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非常に興味深い本だった。本は好きだし、最近読書アプリに読んだ本の所感などを書くようにしているし、とても参考になった。それにしても、1日1、2冊、年間500冊読むというのはすごすぎる。それも、読むだけでなく、書評を書いたりアウトプットもやりながらである。本の読み方なども、いろいろと書かれてあり、自分も今後、参考にしたいと思った。
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書評家として著名な著者が、書評という仕事について率直に述べた本。
面白かった観点として、自分の意見よりも、読者にどれだけ興味をもってもらえるかという点を強調していたところ。
最後の方に、1導入、2ファクトの紹介、3まとめ、という書評の書き方があり、読まれる書評家の特徴としてポイントがまとまっており、書き方も参考になります。
文章のリズムを大事にしていることと、文章力という基本はもちろん大事なのだが、センスがものをいう、という点については、実際はそうなのでしょうけど、余人にはマネできまないかもしれませんね。
たくさん読んで、たくさん書いていくしか上達の方法はないようです。
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「本好き、必読!」、「書評家の一日」など、カバーや目次には魅力的なフレーズが並んでおり、思わず手に取ってしまった。
しかし、内容はちょっと期待外れ。当たりのことしか書いてない。はっとするような驚きの内容は特になし。
強いて言えば、印象に残った箇所は以下。
・「書けない…」となるのは、書かずにはいられないほどの何かがないということ
共感!
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この本の内容は書評を仕事としての紹介が主である。自分が欲しい内容は書き方が知りたかった。書き方は少しだけでした。学べるものはあり、型にハマらず自分の文章を好きになる事を意識したいと思います。正解はないのだから。
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『書評を書く上で大切なことは、誠実さ。』
■読了時間 1時間33分
■この本をオススメする人
・ライターを目指している方
・趣味で書評を書いている方
■感想
フリーランスで年間500冊以上の書評を書いて生計を立てている、プロの書評家である著者。あまり明るみには出てこない書評家のリアルな生活と、書評の技術について書かれた一冊です。
日々締切に追われているプレッシャーや、書評家の懐事情なども赤裸々につづられているため、プロのライターを目指している方には、職業「書評家」の実生活が垣間見れるため、参考になると思います。
読み進めるにつれて、著者の書評を書く上でのポリシーがひしひしと伝わってきますし、好きだから書き続けられることもよくわかりました。
私もブクログでブックレビューを書く"物書き"の端くれとして、著者に対する敬意、僭越ながらこのレビューを見ていただけるブクログユーザーの方への敬意、すなわち「誠実さ」を意識して、これからも書いていきたいと思います。
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いつもこのサイトで書評を書くが、読んた本を忘れない程度にメモしておこうと言う、極めて私的な目的で続けている。ただ、無料版故、人の目にされられていることから、今後の書評の書き方に関して参考にしたく手に取った本作。率直な感想としては、プロ目線の真摯な意見はやはりというか、冷や汗が出ます。
先ず作者が訴える読み手への誠実さが自分にはない。読み手がどう考えるかはほぼ考えていない。ただ、読み手をを強く意識するのはやはりプロの仕事だから。そういう意味では仕事で書くメールに関して意識を持つべきと感じた。
人の心を動かす面で言えば、同じ本を読んだ人に共感してほしい欲欲は、ある。今後意識していきたい。
要約とリズムについても、仕事で書く文章で特に意識したい。ただ、このサイトでの書評は…ほぼ推敲なしです。あまり真剣に時間をかけ過ぎてこの習慣自体を辞めるに至るのが怖いです。
そんなわけで本書はとても読みやすく、参考になりました。
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●気になったところ
書評とは「読者に向けた新刊ガイド」
新聞等の書評は難解なものが多い気がする
ネオ書評
紙ではなくWEBで個人が自由に書き散らす書評
(ブクログもそうなのかな?)
