紙の本
ホッコリ料理本
2020/06/07 19:51
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの高橋由太先生が書く料理本???
舞台は川越 父の定食屋を継いだ店主の大地と風変わりで純粋な狸の化け物?たまきが、客と料理と世間を介して心温まる話が短編集のように続く。川越の名産を中心に、昔ながらの普通の料理を、絶妙なアクセントを効かせて折り込んでいく。高橋先生の摩訶不思議な世界を期待してたのに、余りに違うので、ビックリしながらも完璧にハマってしまいました。美食とは言えない普通の食事の中に、料理人しか気付かない小さなポイントまで紹介されていて、尚且つ、高橋先生ならではの不思議世界が今後 広がりそうな気配にわくわくしてます。ストレス解消にお薦めです
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元気なたまきちゃんにパワーをもらえる。
いいねぇ。
そして、うん、おいしいは正義なのだ。
お父さん、大地、たまき、それぞれが相手を思いやっている。
で、からあげ王子って!
なんかナイスキャラだ~。
近藤も素晴しい。再登場してほしいな。
とある喫茶店からもこっそり顔を出してるねー。
今のところ大人しくしてるけど、さて、今後どうなるかw
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商店街の人達との関係も良好だし(たまきちゃんのおかげ?)、大地君も確実に成長している。
様々な親子の関係や、本筋に邪魔にならない程度の恋心も描かれていて、今回も面白かった。
何よりたまきちゃんが本当に美味しそうに実食する場面は食欲をそそられる。
美味しいは正義。
納得!
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今回も美味しそうでした。
大地くん、前回より迷いがなくなって頼れる店主ですね(´∀`)
たまきちゃんも町の方々も相変わらずで素敵です。
豆腐屋さんのコロッケ、わたしも食べたい。
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転んだりすると、咄嗟に見えるふさふさ尻尾をもつ「たまき」江戸の食文化にはかなりの知識がある。
そのたまき、最近はグルメ番組を見るのが大好きになっている。欠かさずに見る番組も。
今回は、大地の元師匠、洋食の王様と、グルメの唐揚げ王子が登場!
大地の新しいメニュー創作に、今回もたまきが大活躍。
徐々に元気を取り戻した父親との関係も修復。
作ってみたい小江戸グルメ、レシピが嬉しい第2巻。
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川越にはJR川越駅と西武新宿線本川越駅があり、本川越駅の方が賑やかです。小江戸川越の「たぬき食堂」を舞台にした物語。信楽昇吾・大地父子と500歳以上のたぬきの化身たまき(一見20歳の娘)が営んでいます。高橋由太「まんぷくトマトソースと親子の朝ごはん」、作ってあげたい小江戸ごはんシリーズ№2、2020.5発行、連作短編5話。面白かったです。
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桜茶の話良かったね、信楽屋に行くのもお母さんが導いてくれたのかな〜。手紙のやり取りだけでお母さん同士の絆と息子にある愛情たっぷりが分かる。手紙からお母さんの言葉が聞こえるとか、そして大泣きするとか、良かった救われた。またやっていける生きていける。良い話とご飯がリンクするのって素敵ですね。相変わらず登場人物が安定してて、大地も向上心があって応援したいと思う。たーだ朝から21時まで営業するのは心も体も絶対に持たないから、そこは違うかと思った
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Kindleで読んだ。
川越の外れにある定食屋「たぬき食堂」。青年店主・大地の〈心も体もスッキリする〉ごはんと、元気な看板娘・たまきを楽しみに今日もお客さんがやって来る。ある春の日、結婚式の食事会で店を貸し切りたいという依頼がきて…。
シリーズ2作目。
今作も川越の魅力たっぷり。
きな粉の衣の唐揚げ、やってみよう。
本に載ってるのとは違うけどトマトスープが食べたくなってさっそく作ったよ。
ご飯にかけて食べると最高。
野菜をたっぷりいれたスープの魅力にハマる。
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目次
・節東風(せちごち)――まんぷくトマトスープ
・桜湯――ごまねぎポン酢
・春祭――びっくり焼きおにぎり
・祝言――えんむすびのサツマイモ
・掻餅(かいもち)――ぼた餅とおはぎ
偏見だとは思うけど、最近こういう話が流行っているんだろうなあ。
ちょっと頑張れば作れそうな美味しい食事(またはスイーツ)と、ほっこり心温まる物語。
本屋さんに行けば、これでもかってくらい並んでいる。
玉石混交なのはどんなジャンルでもそうなのだけど、ちょっとこのジャンルは善意の読者に付け込んで、作品の出来というハードルが低いと思うわ。
例えば、結婚に反対していたとはいえ、結婚式のあとの食事会でも娘の結婚相手に対する罵詈雑言が止まらない。
だけど、せめて結婚式ぐらい挙げろ、世間体が悪いから、といったのも親なのだ。
情緒不安定か?
