次巻からの試験が楽しみ
2021/09/30 13:33
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投稿者:UMA - この投稿者のレビュー一覧を見る
次の巻から展開されていく無人島試験の伏線や戦略の一部をこの一冊で描いています。考察が色々できて今回も非常に面白かったです。個人的に石崎の評価がめっちゃ上がりましたっw
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱりそうだったんですねー。
相応しくないとかすごい憎悪を感じたのでそうじゃないかと思ってましたが…
正直清隆が一人で一位とってほしいです!
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無人島での決戦に向け、駆け引きが続く。主人公の変化につれ、周りも動き出す様が丁寧に描かれる。そろそろ本編に入って欲しいが…。
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綾小路は何やら画策中らしく、大きな動きを見せないようです。次回から本格的に動きそうで楽しみです。なんだかんだ恵を気遣っているのが心温まる。
それとホワイトルーム生の正体が明かされます。予想が当たっていてちょっと嬉しい。
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特別試験も騒動も何も起きなかったのって短編集を除けばこれが初めてじゃないか?
ただし、特別試験も騒動もないからと穏やかな日々が展開されるわけではないのが本作の特徴でも有るのだけど
この巻では緊迫感の有る展開は特にない。だから見どころがないかと言えばそうではない。
前巻ラストの試験で有り得ない成績を叩き出した綾小路。幾ら堀北が弁明した所で彼への注目度が上がるのは仕方ないこと。この巻では改めて綾小路への注目が上がった為に綾小路の周囲が変わっていく様子が描かれているね
1年生時には影の参謀のような立場となることが多かった彼がこうして日の目を見て更には綾小路を退学にさせる特別試験が裏で動いていることを考えると、この2年生編は1年生時とは綾小路の周囲の環境が大きく変わったことが推察できるね
隠していた力の一端を露わにした綾小路
勿論これに拠ってDクラスはザワザワとするのだけど、当初予想していたよりも落ち着いた受け取り方をしていたのは驚きだったかな
特にこういった事態に一番大きなリアクションを取りそうな須藤が静かな対応に終止したのは意外だった。綾小路の実力を隠そうとした意図を自分なりに受け止め、その上で自分が努力しなければいけない部分をきちっと見定める
OAAでも示されたことだけど、入学時から最も力を伸ばしたのはやはり須藤ではなかろうか?
ただ、そういった綾小路の変貌への驚きや警戒感といった印象的な部分はあれど、やはり本戦の前の静寂さを強く感じられるね
そのように思えてしまうのもここに来て多数の実力者が登場し、更には既存の実力者達も改めて無人島試験への意気込みを語っていくから
恐らく無人島試験での結果はクラス間の争いには大きな影響を生まないことが予想されるけど、この試験は3学年合同である為にこの学校で最も優秀な生徒は誰なのかという部分を明白にしてしまう
だからこそ、困難だと判っていても実力者たちは1位を狙うつもりで居る
そんな本気の実力者だらけの試験で上位を狙うつもりで居る綾小路。彼の本気がどこまで通用するか、気になってしまうね
そして遂に正体を表したホワイトルーム出身者。その正体はそれほど驚愕のものではなかったけど、『ホワイトルームの独白』で描かれた憎悪がどのようにして綾小路へ向かっていくのか、かつてない規模となる無人島試験が本当に命の遣り取りをするまでの事態に発展してしまうのか?
そういった空気感でこの巻は終わったからこそ、最後の章タイトルが『嵐の前の静けさ』という表現は的を射たものであるように感じられた
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【七瀬翼という人間】
ボクっ娘可愛い。褐色可愛い。名前可愛い。プロローグの思考回路は翼ちゃんの?違う!あれだから!ホワイトハウスの失敗作的な人間が他にもいるんじゃね?説あるから……それが天沢さんって説。
前巻から察しはついていたけれど、悲しいね。これから翼ちゃんをホワイトハウス側の人間として、物語を読まなきゃいけないなんて。全く作者も酷なことをするぜ。普通に今から「この中に1人だけホワイトハウス生がいる!」とかラブコメが始まっても全然受け入れるよ?
