紙の本
今回は大ちゃんも塔太郎も泣ける!
2020/09/23 22:44
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投稿者:モモタロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった感想は泣けたなぁ今回、という内容でした。
大ちゃんも塔太郎もお互いを思いやりすぎるんじゃないかな。
傷付けないようにしようとして悪化するというか。心を隠すと逆に相手を傷付けるっていう。
大ちゃんはもう本当に恋する女の子でしたね。好きな人に冷たくされてもメゲナイ健気で本当に泣けた。
そりゃ冬眠します。心が死んでしまう。
この時ばかりは塔太郎を責めたよ、酷すぎる!これ以上大ちゃんを傷付けないでよぅ!
塔太郎は自分を卑下する癖やめた方がいい、早く大ちゃんと両思いになって自分に自信をつけてほしい。
親父問題が解決してなくてもいいじゃない、幸せになってください!十分苦しんだから。
なんといっても一番可哀想なのは総代くんだよ!
とんだ当て馬じゃないか!
私としては総代くんも頑張ってほしいんだよなぁ(笑)最後には幸せになってください。
あ、まさるも可哀想な終わり方だったので幸せになれるエンディング期待してます。
最後の終わり方がちょっと気になりますね。死亡フラグじゃないことを祈ります・・・。
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今回は、思い合っているはずの塔太郎と大の気持ちがすれ違っていてはらはら。
お互いに相手を思う故だからっていうのがなんともやりきれなくて。
挙げ句に、そんなことになろうとは。
与里さん、あまりにも悲しい。
どうか、心穏やかに、幸せになってくれますように。
大と塔太郎も、どうかうまくいきますように。
熱狐との戦いは、勢いがあって楽しかった。
酔っ払いさんとかね。
今後、もっと大きな敵が立ち塞がりそうだけど、あやかし課のみんな、がんばれ。
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冒頭のお話が大ちゃんも塔太郎もナイスバディぶりを見せてくれただけに、その後のすれ違いっぷりは読んでいて非常に辛いものがあった。
塔太郎自身が悪いという訳ではないが、タイミングが色々最悪だったというか。
一人で抱え込んでしまったがために、本当に大事なことや人を自ら遠ざけてしまうという悪循環。
大ちゃんも大ちゃんで、こちらも一人で抱え込むから後半非常に大変な展開に。
と言う訳で、大ちゃんにとっても塔太郎にとっても試練の巻となった。
特に大ちゃんは「まさる」から戻れなくなるという、変身ものでは避けて通れない試練が立ちふさがる。
大ちゃんと「まさる」が別人格というのが、これまた話をややこしくしている。
今回「まさる」の成長ぶりは一番凄いものがあったが、まさか筆談できるまで意思疎通が可能になり、しかも恋まで経験するとは。
ただでさえ大ちゃんと塔太郎の恋模様がややこしいことになっているのに、「まさる」まで恋してしまうと収拾がつかいないのではと心配になるほど。
「まさる」の恋は無論成就はしない訳だが、今後もこういうことが起きた場合、「まさる」の想いをどうするのかという問題が度々上がってくるのではなかろうか。
いずれ大ちゃんと「まさる」が離れて、それぞれが独立するという展開が来ない限りは、なかなか扱いが難しそうな点だなと思った。
独立あるのかなあ……そうなると、あやかし課としては人員が増えてやりやすそうだけど。
今回は閑話で塔太郎視点が入ってくるので、彼の心情が読者側にも分かりやすくなっていたのはありがたかった。
やはり今にして思うと本当にテンパってるなと感じる。
だから要所要所で悪手を打つという。
特に敵に塩を送ったのはまずかった。
今回、総代くんが大ちゃんへの想いを自覚して塔太郎に宣戦布告。
の筈だったのに、塔太郎がそれどころではなかったせいで、総代くんと大ちゃんの間を取り持つと約束してしまうほど。
うおおおい、ヒーロー、それでいいのか!
総代くんすら戸惑っていたやないか(多分、宣戦布告が肩透かしに終わったこともあって余計だろう)
これまた塔太郎も律儀だから、最後の最後で自分の想いに気が付きはするが、約束したから義理は果たすと総代くんへのアシストを断らない模様。
これはまた次回以降に別のすれ違いフラグが立ってしまったではないか。
恋する相手が別の人との恋を応援していると知ったら、今回の二の舞にならないだろうか。
今からそればかりが心配である。
非常に大変な試練だったが、得たものも多い。
ただその分、他の不安要素も残す結果に。
もう総代くん、あの二人は両片思いやねん、空気読んでくれんかねと思ってしまうほど。
どうなるんだろう、これ以降……
それにしても、今回も登場の渡会。
どこにでもわいて出るね、この方。
ゴキブリかしら?
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シリーズ4作目は恋バナがメインって感じだが、まあ京都観光案内とあやかしとの戦いなど、バランス良く組み合わされてるかな。京都ではないが滋賀坂本の日吉大社、伏見稲荷、松ヶ崎、小野・醍醐を回る。
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恋愛色の強い1冊でした。
大ちゃんが辛くなったり、まさるが成長したり。
塔太郎本人は悪くないのに、苦しんでいる様子とか。痛々しいですね。
シリーズとしては渡会のバックもわかって、次の展開に繋がっていく様子です。
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シリーズ第四弾。
今回は、いつもの連作四話(と、序&終章)に加えて塔太郎視点の“幕間”を挟んだ構成となっております。
ストーリーと共に京都巡りを楽しめるこのシリーズですが、この巻では、京都のお隣、滋賀県にある日吉大社(第一話)。千本鳥居でお馴染み、伏見稲荷大社(第二話)。セレブ地区(?)の松ヶ崎(第三話)。小野小町ゆかりの隨心院(第四話)等々・・が舞台となっております。
謎の強敵“渡会”達の背後に、塔太郎の実父が絡んでいる可能性が浮上。
その事で思い悩む塔太郎と、事情はわからずも塔太郎を心配するあまり詮索してしまう大との間にすれ違いが生じてしまいます。
読者側からすれば、お互いのことが大好きなのが伝わってくるだけに、なんとも切ない展開でしたね。
しかも、大の同期の総代くんも大への想いを塔太郎に打ち明け、表向きはともかく実際は三角関係になっちゃっています。
お互いしんどくなっている大と塔太郎ですが、そんな中、大が「まさる」に変身したまま戻れなくなってしまうという事態が発生。
大のメンタル的な原因が主なのですが、図らずも“日常生活”を送ることを余儀なくされた「まさる」の奮闘&成長ぶりには目覚ましいものがありました。
“筆談”もできるようになったし、“初恋”まで経験するとは、なかなかの経験値を稼いだ「まさる」くんでしたね。
終盤には元の“大”に戻れてよかったですが、塔太郎そして総代くんとの恋模様や、塔太郎の実父の件など、今後の展開が気になりすぎて困っております~。