そしてそんなに結婚相手が気に入らないなら、食事会なんて最初からしなければいい。
世間向けに式を挙げて、写真を撮って、解散すればいいだろう。
食事会の会場に対しても、その態度は失礼極まりない。
教師のくせに社会常識に欠けている。
っていうか、結婚式のあとの食事会を町の大衆食堂に、しかも二週間前に予約っていう娘もどうだろう?
何か裏があるのかと思っていたけど、特に何もなく。
家族だけだからって…。
もちろん大地の提供する料理で、一件落着はするのだけれど。
それまで何も言わずにこの状況を放置していた母親にも腹が立つし、何よりも娘の晴れの門出を祝うという華やぎとか一切ないのよ、この家族。
ストーリーのために登場人物の言動が制御され過ぎているのに、「これがいい話です」的に書かれているのには、蕁麻疹が出そう。
高校を卒業したら、娘が別れた妻のところで暮らすようになるんじゃないかとびくびくしている父親の話もさ、ちゃんと面と向かって娘の将来について話をしなくちゃダメじゃん。
どうするのが一番いいのか、娘の意志が一番大事だけれども、親としての意見やアドバイスだって必要じゃん。
それを、最後の思い出づくりって、なんなんだ。
学校祭に親子で屋台を出すっていうのもちょっとびっくりだけど、それに対する助っ人が多すぎ。
芸能人まで出してくるのは反則。
売れればいい思い出というのも短絡的。
ここまで文句たらたら書いてきましたが、最後に良い情報。
唐揚げをきな粉で揚げると、コクと香ばしさが増すんだって。
これはいいことを聞きました。ほくほく
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「節東風 -まんぷくトマトスープ」
閑古鳥の鳴く朝。
少しでも早く家をでてまで食べたいと思わせるには、少しの工夫だけで十分なのかも。
「桜湯 -ごまねぎポン酢」
想い出を辿って。
大切な人を失っても日々は変わらず過ぎ去り、悲しむ暇もないのは辛いことだろうな。
「春祭 -びっくり焼きおにぎり」
最後の想い出を。
これだけの人脈を使ったとしても、肝心の商品が美味しくなければ誰も買わないだろ。
「祝言 -えんむすびのサツマイモ」
子供の様な態度。
幸せになろうとしている所を、一人で勝手にイライラし雰囲気すら壊すのは最低だろ。
「搔餅 -ぼた餅とおはぎ」
立ち聞きした話。
この先の未来を考えれば大切な選択肢だろうが、まずは本人と話し合うべきなのでは。
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川越にある「たぬき食堂」地域の人々との優しい交流と、美味しそうな料理がたくさん出て来て優しい気持ちになれます。主人公ととある人物の母親同士の過去の「桜湯」の話が癒されました。
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食堂の経営に奮闘している大地は、朝食を始める。
たぬき食堂シリーズ2作目。
素人でもできそうな馴染みのある料理がおいしそう。
トマトスープに隠し味か…今度やってみよう。
今作はいろんな親の愛情エピソードが多い。ツッコむ箇所も色々あるけど、まぁいい話。
桜湯の話が好き。