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根幹は「声優スポ根」。『キャラクターの可愛さ』のおかげでちょうどよい【山場と問題解決とリアリティ】に仕上がっている
2021/03/13 17:40
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投稿者:みどり玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、2021年1月現在まで刊行の1~3巻を購入と読破。
根幹は「声優スポ根」。
『キャラクターの可愛さ』のおかげで
ちょうどよい【山場と問題解決とリアリティ】に仕上がっている
物語は、
『仲の悪い2人が、ラジオで2人コンビを組まされる』ことから始まる。
毎巻「問題と苦悩と解決」の多くを登場人物の『やすみ』目線で描きながらも、
相方である夕陽の心情を描かず、行動や仕草のみ描写している。
仕事では、お客の手前、仲が良いように見せないといけない。
やすみは、夕陽に対して
「声優として尊敬しているが、私生活の本人としては、コイツだけは、嫌い。
なぜか引き下がれない」という
2人の少女の『素直』になれなさと、
ときおり見せる【相手への尊敬からくる素直な場面】を
読者だけが、ニヤニヤと楽しめる。
1巻では、相方である夕陽との関係が、良くなって来たところで、
本業の声優業に関して危機が、起きるが…
仕事へ向かう2人の真摯な姿勢と、関係の向上、後半の山場解決するのが、楽しめる。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
声優さんの裏と表の違いを表しているというよりは、女の子の裏と表を男性が描いたような感じで、いまいちでした。
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第26回電撃小説大賞<大賞>受賞作、二月公のライトノベル。一緒にラジオ番組に出演している仲良し高校生声優コンビの夕暮夕陽と歌種やすみだけど、本当は…。ある程度、展開について先が読めてしまうのですが、キャラの心情などを丁寧に描写しているので面白く読めます。また声優のお仕事の中でもラジオ番組を中心に据えているのは珍しいと思いました。そして女性声優2人が主人公という事で百合作品としてもムフフな展開があって楽しいです。続巻が決まったようなので、彼女たちのどういう風に成長していくのか、今から楽しみです。ちなみに夕姫推しです。
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電撃大賞作品ということで。
キャラネームや「~して頂戴」とか話し方に少し違和感があった。
けど芸能界と私生活のギャップや、陰キャの攻略とか、女の子がキャイキャイしてるのいいよね!百合っぽいし!口悪いけど!青春してるね!
今後の二人の成長が気になる作品。
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ああ、確かにこれは大賞だわ!
電撃小説大賞『大賞』受賞作。
ガールミーツガールのまさに王道。
そりの合わない二人の女子高生声優が仕事を通じで次第にお互いを認め合い目標として高め合い、そうしてラストの大きなトラブルを自分のことを度外視して助けようとする、いやあ、グッと来ました。
これをデビュー作で書けるのは凄いなあ。
二人のやり取りが愉しくて反応が可愛くて萌える^^
続編も出てるようなのでぜひ読みたい。
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随分長い間積読していたのですが、もっと早く読めば良かったと思いました。
序盤は、声優という職業を持つ女子高生2人に焦点を当てたストーリーなので、日常系ではないですが、このまま二人が徐々に距離を詰めていく感じか‥と展開が予想できるな、と感じていました。が、声優ならではのイベントに対する姿勢、トラブル、スキャンダルなど、一緒に乗り越えることでの2人の距離の縮まり方が、新しいものだったと思います。
次巻もぜひ購入したいです。
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キラキラした仲良し女子高生声優のラジオ番組。
同級生なのはホントだがチョー険悪な仲なのだ。
正体は友達にも内緒だしね!
二人は、いろいろバレずに番組を続けられるのか?
中学生にオススメされて読んだ。
お仕事小説といってもよいと思う。
なりたい仕事でも上位にくる声優さん。
アイドルな声優さんと声優業のみに力入れたい声優さんと、あるよなあと。昭和勢が考える声優業とは、違ってきているのかも。
お仕事の大変さもきちんと描かれていた。
女子主人公だし、女子ファンも多いし、男子向けのサービスシーンはいらん気がしたけど…色気ナッシングだったけど…
レーベルが男子向けだからかな?