書評家に必要なこと
伝える→共感をつかむ
プロとアマ
プロは、編集者・校閲を経て世に出る
アマは、ネット等で自由に発信できる
人の心をつかむ文章
その人にしか書けない文章
その人らしさが表れた文章
本音や気持ちを隠さないこと
自分の文章を好きになるには
とにかくいろんな人の文章を読む
毎日毎日読んで、その中から特に好きな書き手を見つける
その人の文章をたくさん読む
その人の文章を意識しながら書く
SNSへの活かし方
まずは勢いで書く
無駄がないか見直す
無駄を省く
文章のリズムは、
テンとマル
てにをは
その他、報酬のこととか、著者の日常とか、DJもやってるよ、とか、色々書かれています。
私の興味は、書き方について、なので、それ以外はあまり興味なし
●この本を読んで
新刊ガイドとか、全く興味なかったけど、大型書店のレジ近くに置いてあるものをいくつかいただいてきた。じっくり読んでみると、結構面白そうな本がある!
気になったものは、図書館、メルカリ、Amazonの順で調べて、いくつかは図書館で予約し、いくつかはAmazonのほしい物リストに入れた。まだ購入にはいたってない。1つはKindleのお試し無料部分だけ読んでみた。
●で、感想
書評を書くことより、書評を読むことに興味が湧いてきた。
そういえば昔は「本の雑誌」をよく読んでたなぁ、いっぱいマーカー引いて、結局読まなかった(買わなかった)。
ネットの発達した今だからこそ、熱いうちにすぐに調べたり、予約したりできるんだなぁ。
メルカリで買うより、AmazonのマーケットプレイスやKindle本の方が安かったりする。
また、本の雑誌、読んでみようかな。
以上
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ブクログを使うにあたり、読んだ本を記録するだけではなくレビューもかいてみるか…しかしレビューとはなにをかけばいいのかしら?ということで手に取ってみた1冊。
誰に何を伝えたくて文章を書くのかという文章そのものの基本や、書評と読書感想文の違いについてなど興味深く読むことができた。
ブクログはあくまでも私自身の記録だから、読書感想文でいいかな…w
また話題の本を読む意味については、普段から私も思っていたことなのでとても共感できた。(し、『数の女王』を読みたくなった。)
書評におけるネタバレの話もあったが、ここはもう少し踏み込んでほしかったなと思う。これに関しては著者の主な書評のフィールドはノンフィクションや実用書ということで、小説についてはまた別の書籍をあたってみたい。基本は違わないのかも知れないけれど。
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現役の書評家が自身の仕事の実態を赤裸々に語ってくれる本。著者の書評活動はインターネットを活動拠点としている。著者曰く、従来の書評、たとえば新聞や雑誌などの場合、本の紹介やその内容も、硬派な印象をもち、それゆえに特定の層にしか受けないという。著者はこれらを「トラッド書評」と分類する。それに対してウェブ上での書評は、多くの人々が気軽に消費できて、何となく取っつきやすい雰囲気があるという。これを先ほどの書評に対して「ネオ書評」と分類する。
著者が本書で繰り返し主張するが、理想の書評とは、読書にとって、本のガイドラインとして役割を果たせることである。そのため、読者に伝わりやすい表現方法や読者からの共感を得られることが重要だと考える。とにかく読者目線で書評の内容を充実させなければならない。
本書は書評を中心に取り扱うが、書評家に限らず、情報関連の仕事に携わるひとや普段のプレゼンテーションで悩むひとにも刺さる内容となっている。したがって、何かを伝えるスキルを磨きたい人にもおすすめできる。
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書評家というより書紹家といった感じですね。
拾い読みの様な読み方で書評を書く事が果たして誠実と言えるのかしら…
多岐にわたる文献に当たり、精読、分析を経て評価を加えるのが書評家の仕事かと思っていました。
しかし、資格がある訳でもなく、誰でも書評家を名乗れるますし、情報が絶えずスピーディに大量消費される現代において求められる書評家は、こういったタイプの書評家なのかもしれませんね。
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プロの書評家が書評を書くときに意識していること、実践していることを知れて大いに参考になった。
当たり前のことかもしれないけど、読む人を意識すること、自分の書きたいことを大事にすること、発信するときには自分も頭の片隅にいれておこう
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SNSで発信をする上でも学びになることが多かった。
・どこまで「自分」を出すかを意識する
・伝わりやすい書き方を考え実行する
・読者の目線に立つ努力をする
・すべてを盛り込もうとせず、重要な箇所にクローズアップする
・誠実に本音を書く
・文章はリズムこそ命