【見え隠れする片鱗】
前巻のテスト結果から、清隆が実力を示し始めたことに興奮を隠せない。読者しか知らない姿を、物語の登場人物が同じビジョンを共有し始めたのだから、興奮しないわけが無い。読者とキャラクターから見た綾小路清隆という人物像の差異を改めて認識させられた。数学満点という1点のカオスを中心に、クラスが侵食されて飲み込まれていく。書き方が非常にうまい、今まで焦点があっていたなかったキャラクター(南節也等)にも、動揺が走っているっていう描写をいれることで、その動揺がクラス全体に行き渡っていることを理解しやすくしている。そして、その疑問は「クラスへの貢献、つまりSシステム」というものによって、批判に変容していく。このしこりは違和感として残り続ける。無人島特別試験でこのしこりが消える展開になる気がするが、欲を言えば、まだ疑念渦巻く流れを楽しみたい。
【堀北鈴音という人間】
そして、堀北鈴音はその場の機転で、その批判を活かし、綾小路清隆の才覚を隠すことは戦略であるというバッファまで作ってしまった。今の堀北鈴音は、綾小路清隆が1年前に想像した成長を超えて進化している。清隆の中で彼女がどういう立ち位置なのか想像するだけで、妄想が膨らむ。非常に面白い。堀北鈴音のプライベートの変化についても、是非詳らかに書いて欲しい。相変わらず読書漬けなのかね?てか衣笠先生、この辻褄合わせまで最初からプロットとしてら考えていたの?もう凄すぎて鳥肌がとまらないよ。
【綾小路清隆という人間】
衣笠先生は綾小路清隆の人に対する価値尺度が、異なるということを表現するのがうますぎる。たとえば、p29「茶柱にリソースを割く」。たしかに、「〜ちゃんと勉強をするのに時間を割いた」とか使う時もあるが、綾小路清隆が使った「リソース」にはどこか冷たく、時間以外にも自分の利益になるかどうか、といった意図が読み取れて、言葉のチョイスが素晴らしいと感じる。もちろん今までの彼の行動理念からも、それは考えなくても分かることだが、リソースという言葉の使い方は無機質で凄い。
【綾小路清隆が1年で得たもの】
綾小路清隆が他クラスに繋がりを持ち始めていたのは、ただの偶然?それとも、もしかして1年生編で彼が行ってきたことはここに着地させるため、つまり、自分が片鱗を見せた時のバッファのためだった?前者であろうが、そう結び付けてしまうほど、私が彼に対して疑い深く思考を読み、綾小路清隆という人物モデルを信じていなかったことに驚いた。
【一之瀬帆波と���う人間】
Dはどちらかというと資本主義、Cクラスは社会主義、Bクラスは国家社会主義、Aはどちらかというと資本主義?1年生編からそうだったけれど、現Cクラスはいつか歯車が噛み合わなくなると思っていた。一之瀬帆波という人間に寄りかかりすぎている。清隆も言ってたが、それは一之瀬がそれを超える包容力を持っていたからだ。これからCクラスがどう転落していき、垢が抜けた一之瀬がどう纏めあげるか楽しみだ。予想では1度Cクラスを叩き壊す出来事が起きて、再修復して強固になって帰ってくるという流れ。それか、一之瀬はCクラスから排斥されて、DかBに拾われるような流れも想像できる。本当に楽しみだ。
【恵と清隆のやりとり】
もう異質すぎる学園モノで忘れがちであるが、やはり恋愛要素はいいものである。むしろ、その要素が少ないからこそ際立つという面もあるが、、、
恵と清隆のスマホでのやり取り、めっちゃい!!!!!!もうさ恵が自室で、ベッドに寝転がって枕に顔填めながら、ずっとスマホ見てる姿が目に浮かぶよね。それでさ、空いてる時間はさ、清隆の部屋に行く時に、『他人に見つかったときの言い訳リスト』を机に向かって考えている姿とか想像すると、めっちゃ妄想が捗る。ご馳走様です。
【無人島特別試験】
