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2021/05/26:読了
情報量は多いんだけど、なんかいまいち、ピンとこない。
つまり、AI、ブロックチェーン、ロボティクスに
置き換わるような仕事はなくなるという、なんか
普通の内容
<知識集約的>
AI・ デジタル・
ブロックチェーン失業 ケンタウロス
<機械が強い> <人間が強い>
職人プレミアム
ロボティクス失業 手先ジョブ
<技能集約的>
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日本の名目賃金 2018年までの20年で先進国で唯一低下
(OECD)
日本の労働生産性(粗利)46.8ドル/h=アメリカの63%
*1680h/y=797万円 - 経営者・株主・税金=441万円
=G7最下位
自動化できない =人間の強み
1.創造ワーク:これだけで成立する職業は芸術分野くらい
2.感情ワーク:相手の感情と空気を読む
3.信用ワーク:一番儲かるグレーゾーン
4.手先ワーク:指は高性能な世界最高デバイス(S.Jobs)
5.ボディワーク:警察、消防、自衛隊、医師などの決死隊
AIが得意な条件
①デジタル形式で取得できる業務
②指数的爆発を起こさない範囲
③物理的執行環境が整備されている
シンギュラリティ 定義あいまいなイメージ
AI=「推論」 「執行」は人間
ロボティクス失業:技能×機械:機能集約的で自動化可
電気自動検針 入国審査顔認証ゲート
人を運ぶ 人によるイレギュラー対応必要
自動運転しやすい街が付加価値に
スペースに余裕ある地方が便利に
自動レジ(スマホレジ)
人件費削減>万引き額
日本の現金払い8割
AI・ブロックチェーン失業:知識×機能
一定の専門的ルールに基づき判定処理する資格
薬剤師 ドラッグストア店員
教師の役割
ボトム生徒のモチベーションアップとサポート
デジタルケンタウルス:人間×知識 未来予想系の職業
外科医 AIと人間の相乗効果
高度な機械を使った手術は1か所に集中、データ蓄積
既得権の壁
クレジットカードで3.5%利益 (信用払い)
デビットカードにすると1%未満(即引落とし)に減益
税理士(記帳代行)など代書業は仕事減る
会計士(監査)反対理由なし
負担軽減を理由に
入国審査自動化 インバウンド需要爆発
日本の実態
販売店員 343万人
中小企業が多くそれぞれの会社に事務員 340万人
自動車運転従事者 150万人
GAFA経済圏の小作人
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読んでてなんか不思議な感じがしたのは、コロナの直前の本だったからか。おっしゃる通りなんだが、コロナのほうがインパクト大きいか。
デジタルケンタウルス。AIを使う、
メーカー直販サイトのある好きな特定ブランドのネットショップ部門でキャリアを積む。AI分析ツールを使いこなせる必要はあるがエンジニアになる必要はない。GAFAの小作人にならない。ネット上にセレクトショップを立ち上げ独立する。中国のネットコマースのように、紹介動画で紹介しリアルタイム販売する、インスタやSNSを利用し顧客とダイレクトにつながる。
50代以降。ボディーワークで年金+αで食いつなぎ安らかな老後。ただし、子供の自立が条件。
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自分の周りでも自動化が推奨される中、今後の働き方の参考にしようと手にとった。
少子高齢化が進む日本では、自動化によって労働生産性が上がるため、人手不足解消・賃金アップへの第一歩になる。欧米諸国と比べて、仕事が無くなるといった雇用問題には繋がりにくく、自動化を推進しない手はない。
特に競争が強い民間企業では自動化を進めていかないと生き残っていけない状況とのこと。
今後AIを使いこなせる人材にキャリアアップしていけばと改めて思う。
本書は、仕事の分野別の今後のキャリアアップの仕方以上に、政治や経済に対する分析が多く、そこが面白かった。
既得権の分厚い分野では、非効率な業務が多いのに、コストを削減するインセンティブがなく、なかなか自動化が進まないこと、そこに対して政治が上手く切り込めていないことなどが、かなり辛辣にコメントされてて痛快でもあった。
