば以前、MBAを持っていると自慢していた講師がいましたなぁ。
何の役にも立たないのに。
「加入試験」が厳しければ厳しいほど、そのあとに感じる誇りも大きいことは、研究によって証明されている。
同様のことはMBAの学校でも起きる。MBA取得のために、学生たちは休みなしに、ときには疲労困憊するまで学ばなくてはならない。
その結果、こなした課題が有益なものであろうとばかげていようと、MBAを取得した学生は、それが自分のキャリアに不可欠な資格だとみなすようになる。その取得のために多大な労力をつぎ込んだからだ。 ー 50ページ
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書店で見かけてなんとなく表紙が気になり購入しました。
人間の間違った思い込みの例、
研究に基づく裏付け、
そしてどう考えて行動したらいいかの解決策
これらが52のセクションに分かれて収録されています。
ついつい日常でやってしまう間違った思い込みの気づきになる一冊でした。
~個人的に最も気づきになった言葉~
他の人たちも自分と同じように考え、同じように感じているのだろうと、ついそう思い込んでしまう(偽の合意効果)。
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伝えたいことが明確で、説得力を感じた。
目新しい理論ではないし、必要ないのかもしれない。
とても質の高いキュレーションという印象。
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■読書の目的
自身の生産性向上として、何か参考になるノウハウがあれば取り入れたい
■所感
・行動経済学の「思考の罠」的な話もちらほら
・インプット過多にも気づかされる本
・最後のフレーズ (フレーズ登録済) が良いです
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行動経済学をある程度学んだことがあればほとんどの部分が復習になるが、科学的な実験結果と一緒に語られているため復習であっても楽しんで読める。
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一番勉強になったのは意思決定の仕方。自分が慣れているカテゴリ・身体能力以外はしっかり吟味して左脳で決めるべきだが、情報を集めすぎてもよくない。目的と一致しているか、失敗した時にやり直せるか、リスクはどれくらいか、やり切るストーリーとリソースがあるか、くらいで決める。次善策も検証するが、退路を断つ、ということを時にはしなくてはいけない。