紙の本
絵はがき
2020/04/29 15:59
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
おばあちゃんの家で暮らす小学校6年生。夏になるとかならず届く謎の絵はがきの送り主に会うために、冒険にでる。
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家に送られてきた朝顔の絵のハガキ。ばあちゃんは読みもしないで破って捨ててしまった。次の年、誠矢は朝顔のハガキをばあちゃんに見せずにしまいこんだ。毎年送られてくるハガキの人はどんな人なんだろう。なぜばあちゃんはこの人が嫌いなんだろう。6年生の夏、誠矢はハガキの人に会いに島根まで行くことにした…。
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夏らしい、好きなお話だった。誠矢と梶野くんのキャラクターもよかった。夕鶴ルール、河童の仕事、少し不思議な少年2人の夏休み。お兄ちゃんが描いた朝顔の絵ハガキはきっと素敵なんだろうな。
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しっかりと伏線回収して、夏の終わりの少し寂しげ感があり、ローティーンの清々しさ満載で、気持ちよく読了!
途中、ファンタジー?いや、オカルト⁈感があり、それ対する誠矢くんの気持ちのピュアさが胸にキュンキュンきた。
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公共図書館でふと目に止まった本。
父親を亡くして母の実家で祖母と暮らすようになった主人公。毎年祖母宛に届くハガキの差出人を、名前がわかっているのに「ハガキの人」と呼ぶことに違和感があったけれど、途中で納得。
深刻にもなりえそうな話だけれど、中心人物となる小6の二人の男子の考え方や言葉にクスッと笑える場面も少なくなかった。
そして最後はジワッ。
高学年におすすめ。
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川の人の正体にひねりがなかったのと、さらっとヤングケアラーになってる主人公達兄弟がきになったが、全体的には心温まるストーリーだと思う。
部屋をメチャクチャにしたり、通帳を押収したり、机をぶったぎらせたり・・人を人として扱わない狂気をもちあわせる、祖母のエピソードは中々に強烈だった笑
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朝日新聞社児童文学賞受賞作。読み終えたあと、真っ青な空の下で一服の清らかな湧き水をいただいた後のような清々しさを感じる作品。
児童文学なんて、ハリーポッターくらいだったが、娘ができて娘にお薦めされて児童書を読むように。素晴らしい作品が多い。大人も考えさせられるし、感動するし、心が洗われるような作品が多いから、読後感が本当によき。
この本は、構成も面白いし、登場人物が一人ひとり魅力的で、ストーリー展開も「普通」じゃなくてあっと驚くものになっていて。素晴らしい作品でした。
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最近、児童小説には、主人公二人で人称が入れ替わりながら展開するものが多い。この小説も主人公は対照的な少年ふたり。
シナリオのようで読みやすいのかも。
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読み始めたら、ケタケタ笑ってるところもありました。「おばあちゃんの昔の恋人からハガキが届くけど、ある年から中身が変わって、、」と詳しく教えてくれました(けど忘れてしまった…母失格)
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主人公の誠矢の性格というか、気構えがすごく良い。ひねずにものを見る才能のあるキャラクターは人気がありますが、魅力のあるキャラクターにしよう!みたいな欲を感じずフラットに描かれていて穏やかに読めました。感情移入はサブ主人公の篤史君のほうがしやすく、時折笑いをいれて物語を明るくしてくれています。
夏休みに親戚がいない悩みわかるわかる〜、と思いながら読了。
連載されてたとのことですが、よくこの話を連載で続きを待てましたね。続きが気になって配達待ちですよ。
長いお話ですが文章の段落に工夫があり、一人称なのもあってかなり読みやすいです。漢字全てにふりがなあり。挿し絵は少なめ。主人公と同じ年齢の小学六年生におすすめしたいところですが、物語を何冊か通読している読書家さん向けかなあ。
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夏になると毎年必ず届く朝顔の絵はがき
おばあちゃんに見せるとびりびりに破られてどういう関係の人からなのか何故毎年届くのかなにもかも教えてくれない
こうなったら住所を調べて夏休みに会いに行く…というお話
小6の男の子
兄はあることがきっかけで引きこもりに
友達の梶野目線と交互に話が進んでいく
梶野いいやつ