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生きづらさを感じる人にはタイプがある。
①メランコリー親和型
②HSP
③愛着スタイル
3-1.安定型
3-2.不安型
3-3.回避型
生きづらさを感じる7つの原因
①べき思考
②反芻思考
③自責思考・他責思考の混同
④二分法的思考(完璧思考)
⑤理想化
⑥見捨てられ不安
⑦自己憐憫
この本は読みこんでパターンまでしっかりと頭に叩き込んで体系的な理解まで腹落ちさせる価値があると感じた。
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生きづらさを感じてる自分自身がそれでも一緒に幸せに生きていきたいと願う周りの人達と生きることに、勇気を与えてくれた。
自分の人生をコントロールするきっかけをポップでライトにくれるかも。生きづらい人におすすめしやすい本!
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コーピングマントラは非常に参考になった。
文体から優しさがひしひしと伝わってきて、精神科医としての能力の高さを感じながら読め、納得しながら読み進めることが出来た。
分人主義、小確幸、ラインオーバーに対するシールドを持つ、自己決定。
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何度も何度も読みなおす大切な本。
人と会う時に疲れてしまう時でも、
文字から新しい視点と許しをもらえる。
自分のことを責めずに、
心地よい頑張りを続けていく。
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うつ病HSPには役に立つことばかりでここにまとめることも難しいくらい。
生きづらいメンタルを抱えて「人生ハードモード」状態な人たちに向けて、自分のタイプを見極める、見えない敵の正体を知る、敵を攻略するためのキーアイテムを手に入れることを教えてくれる本です。
個人的には、「僕らは生きるためにもっと『コンテンツ』の力に頼ってもいいんじゃないか」という言葉に1番共感しました。今日まで、嵐とかあつ森とかのコンテンツに生かされてきた自覚が私にもある。
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特に新しい知見は無かったが
多分同世代の オタクコンテンツ好きという点で
話がスムーズに自分の中に入ってきた
最後の章が筆者の本当に言いたい事なんだろうなーと思ったし
あそこで読んで良かったと思えた
まだまだ頑張ろ
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ゲームのステージクリアみたいにはいかないと思うけど、生きづらさを感じている人にはおすすめできる。
クエストとあるが、ゲーム的な構成がされているわけではない。普通に、本である(笑)
ところどころにゲーム名が出てきて、そのゲームをプレイしたことがある人なら、圧倒的に理解しやすいのは間違いない。
本書は「ゲームからだって学べる」ということを示していて、そこは共感できる。ゲームだって無駄じゃない。無駄にするかしないかは、あなた次第である。もちろん、本にしろスポーツにしろ同じだろう。
かなり限定的になるが、ゲーマーにおすすめのメンタル治療本として貴重な一冊。
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私は好きですこの本。
読む前は軽く見ていたけど、
例えが理解しやすいので、
自身に置き換えて考えやすい。
私は遠距離攻撃型の魔法使いである
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まず自分を知り、その上で白魔道士と黒魔道士を見つけていく。
常識といったところにあてはまるようなことを言わず、ゲームに沿ってわかりやすく助けようとしてくれる。とてもいい本。
何回か読み返したい。
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友人が仕事関係で悩んでいると話す私に、知り合いが貸してくれた1冊。こういうメンタル系の本は読んだことはなかったのですが、読んで私までもスッキリしてしまいました(笑)
ゲーム好きな著者が
・人生が生きづらくなってしまうメカニズム
・生きづらさを感じる人が当てはまりやすい3つのタイプ
・それぞれの思考のクセと陥りやすい不幸
・そこから脱却するためのコツ をRPGのように順に追って紹介してくれます。
著者の温厚な性格がにじみ出るような穏やかな語り口と、ゲーム・マンガ用語満載で基本はサクサク読めます。思考のクセについては当てはまる箇所が多いほど読むのが億劫になりますが、文中にもある「自分が何を考え、どう感じるかを客観的に判断する」ことを意識することで、自身のメンタルがレベルアップしていくかと思います。
個人的にはあとがきの著者の経験が心に残りました。
文中のゲームは20代後半~40代がドンピシャ世代だと思います。HPが半分を切ったくらいで読むのがおすすめです。
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●某レビューに「正論で殴るタイプの本」と書かれてあったのが気になり購入しました。むしろそのくらいのやつが好きなので。結果的には、思ってたよりも優しめの正論でした(笑)
●「〜べき」を「〜が趣味」に変換するというのは良いなと思いました。実際にやってみると、執着度が落ちる感じがして心が楽になりました。
●自分と相手の線引き、結構苦手かも…と気付きました。誰かが機嫌悪いと自分のせいかも?と感じてしまったり。人に頼るのも苦手です。自分の能力を過信しているので、自分の限界と向き合わなきゃと思いました。そういう意味でも、自分に誠実でありたいと思いました。
●「自己れんびん」の概念は初めて知りましたが、面白いなと思いました。心が病んでいた頃を思い出すと、確かに!と思い当たる節もありました。
●「分人主義」という言葉も初めて知りましたが、好きな自分でいられる相手と一緒にいることは大切だと感じました。私にもそういう相手は数人いますが、今は近くにはいないし普段連絡も取り合わないので、意識的に関わる機会を増やしていけたらと思います。
●日常の中に小さな幸せを感じていくことが大切らしいので、いいこと日記をつけたいと思いました。あと、自分が幸せになれることをリスト化して、いつでも見られるようにしておこうかなと。
●太陽光を直接見るのは、目の健康的に大丈夫なのかな?と少し不安になりました。…が、15秒程度なら大丈夫そうかな?でも、必ず裸眼で見るように気をつけなくてはですね。
●自己決定が幸せに繋がるという話、身に覚えがありすぎて、やっぱりそうだったんだ!と嬉しくなりました。これからもできるだけ自分で決めて、納得しながら生きていきたいです。
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1 ハードモードを抜け出す最重要アイテムは「三つの信頼」
あなたの「しんどい」の裏にあったもの
「信頼」と「安心」には大きな違いがある
心の安全基地を作る方法
2 自分というキャラクターの「タイプ」を知る
自分のこと、本当にわかっていますか?
