投稿元:
レビューを見る
最近本のレビューを頻繁にするようになった。
文章を書くのに慣れてきたが、果たして自分の文章はうまく書けているのか、コツはあるのかなど、足元を見つめ直すため読んでみた。
しかし、この本の半分以上は小説の書き方の話。
予想していた内容とズレていて、いっぱい食わされた(ただのリサーチ不足で自分がいっぱい食いにいっただけ)。
初めて小説を書く側に立った。
一つ一つの言葉に意味があるというのは知っていたものの、書く側に立って初めてそれが実感できた気がする。
これから読むときは言葉の一つ一つをかみしめながら読もうと思う。そういった読み方をするうちに、感性が豊かになったり、多様な価値観を寛容に受け入れるようになったりするはずだ。
作者曰く、ローマの休日を観てない人は人生半分損しているそうです笑
ローマの休日を読んでないと読めない項もあるので(ネタバレの観点から)、観てから読むことをお勧めします笑
投稿元:
レビューを見る
文章を書くコツが分かりやすくてすぐにやってみたくなった!はやみねかおる先生の作品を久しぶりに読みたくなった。
投稿元:
レビューを見る
書くことは楽しい!と思わせてくれるステキな本。読み終わって、なぜかうるうるしてしまった。伝えたい、という気持ちが伝わった。子どもたちに、書く楽しさを書くためのアンテナをもってほしい、という想いがあふれてた。想いがあふれる本は、どんな本でもステキだ。
投稿元:
レビューを見る
小中学生の時にこういう本に出合いたかった。
健と猫の物語で文章の書き方を導いてくれます。
読みやすく、良い本です。作文が上手になりたい人に全力でお薦めします。
以下自分なりの本文まとめ。
作文は気持ちを書くものと、出来事について書くものの2種類。
まず書くことを決める。
文字数が足りない時は、事実や出来事、どう感じたかの気持ちを付け足す。
文が書けるようになるためにはたくさんの本を読む。
読書が上手になる4つの視点
1)登場人物の行動や台詞の心の動きに注目する。どうしてこんな行動をとったのか?どうしてこんな事を言うのか?など。
2)1番盛り上がった場面や記憶に残った場面に注目する。記憶に残った理由やその場面を読んでどう感じたか
3)登場人物の立場に自分を置き換えて、自分だったらどうするかどう感じるか
4)作者はどんな人だったのか。いつ生まれてどこですごしたのか、どんな経験をした人なのか。
文章が上達するには、毎日200字以上書
書くことがないなら、アンテナを高くして書くことに気がつく。
・身の回りの変化
・その日の出来事
・自分の好きな物や人
文章の添削はパソコンにしてもらう。
困ったときは「テンプレート」を頼る。
五感で伝えて表現力を磨く。
1つのものを色々な角度から見る。
表現を豊かにするとたとえは連想ゲーム。比喩(他のものにたとえる)や直喩(まるで~のような)を使う。擬人法を使う。
句読点、漢字とひらがなのバランスなど、見た目の美しさを追求すると文章が上手くなる。
文章を短くするだけで、読みやすい文章になる。
文をパーツでわけると難しい文章でも読める。
語彙を増やす。
小説を書くには
・人を好きになってみる(人とたくさん話す)
・物語に触れる。
・何かに熱中する。
初めて小説を書く時は主人公を自分にする。
主人公のプロフィールを考える。
投稿元:
レビューを見る
作文が書けない中学生に百万回生きてるネコが文章指南をする、っていう話。物語を読みながら、文章の書き方を学べる。
毎日日記を書く、読書してたくさんの文章に触れる、映画やマンガなどで感動したことを言葉に起こす、ボキャブラリーを増やす…などなど、どうしたら文章を書けるようになるのかを教えてくれる。原稿用紙の使い方とか、主語と述語の関係とか根本的な話もあるのだけど、それよりも「考えや気持ちを言葉で表すには?」ということに重きが置かれていた印象。
最後の章では小説の書き方について、教えてくれる。
この本を読んで、もっと色んなことに刺激を受け、文章をどんどん書いて文章力を向上させたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
児童作家、はやみねかおるさんの文章の書き方教室。
中学生の主人公健としゃべれる猫のダナイがストーリー形式で序盤は文章の書き方、後半は小説の書き方。文章の書き方をわかりやすく教えてくれる。
この本を読んでるとちょっとした気付き工夫で文章力は上がりそう。
まずはアンテナを高くして、日記を書いていこうかと思ってる。
気になったポイント
・小説はいろんな視点で読む
・日記で文章力を上げる。
・アンテナを高くして、意識して周りを見る。
・五感に問いかける文章を書く。
投稿元:
レビューを見る
十万回生きた猫!に教えてもらう文章教室。
健くんは、数学が得意そう。
作文と聞いて回れ右して逃げ出したくなっちゃう子とか、小説を書きたい・あるいは書きたい話があるけど、どこから手をつけていいか迷っている子に手渡したいな!