3巻まですでに刊行されててびっくりした&恐怖した。←予算的に。続きは読みたい
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声優と高校生の二重生活を送る二人が、なんやかんや危機を乗り越えたりして認め合っていくラノベ。サブヒロインである渡辺千佳ちゃんの素の話し方が堅苦しくて終始違和感。本を朗読してるみたい。ギャルである主人公と差別化を図りたかったんだけろうけど読みづらかったです。
オチは予想通りだけど声優として頑張る二人を応援したくなる話でした。
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声優が声を吹き込めばアニメキャラクターに命が宿る。なら、ラジオブースで軽妙なトークを繰り広げればそこに生まれるものは果たして何なのだろう
本作はその点を突き詰めているね
ギャルの佐藤由美子は元気可愛い歌種やすみ
陰キャの渡辺千佳はおっとり可愛い夕暮夕陽
2人は声優としての顔を作るに当たり、普段の姿と全く異なる顔を作っているね。それは声優戦国時代を生きていく上で仕方のない事であり、むしろそうでもしないと仕事さえ貰えないかもしれない世界
そういう場所に2人は生きている
だから2人にとって不運だったのはそうした声優としての顔を演じていた点ではなく、相性の悪い同士であるのに同じクラスであり、一緒にラジオ番組を担当する事になってしまった点なんだろうね
2人の凄い点はラジオ以外の場面においては相性の悪さから対立して嫌味を投げ合うのに、声優としての実力については互いに評価している点なんだよね
それが成立するのは2人の声優としての芸歴の違いが土台に有るのかな
由美子はアイドル声優として3年目、千佳はアイドル声優としては2年目だけど役者としては4年目
その芸歴の違いがそれぞれの声優業への意識の違いを生み出し、結果的に双方を高め合い、影響し合う関係と成っている
特にその傾向が顕著なのが由美子
彼女はギャルっぽいざっくばらんとした態度で千佳の好まざる言動を繰り返すのだけど、一方で人の本質をよく見た発言も度々飛び出している
特に公録の際などは緊張している千佳を落ち着かせようと言葉を尽くすだけに留まらず、不意打ちを行って対抗意識を高めた上でファンの前に送り出している
あれは土壇場でも変わらない肝の太さが無ければ出来ない荒療治だったね
それでも基本的には由美子の方が千佳に対して劣等感を抱いているから、由美子の方が上位になることはない
マイクの前で素晴らしい演技を披露し、業界的にも順当に評価されている千佳の姿は3年間燻り続ける由美子の精神を押し潰しかねないもの
だからこそ、逆に千佳の最大の理解者になっていく様からは由美子の度量の広さを感じられるのだけども
会ったばかりで親子仲の事情も完全には判っていない千佳の母に対して、千佳の実力を嘘偽りなく称賛できるのは本当に素晴らしいよなぁ
由美子が千佳を評価しているように、実は千佳だって由美子を評価しているのが少しずつ見えてくる構成はいいね
いくら相性が悪くても、根底にある感情が相手への一種の尊敬なのだから、コンビとして最悪だなんて筈がない
ラジオだって本人達が思っている以上に楽しいものに成っていく
だから問題となってくるのは、そうして楽しいものになっていくラジオで見せている顔がアイドル声優として用意された顔で有ったという点
それは当人達を騙すだけに留まらず、ファンすらも騙すことに繋がりかねない
それが結果的にあのような騒動を生んでしまった
ただ、申し訳ないことにその騒動への対処法とその後が個人的に納得出来ないと感じられてしま���た点は残念だったかな……
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声優ラジオでは仲良くしてるのにリアルでは正反対の性格で仲も悪いという対立構造がすでに面白い。 やすみは人気が出ておらず崖っぷちという状況で任された声優ラジオ、嫌いな相手でも表面に出すわけには行かず逃げ道がない。 これが前提となっているのですべての掛け合いが読者の興味を引きつけるようにできている。 ストーリーとしては王道でラジオの会を重ねリアルで交流するたびに関係が改善され、すべてはうまく行っているといった状況からラストへ向けて漂う不穏さ。 絶体絶命の状況でも諦めず立ち向かうやすみにうるっと来た。
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声優の裏表が面白かった。1人の人でも、名前が2つあるからこんがらがった。声優ラジオの裏側を少し知ることができた気がした。