突破すべき社会の課題が見えて勉強になった。
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新型コロナにより少しはペーパーレス、ハンコなしが進んできた感はあるがまだまだよね…
私は、デジタルケンタウロスのグループに入っているけれども今の仕事にイマイチ感もある。とはいえこれからなくなりそうな仕事には行きたいとは思えないし。余計にキャリアを考えさせられる…
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自分と妻が関わる職業エリアは安泰だが、AIなどのテクノロジーを活用して利益を上げていく「職業ケンタウロス」を目指していく必要があるだろう。
ITの中でも、自分がよく関わる受託開発やSES、業務委託などは、形式としては手先ジョブワーカーに等しい。目標である「生み出す側」に一刻も早く移行する必要がある。
テクノロジーを活用してインセンティブを上げるメリットのない公務員は分厚い壁となり、高齢者が大部分を占める既得権益層もまた生産性向上を阻み日本のレベルを押し下げている。
教員は長時間労働で疲弊し、学力も諸外国と比べて年々落ちているという「the低生産性」状態である。日教組に励むのが雇用安定や収入増につながる構造となってしまっているが、どのように意志の折り合いをつけるかが問題となってくる。
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読み応えのある本でした。
前作から大進歩。失業する分野を機械化によって駆逐されるロボティクス失業分野(販売店員、一般事務員、貨物運送、受付など)と、IT/ブロックチェーンによって駆逐される分野(会計従事者、学校教員、建築技術者、薬剤師、税理士など)に分け、生き残れる分野も、ITを利用して付加価値を高める分野(会社経営者、営業員、コンサル、医師、デザイナーなど)と、人間でないとできない業務の分野(付加価値の高い調理人、看護師、保育士、娯楽接待関係などと、付加価値の低い 某業従事者、食品製造、介護し、配達員、乗客自動車運転など)に分類。
若い人は、消滅する分野を避けるだけではなく、できる限り付加価値の高い分野に進むべきとのガイダンスをしている。
この20年間でずいぶん貧しくなってしまった日本人が豊かになるためには、デジタル化を強行し、最低チング銀を上げて、付加価値の低い業務にたくさんの労働者を使い続けるというオプションを取ることができないようにするしかない。
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1回目の緊急事態宣言が出る前に発行された本。
緊急事態宣言を経て、デジタル化は予測よりどれだけ早く進んだのかはわからないけれど、これからの働き方がどう変わっていくのか期待もあり、不安にもなる。
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人間ならではの強みがある仕事。
清掃は永遠に人間の業務。
規制業種、士業、行政機関の順に改革が進む。
事務作業は、改革へのインセンティブがないため、改善が進まない。特に行政機関。
中小企業診断士は、国の予算で食うのが王道。
販売員が消える。
デジタル化でも強い分野、腕のある職人、が生き残る。
手先仕事は残るが時給は上がらない。
楽天の出店者、ウーバーイーツなどは、一方的に変更される。巨大プラットフォーマーに飲み込まれない。
手先仕事は職人プレミアムを目指す。
建築家、研究者、デザイナー、アーティストなど、一流を目指す。
販売店員は、職人プレミアムを目指す。
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ルールと変数が完全に限定されている枠の中での勝負はAIにかなわない。
変数が多いと組み合わせ爆発を起こす。証券アナリストやファンドマネージャーはAIに代替えできない。
ブロックチェーン技術は分散型の公開台帳。これが普及すると証明書を発行する業務はなくなる。
RPAは業務のカイゼン。果てしなく続くが、ソフトウエアをビジネス化して売れるようにしたもの。ERP、SFA、なども同じこと。
