投稿元:
レビューを見る
内容が濃い短編小説でした。人間の奥底に潜む醜い卑しさが随所に散りばめられた短編集。スラスラと軽く読めました。ところで東野圭吾さんの小説は登場人物が殆ど煙草を吸うよね!
投稿元:
レビューを見る
1980年代に発表された短編たち。
私はどんでん返しミステリが好きなので、結構好みでした。
東野圭吾作品の中では、「悪意」に近い感じかな。人の悪意、思惑、狂気が絡み合って、(一部の人間にとって)予想外の結末に向かっていく。
「さよならコーチ」「犯人のいない殺人の夜」は特にそうだ。
この手の話、好きだなぁ。もっと読みたい。
投稿元:
レビューを見る
小さな故意の物語
が、とても好きだった。
最後の最後で全てが集約して全てが繋がる感じが、the東野圭吾といった感じ。
その意味では、犯人のいない殺人の夜も似た感じ。最後のシーンで、訳が分からなくなって頭大混乱だったけど、最後の三行で、解決。
ドラマ化しているようで、見てみたいな。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに東野圭吾。
すっかり長編及びメディア化のイメージが強いけど、初期の短編がこんなに面白いとは!
全て夢中になって読んだ。
どれも膝を打つような感覚がありつつ、ゾッとするような心理描写や真相もあり秀逸だった。
投稿元:
レビューを見る
踊り子の真相がとても印象に残った。
どれも悲しい話ばかり。
表題の話だけはいつも通りだった笑
これまでの短編集の中で1番好きだ。
表題の話には拓也という登場人物が出てきて、ブルータスの心臓を思い出して嬉しくなった。
投稿元:
レビューを見る
'22年3月30日、読了。
久しぶりの東野圭吾さんの作品、でしたが…うーん…なんだかイマイチ、かなぁ。でも、好きな作品もありました。
「踊り子」と「さよならコーチ」が、好きです。どちらも、悲しい話でした。
表題作「犯人のいない~」が、一番東野さんらしいかな、なんて思いました。この作品集中、一番トリッキーだったかな、と。
星三つ、というか…四つに近いかな。でも、僕が読んだ東野さんの作品では、ちょっと┐(´ー`)┌期待が高すぎたみたいです。
投稿元:
レビューを見る
7作品の短編集!どんでん返しが面白い作品やブラックユーモアっぽい作品、なんだか切なくなる作品など、どれも東野圭吾らしい作品ばかりで面白かった!
投稿元:
レビューを見る
・親友が屋上から落ちて死んでしまったが、自殺と思えない。当時の様子を探り始めると、驚くべき真実が。
・自殺の直前に、ビデオメッセージを残したその理由とは。
・岸田家の中で起きた、死体もなければ犯人もいない謎に隠されたトリックは。
全七編どれも素晴らしい短編です。
古臭さを全く感じさせません。
投稿元:
レビューを見る
昭和のにおいを残す東野さん初期の短編集。叙述トリックによるミスリード、二転三転の展開など、どれも捻りの効いた作品ばかり。あっという間に読み切れた。
投稿元:
レビューを見る
母から借りた本
・
7編からなる短編集
小さな故意が予期せず、人を死に追いやってしまう
そんなつもりはなかったのに…という声が聞こえてきそうな作品ばかりです
特に『踊り子』はただただ好きだっただけなのに…と切なくなります
さすが東野圭吾さん
どれも隙のない内容である意味安心して読めます
3ヶ月もしたら、すっかり内容を忘れそうだけど
投稿元:
レビューを見る
東野圭吾ではあるのだが初期短編ということで文章も内容も拙い。
本当に同じ本人の作品かと疑うほどに。
『容疑者Xの献身』以前の作品と、以後の作品でおそらく出来は大幅に違う
投稿元:
レビューを見る
軽く読める短編集。 量的に軽いけど、結構ヘビーな内容が多い。 読後は割とぐったり。 3ヶ月の弟を殺したのは兄としてか、父としてか 初恋の相手を死に追いやってしまったことを少年が知ることはあるのか 小さな故意が大きな傷になることも 喫煙者のせいで流産したら、それは殺人になるのか 最後の2編は殺人だし、犯人に同条の余地はないけど、 悲しすぎる。信じた相手に裏切られるところは共通しているけど、悟って、それでも引っかかるのは自殺だし、でもただでは終わらせないところが執念。ラストは、ラストが悲しい。
投稿元:
レビューを見る
特にタイトルとなっている最後の短編は見事。
ただ、読み終わった後の爽快感は無い作品。
読後感が気持ち良いものを求めてる方にはおすすめしませんが、東野圭吾の上手さは味わえる本だと思います。
(伊坂幸太郎の爽やかな本の後だったのでとりわけそう感じてしまったのかも知れません。)
投稿元:
レビューを見る
短編だけど一つ一つ最後はなるほどと納得行くようにまとまってるなと思った。二回読んだけど同じように結末にはなるほどとなる。
投稿元:
レビューを見る
そうだったのか・・・
もう一度読み返した。
ちょっと納得いかないところもあったけれど、なるほど。