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タイタンのゲーム・プレーヤー みんなのレビュー
- フィリップ・K.ディック (著), 大森 望 (訳)
- 税込価格:1,496円(13pt)
- 出版社:早川書房
- 発売日:2020/03/05
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文庫
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紙の本
SF色も流石だが、ミステリー色とその展開が実に巧い。
2020/06/28 11:13
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF色も流石だが、ミステリー色とその展開が実に巧い。特にミステリー色の強い前半は、SF的設定の難解さも苦にならない魅力を持っている。ただ、人間たちの思考が操作され、唐突にSF色が強まる中盤の転換は、突然意味不明な異空間に迷い込んだ感じで少々動揺せざるを得なかった。後半は正しくSFそのもので頭の中が異空間状態になるし、結末は結局“タイタン人=ヴァグ”の目的は何だったのかという疑問が残るほどあっさりしすぎてる気もするが、まあ全体として判らないようで判るといった感じだし、実際面白かったという意味で十分に合格でした。57年前(1963年)に書かれたとは思えない斬新さに驚愕でした。
なお、本作品は『マイノリティ・リポート(Minority Report)』(2002年、監督:スティーヴン・スピルバーグ、出演:トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー)として映画化されてるが、映画の内容は本とはかなり異なってるようである。
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