・冒頭
→気持ちを書く
→出来事を書く
・書くことを決める
→ラインやツイッターならどんな文章を書くか。それを、仲間内でなくてもわかる文章に置き換える。
→出来事や気持ちを付け足す。
・文章力アップのために
→たくさん本を読む
…絵が上手くなりたいならたくさんの絵を見る、曲を、つくるにはたくさんの音楽を聴く。
→でも、本も絵も音楽も、まずは楽しむために。
・日記を書こう。
→継続は力なり。
→出来事と気持ちを書き出す
・書くのがしんどい
→話せばいいじゃない。音声アプリとか。楽しいやり方を見つける。
・新聞を読む
→ふりがなをつけてくれているから、漢字の読みを自然に覚えられる
・個性は基本を身に付けてから。
・小説と作文は違う
…などなど。
テンプレート、大切ですよね~。報告書に重宝しています。
投稿元:
レビューを見る
猫のダナイと、たけしくん。
児童書作家はやみねかおるさんの、優しい、ほのぼのとしたストーリーを追って行きながら、文章を書くこととは何なのか、に焦点をあてながら文章のイロハが学べる本となっている。
一つのことをいろいろな角度から見てみる、たくさん書いてみて結局何を伝えたいのかを考えて、他を削る。そうすることで研ぎ澄まされた文章を作り上げていく。
投稿元:
レビューを見る
人に読ませる文章を書くのに苦手意識があるが、上達したいという意思を持っているために手に取った。
特に印象に残ったのは、文章の個性の出し方と、短い文章を書く時間がないという話の2点。
1点目は基本をしっかり押さえた上で応用させることが個性であるという話だ。
一足飛びに上手くなりたいというはやる気持ちをなだめられたようだった。
本書には作文における基本のトレーニングが多く紹介されており、今すぐ始められそうなものばかりだ。読みながらも早く実践してみたいという気持ちでうずうずした。
2点目は洗練された文章を書くには時間がかかるという話だ。
短くまとめるというのはそういう技術なのだなと思った。
自分はまとまった文章を書いた後によく、本当に伝えたかったことはこんなことだったのだろうか? と自問することがよくある。あまり伝える上での重要度の高くない情報も思いつきで足してしまいがちなので痛い指摘だった。
投稿元:
レビューを見る
作文や読書感想文とまでいかなくても、授業の感想などでちょっとした文章を書く機会はよくありますね。そんな時何を書いたらいいんだろう・・と手が止まってしまう人におすすめの本です。『夢水清志郎』や『まちトム』シリーズの作者、小説家のはやみねかおるさんが教えてくれる文章の書き方。見開き1ページにポイントがまとまっていてわかりやすい!手紙から小説まで、書きたくなる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
上手く文章を書くコツを知りたい。スムーズに自分の気持ちや考えを表現できるようになって、表現する事自体を楽しめるようになりたいと思って手に取りました。
著者は児童文学作家であり、小学校教師でもあります。
具体的なトレーニング方法が書かれていて、”教室”というタイトルに納得しました。
1人でワークショップを体験しているような感覚で、文章を上手く書けるようにステップアップできる本だと思いました。
トレーニング形式でやる気もでます。
まずは、紹介されていた方法の一つとして、
日記を五感で書いてみることをやろうと思いました。
いつもは、事実の羅列になってしまうことが多いですが、五感を使って表現することで、イメージが膨らみやすいと思いました。
投稿元:
レビューを見る
文章を書くというのは慣れてない人にとっては難しい作業かもしれないが、この本を読めば「もしかしたら文章書けるかも」って思えます。
後半には小説の書き方も載っていて読んでいてなるほどと思いました。
SNSなどで今は誰でも文章を発信している時代です。
だからこそ正しく伝える為の文章の書き方はぜひ知っておきたいですね。
とても読みやすくわかりやすいのでおすすめです。
投稿元:
レビューを見る
しごく当たり前のことが書いてあります。確かに大人が読むと物足りないと思う人は一定数いるかと。でもだからイコール大したことない、なんてこたぁない。子どもにも分かるように簡潔に書いてあるし、変に凝ったテクニックがないかわりにもうちょっと本質的な気付きをくれるのだ。
例えば「伝わる文章は、『目』と『耳』と『鼻』と『舌』と『肌』で書く」とか(五感をよーく研ぎ澄ませて)、「気持ちは『記号』にしてから文章にすると、なぜか伝わる」とか、確固とした方法論というわけではないけど、あぁ確かにそうかも…というような文章を書くにあたってのざっくりとしたイメージ。「『文章の個性』は『基本を守ること』からにじみ出る」とか「伝わる、わかりやすい、心に残る。短い文こそ、名文!」とか、まっとうなことをまっとうに言ってくれてるのいい。
そしてこの本のもう一つの魅力は、第3章に小説の書き方の指南書がついていることだろう。小説の書き方なんていうとなんだか分厚い本に難しい感じで書かれてる感じがするけど、それをぐーっと煮詰めて簡単にした感じ。どうやったら登場人物が動き出すの?構成はどうする?そしてとにかく小説を書きたい!という強い思いを持つこと、そして最後まで書き終えること。これ、実はあんまり誰も言ってくれないんじゃない?確かに一度ヤメ癖がつくととことんヤメちゃうもん。
初めて読む文章の書き方本としてもいいし、いろいろ読んだけどとりあえずさっと本質を復習してみる?みたいな読み方でもよし。
投稿元:
レビューを見る
文を書くのが苦手な子に向けた作文のコツ。軽い雰囲気で段階を追って書く内容をあげていっているので「何を書けばいいのかわからない」と真っ白の原稿用紙を前に固まっている子には助けになると思う。後半は小説の書き方指南なので興味がある人に。
投稿元:
レビューを見る
12月9日新着図書:【「何を書いていいかわからない」を一瞬で解決する方法…から始まるこの本は、わかりやすい!書くのは苦手という人はぜひ手に取ってみて。「怪盗クイーン」「都会のトム&ソーヤ」シリーズなどの著者が書いた文章教室は、OPENING、あとがきまでおもしろい。さすがです。】
タイトル:めんどくさがりなきみのための文章教室
請求記号:816:Ha
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28177746