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女性の発達障害当事者として、著者と沖田×華さんの対談はとても参考になりました。日本人女性の発達障害当事者の生きづらさを代弁してくれていたし、個人的に今までの経験や行動が沖田さんとよく似ていたので、共感する部分が多かったです。
また、ADHDとASDの特徴についても、実験結果などを交えた説明がされていたりして目から鱗でした。
統計情報や、専門外来で実施されているデイケアの効果なども、今後の参考になるものが多く興味深かったです。
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これ、読んだ方がいいです。ひさびさに発達障害のことを考えました。私は多分ADHDです。診断してもらってどうなるわけではないけれど、名前もらって安心したいとら思いました。
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2021/4/17
副題の「家庭、職場でどう対応すればいいか」を読みたければ最後の四章だけ読めばいいです。
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沖田×華さんのあけすけなインタビュー回答は、なんとかなるはずと元気をもらえる。
女子の生きづらさは概要として理解できたしやっぱりねと思えたが、だからどうしたらいいかは汎用性がないかな。
発達障害を知らない人にこそ読んで欲しい本。
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医者も親も気づかない 女子の発達障害。岩波 明先生の著書。発達障害、発達障害というキーワードが独り歩きしている気がする。少し前なら、個性的だとか、少し変わっているだとか、それくらいで済んでいたことでも、今では発達障害、発達障害、発達障害というレッテルを貼られてしまう。本人が発達障害で苦しんでいるのならまだしも、そうでないのなら発達障害、発達障害と周りが騒ぎ立てなくてもいいのではないかしらと思うのは無責任な考えなのかな。子供たちにとって生きやすい社会であってほしい。
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たしかに!そうそう!っていう発達障がいあるあるがちりばめられています。女子あるあるも読んでて、そういう人いるよね、てなります。
沖田さんのエピソードは読んでいる分には笑ってしまうけど、周りは相当大変だったと思う。
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家庭・職場でどう対応すればいいか
https://www.seishun.co.jp/book/22059/
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以前TV放映された「透明なゆりかご」「お別れホスピタル」の作者、沖田✕華さんの対談を読んでみたくて手にとる。
親戚の女の子が発達障害かな、と思われ、お母さんも疲弊しているので、気になり手に取る。
沖田さんの対談はとてもわかりやすかった。
・場面緘黙状態の時、ご本人としてはどういう状況なのか。
・怒られると眠くなる
・変質者の見分け方を教えてほしかった
など、とても具体的で率直な内容。
岩波さん(精神科医)の話運びもよかった。
・周りは認めたくなくても、意外と本人は、〝自分はそうなんじゃないか〟と思っており、むしろ「はっきり知りたい」という人が多いという話。
・発達障害は生まれつきだから、発達障害を「治す」という表現も適切ではない。
・「発達障害」という言葉を用いていながら、実際のところは、知的障害や身体障害における「障害」とはかなり意味合いが異なることが、事態をわかりにくいものにしている。
健常者のひとつのバリエーションとして理解するのが適切。
・しかし現在のところ、行政が法律的にサポートする都合上「障害」という言葉を用いざるを得ないということ。
などなど、いろいろと勉強になった。
沖田さん以外にも20代絵画講師の方、2人の子を育てた50代女性のお話があります。
なぜ女性縛りなのかというと、女の子の方が子供の頃、発達障害が表面化しにくいという点。
日本社会の「空気を読む」文化、「空気が読める女性をことさら良しとする」文化が、さらに生きづらくさせるため、とのこと。
女の子の方が統計的に多いから、ではない。
岩波さんはとても素敵なお医者さんだった。