日本では労働力不足になるのでAI脅威論は不要。
キャッシュ比率が高いほど給料が低い。キャッシュレス化で生産性が上がるから。
ドイツは兵天保で日曜は休業。鉄道には駅員がいない。
テクノロジーの投資で生産性を上げる=賃金アップだが、人は減る。労働力が減る前提で。
オズボーン論文は、自動化可能性を判断したもの。なくなるとは限らない。
創造ワーク=創造量だけで成立する職業は少ない。芸術分野など。ビジネスにするには根気と実行力が必要。
感情ワーク=ロボットの接客はいらいらさせる。場の雰囲気を読む力が必要。
信用ワーク=究極の営業力は信用力。高額商品には人手が必要。
手先ワーク=コンビニの店員の複雑多岐にわたる仕事、農業など。
ボディワーク=警察、消防士、自衛隊など物理的に大変な仕事。
人間の強み=AIの弱み。
シンギュラリティーは起きない=そもそも定義がない。研究費を集める誇大妄想。研究者バイアス=自分の分野をバラ色に見たり暗黒を見たりする。
AI=推論ができる、と考えるのがビジネス現場。
職業=業務の束。AI一つでは完結できないもの。
知識集約的でも機械が強い分野はたくさんある。
水道やガスの自動検針は、競争がないためインセンティブが働かない。
入国審査官は、機械でできる。同一人物かを照合しているだけ。役所も同じ。自販機業務を人が行っている。
ホームドアと自動運転で運転士がゼロにできる。
パイロットは二人体制が続く。一時は、トイレに行くときにCAが代わりに監視のため操縦席に入っていた。
ルンバに合わせたルンバブルのソファー=床下にルンバが入れる高さがある。
役所の郵便物は、日本郵政への補助金。
コンビニの仕事はマルチタスク。
ローソンスマホレジ。
セルフレジは、機会損失が大きいビル内のコンビニで、教育水準が高い場所のコンビニしかコストが合わない。
電子決済比率は2割程度。手数料が高く金の流れが筒抜けになる。3%だと薄利多売の飲食店は赤字になる。
機械化が進まないのは個別にいろいろな事情があるから。
清掃は手先ワーク。ドイツでは小学校から生徒は掃除はしないもの。
居酒屋、小規模料理屋は感情ワーク。
通訳も感情ワーク。
放射線医の画像チェックはAIに置き換わる。
本人証明がハンコと印鑑証明であることになりすましの原因がある。
士業は、コンサルが主業務にならないと失業する。
会計士は監査なので仕事は残る。税理士は記帳だけなら残れない。
調剤薬局はコンビニよりも多い。薬剤師は残れない。現在はひとり一日40枚までの制限がある。
教育では7割はネット授業で成績を伸ばせる。
広告代理店は、広告出稿がダイレクト化するため、独自のメディアがなければ生き残れない。
推論ではAIに勝てない。
PAYPAYの営業はパワープレイ。紹介や体力勝負。
キーエンスは営業を科学する会社。分単位で日報にする。機械のように正確に動くことが求められる。
オズボーン論文では、情報がそろっていることが前提。実際にはそういうことはない。粉飾はAIでは防げない。
外科医のダヴィンチ=外科医の腕を補助する。経験を積んだ数少ない医師が手術をする。
規制業種ではアリバイ作りのための機械化が進む。やるふりをしている。アマゾンゴーは22店舗にとどまる。センサーや監視カメラなどの設備にお金がかかる。
人件費が安いと、機械は修理が必要だが人は取り換えられる、ので機械化が進まない。
銀行とクレジット会社は同じオーナー。デビットカードの決済が低料金で進むとクレジット会社の利益がなくなる。ビューカードを作らせたいためにスイカの自動チャージはほかのカードではできない。
米国内では電子処方箋は40%、電子カルテは82%。日本はほぼゼロ。
高齢税理士はこのまま紙の申告が続けばいいと思っている。個人事業主も現金なら売上の自由度が高いのでそのほうがいいと思っている。行政文書がデジタル化すると行政書士の仕事が激減する。実は行政書士は電子化には消極的。
このようにみんなで生産性の足を引っ張っている。
労組既得権のためにさらに賃金が下がる。
行政、士業、規制業種はデジタル化に消極的。
反対に変化が大きいのは販売の仕事。事務の仕事。
中小企業診断士は国の補助金で食うのが本筋。
会計事務従事者は数が多い。自動運転化も影響が大きい。
