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迷子の死神いたら案内できるかな?
でもちょっとこのしにがみは心配になるほど、いいひといやしにがみなのだ。
やさしすぎてどうもしにがみに向いてない。
ラストに思わず破顔してしまう楽しいおはなしでした。
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公園でかくれんぼしていると、ぼくは黒い服にメガネをかけたのおじさんから声をかけられる。
「道をおたずねしたいのですが」
なんと、このおじさんはしにがみだという。
えー?しにがみのイメージとはちがう…
いろいろ話していくうちに、しにがみの悩みを聞くことに。
「いいしにがみって?」
「自分のいいところがあるのかな?」
「向いていることってどんなことかな?」
しにがみとの交流を通して、ぼくも自分のことが見えていく。
20年が過ぎた後、うれしい再会。
しにがみとしてはダメダメだったかもしれないけれど、こんな未来があってよかった
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ぼくが道を聞かれたのは、なんとしにがみ。
こわくないし、実際すごくやさしい。
なんてことのない話のようで、しにがみの人生(?)に感動してしまいました。
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かくれんぼしてる間に友達が帰ってしまったぼくに声をかけた、まいごのしにがみ1024ごう。
ぼくの状況を知って
「おたがいかげがうすいのでしょうねえ」
「しにがみはいい人じゃないもん。っていうか、人でもないじゃん」
とぼくに言われて
「それはさべつです。へんけんです。いちばんいっちゃいけないことばです!」
また、テストで40てんでおかあさんにもっとがんばりなさいっておこられた、とぼくが言うと、自分もえいぎょうせいせきが最下位だというしにがみは、
「がんばらなかったのですか?」
「がんばったよ!ぼくなりに、だけど」
「わかります。わたくしもわたくしなりにどりょくしているのですが」
などなど、みじかいお話の中に、ドキッとさせられる言葉がたくさん。
ラストも無理のないハッピーエンドで読んだ人も幸せになれそう。
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雑誌「こどもとしょかん」の新刊で知って、図書館で借りて読んだ。
ぼくが かくれんぼしてると、「もし、あの、もし。」と、おじさんに はなしかけられた。
おじさんは、まいごになった しにがみだという!
物語の中で大人から名刺を差し出されるのって、どきどきします。
カバーそでにその挿し絵があって、おもしろい予感がしました。
しにがみはこわいイメージですが、このしにがみはこわくなくて、むしろ優しいです。
どうやってこのさき話が進むんだろうと思っていたら、意外な感じのハッピーエンドで良かったです。
二年生向けの読書感想文のすいせん図書みたいな雰囲気。
今は得意なことを伸ばす教育や転職が当たり前の世の中だから、自然に読めました。
友達や家族の話がもっと出てきたら良かったなぁと思いました。
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有限会社 死神本舗 水先案内課 の1024号 死神さんと出会ったぼくは20年後警察官になった。心優しい死神さんは花屋さんに転職していた。ほんわかしたお話でした。
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ほっこりするお話
主人公の僕が死神のおじさんとの出会いを通して、自分の良さに気が付けたところも素敵な展開だど思いました!
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子供の本に、死神かぁ
と思うなかれ。さすが図書館司書が選んだ本(中身の見えない貸出イベントによる)。
絵本を卒業した小学校低学年向けの本。
時間があるなら親が読んでも。
ある日「ぼく」が遊んでいると、小さな声で声をかけてきたおじさんがいた。
死神だ。
死神はとても優しくて、かわいそうになった「ぼく」は死神を道案内するのだが・・・
物語は急に彼が死神であることを読者にわからせる。
読んでいる私が「まさかまさか」となってしまう話の運び。
でもこれじゃああんまりだ、と思わせたところでもう一度物語が転換する。
子供向けだし?
いやいや、だからこそくるりくるりと変わる物語。
そして先生や親から言われる「優しい人であれ」と、大人のダブスタ「優しいだけじゃダメ」をどう組み合わせるか。
いや見事だった。
小さい頃からこう言う良質の物語に触れさせてあげたい。
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「ぼくが道案内することにしたおじさんは死神だという。今の仕事が自分に向いていないという死神とのふれあいを通し「自分の好きなことって?」「自分の得意な方向って?」「社会の中の自分って?」をちらりと垣間見ていきます」。
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2.3年。死神の道案内をすることになったぼく。優しすぎて仕事が上手く行かない死神と話をする中で、お互いに自分の持つ良さを見つけていく。
優しい死神の設定はあるが、そこから得意分野を活かすという発想がとても面白い。