タイプ1 メランコリー親和型性格―うつになりやすい「真面目な英雄」タイプ
HSP 敏感すぎて疲弊しやすい「繊細な魔法使い」タイプ
愛着スタイル 「心の間合い」における「近接型・遠隔型」タイプ
3 頭に巣食う「見えない敵」に気づく
知らぬ間に陥っている「型」とは
見えない敵1 べき思考―人をがんじがらめにする「呪いの鎖」
反芻志向ーネガティブ時間を長引かせる厄介な存在
自責思考と他責思考ー誰が・どこまで背負うべきかを間違えない
二分法認知ー完璧主義はつらいよ
理想化ー憧れと幻滅の狭間
見捨てられた不安ーあながたいないと生きていけない
自己れんびんー黒い霧ですべてを無効化する最強の敵
4 「自分のクエスト」を生きるための攻略のヒント
そして冒険の旅へ
得るべき仲間は「白魔道士」と「黒魔道士」
分人主義
小確幸
体内時計
批判への向き合い方
コーピングレパートリー
自己決定
コンテンツ処方
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ゲームの例えがわかりやすくて、すいすい読めた。
色々と心に残った言葉や考え方はあったけど、あとがきを読んだ時は泣いてしまった。
お守りにしたい本がまた増えた。
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精神科医の著者。ゲームが好きな著者が開業している秋葉原内科saveクリニックの名前は「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトにしている。その発想が優しくて好ましい。
まえがきとあとがきがこの本というか著者の想いが詰まっていた。その部分を読んでほっとするし「生きる勇気」をもらえると思う。
本編は内容が雑多でひとつひとつが浅くなってしまっていていまいち響いてこない。ちょっとわかりずらいし。
広く浅くでもいいから、もっとゲーム寄りに振り切ってくれたらあまり本を読まないゲーム好きたちにも薦めやすかったのだけれど。
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(まえがきより)
アニメ、ゲーム、映画、小説、アイドル、コスプレ、BL(ボーイズラブ)、演劇、二次創作ーー。それらのコンテンツにハマることが、生きる上で心の拠り所になっている。言い換えれば、「コンテンツが人を救っている」ということです。
(あとがきより)
人によっては小説だったりアニメだったりするだろうけど、「逃げ込み先としてのコンテンツ」の価値はもっと理解されていい。
ずっと「勇者」になりたかったのだけど、じゃあ、誰にどんな勇気を与え得るものでありたいのか。それは、僕のすぐ近くにいる、絶対に死んでほしくない大切な人に、「生きる」勇気を与えられるものになりたい、ということがよくわかった。
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あとがきに書かれた著者の喪失体験に衝撃。著者の活動の力になっている背景の一端を知ることができた。
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【ポップさの裏にある苦悩と情熱が感じ取られる熱い一冊】
人生におけるメンタルの苦難をRPGになぞらえながらポップに章が進んでいく。その比喩も無理やり当てはめているということはなくすんなりと理解できるものだった。
1章、2章はまずは自分の特性を知ろうということでこの辺りは他の書物にもある内容。ただ特筆したいのは、3章の見えない敵と題された数々のメンタル不調の原因に追及した箇所。
「べき思考」「反芻思考」「理想化」など、自分でも知らず知らずのうちに内在化してしまう思考回路は、心療内科医として数々の患者と誠実に向き合った結果学び取った結晶だと思った。
本書にもあるが、本当の敵はネガティブな感情ではなくこれらの思考のクセである。ひいてはそれはその思考を自ら行う自分自身なのかもしれない。
特に、見えない敵の大ボス中の大ボスとして記された「自己憐憫」はまさに目から鱗だった。この自己憐憫による”酔い”に対して言及した書物は他にないかと思う。
おわりにも書いてあるように、メンタルクエストと題された本書はかなりポップに作られているがその内容は深すぎる一冊だったと思う。