AIを導入する側の専門家はニーズが高まるが、ツールとしてAIを使う業種も仕事は増える。
ラストワンマイルを扱うのは不滅の人間職種。しかし外国人の穴埋めが行われるため賃金は上がらない。長くは続けられない。FCのオーナーも同じ。楽天の出店者、youtuber、ubereatsなども同じ。
職人プレミアム=料理人、看護師、保育士、警察消防自衛隊、外勤営業、は注意安定。AIにはできない。
成長市場は国内高齢者と外国人、だけ。これをターゲットにする。
何をしたい���わからなければITエンジニアになる。
てるみくらぶの教訓。昭和のやり方はAI時代には通用しない。人間の付加価値が出るのは高価格帯のみ。何に感動するかは、感動したことがない機械にはわからない。
教育は、答えのないテーマに関する授業のみになる。
日本ではAIは失業率を高めないが、収入格差は広がる。
労働生産性は上がるが、労働者の給料に反映するかが問題。
労働組合の機能不全=組合員の雇用第一、給料第二。労組が頑張るとAI化が遅れ生産性が上がらず賃金上昇の原資が生まれない。=労組ががんばると給料が上がらない=労組のパラドックス。
追加コストゼロの世界は勝者総どり。
FCオーナーは現代の小作人。
新しい労働者が生まれているが、法律が追い付かない。
Youtuberは、GAFAの小作人。
人を雇うコストを上げなければ自動化投資は進まない。
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https://str.toyokeizai.net/books/9784492261149/ ,
http://www.mynewsjapan.com/
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これからのAI時代の仕事についての考察。
この手の本はオズボーン教授に始まり、いろいろあるが、基本GAFAの軍門に下らず、自己プレミアム化が、重要。頭ではわかっているものの、今日もTwitter頑張る
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AI技術が進行する事による仕事の変化を説いた本。
読んでいて既得権益に縛られて20年以上無為に金と時間を失ってきた日本に対して暗い気分になる。
AIを使いこなせるデジタル・ケンタウロス(信用、感情、想像が必須で高度な日本語交渉力、ITスキルも必須)、人間の手先が必要な手先ジョブ、感情労働ともいえる職人プレミアム、既存の士業が多いAI・ブロックチェーン失業、単純定型マニュアル業務であるロボティクス失業の5エリアから今後の展開を説明してくれている。
若者はITエンジニアか職人プレミアムを目指し既に衰退傾向にあるエリアにいる人間は付加価値があるよう転換するかエリア移動が望ましいようだ。
YouTuberもGA FAの小作人と断じるが確かにルールを勝手に変えられる所で働くのはその通り。知らぬ間にデジタル奴隷と化しているのかもしれない。
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序章 テクノロジー進化と労働市場変化
第1章 「人間の強み」が不可欠な仕事の条件
第2章 「AI・ロボットの強み」が活かせる仕事
第3章 各エリアの職業とその特徴
第4章 いつまでに何が変わるのか―障害と変化のスピード
第5章 消える仕事、生まれる仕事
第6章 仕事をどう選び、シフトするべきか
終章 10年後、20年後の日本人の雇用
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いつの時代もなくなる職種と新しくできる職種があるなー。
今まではあまり意識的にAIを活かすことを考えていなかったが、今後はどんどんAIを活かす意識をしていこうと思う。
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いつの時代も無くなる仕事、続く仕事がある。その中でデジタルケンタウロのようにAIと人か共存出来るようにする事を考えていく必要があるのが分かった。 AIは完全なものと思い込んでいたのでお互いの強みを行かせれる事を頭の片隅に入れ仕事をデジタル化して行きたいです。