全ての歯車が回り出した。月代、南雲、清隆、龍園、坂柳、堀北、天沢、鬼龍院、そして七瀬翼etcもうこんな風にリーダー格を上げるとキリがない。池くんとかの火種だってあるし、もうこれだけの要素をまとめあげるって天才しかできんくない?おそらく何人かの視点は端折られてSS送りにはなると思うけど、楽しみだ。そして、この特別試験について考える、まず前提として、この試験は月代の意向が最大限反映されたものである。そして、綾小路清隆を退学させることが目的。でも、システム的に、退学させることができる可能性が低い。もし清隆が6人で組んだら、100万払ってそのままという可能性もある。つまり特別試験は手段?重要なのは「無人島」という場所と、密かに働いてる特別試験?完全物理的実力行使でくる?色々考えても、どうなのか予想できない!1年前の無人島と絡めてるくる展開とかも面白そう。
【一之瀬帆波と坂柳有栖】
一ノ瀬や坂柳がプライベートでどんなやり取りしてるのかきになるぅぅぅ!まぁやってないだろうけど、個チャで「明日遊ぼー!」ぐらいは言ってそうだよね。めっちゃご馳走様。
【綾小路清隆のSPEC】
全校生徒の名前と能力値、頭にインプットされてるとかどんだけスペック高いCPUだよ。情報が2進数処理でもされてるの?
【南雲早く痛い目みろ】
俺はこの学園を変えるとか言ってたのに、お山のてっぺんに座って、3年を懐柔しただけで、暇とか言ってるの痛すぎる。だが、逆に目立った動きがないのが期待値高めてる。裏では何か画策しているのだろう。まぁ間違いなく無人島特別試験で彼が痛い目みるのは、鬼龍院さんでフラグ立っちゃってるから。乙
【鬼龍院という女】
ぽっと出のキャラなのに、全知全能感醸し出してるこの人誰www
一体何が見えているだ……謎すぎる……
実力至上主義だからこそ許されているよね。他の高校行ってたら、虐められてたよ……しかもとびきり美人……
【椎名ひよりという人間】
もう超可愛い。ひよりちゃんだけで、ラブコメ1本かけるレベチ。CVは花澤香菜さん以外思い浮かばない。イメージとしてはガヴリールドロップアウトのラフィエルみたいな感じ。
【総評】
毎回、衣笠先生のプロットの重厚さには感服させられます。今回は特別試験への下準備回でしたね。次巻への期待値がとても高まります。累計370万部?を超えたぐらいでしたかね?ということは大体それぞれの巻が25万部ほど売れている計算になります。。。ラノベとしてはもう大ヒットですよね。ですが、この面白さがたった25万人としか共有されていないなんて残念です。もっと売れてほしい!本当に面白い!次巻も楽しみです。
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今回は特別試験の前哨戦で話が終わって少し残念だったけど、刺客が出てきたし、特別試験で強者たちと綾小路がどう戦っていくか次巻への期待が膨らむ巻だった。
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綾小路を退学にするという特別試験を知る人物が明らかになりつつあるなかで、新たな特別試験が確定。全学年での特別試験のため誰が1位になるのか!?ホワイトルーム生?らしき人物も最後に出てきて謎が深まるばかり。
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よう実第2シーズンの2巻目。
今回は夏休みに行われる特別試験に向けた準備期間を描いており、肝心の試験本番は次の巻にお預け。
清隆が11.5で気づいたやりたいことを確実に進めている感じがあって楽しい。
登場人物たちの成長が楽しみになってくる。
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早くもホワイトルームからの刺客を明らかにした2年生2巻目。既刊ストックが後1冊になってちょっと焦り気味の中読了。
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退学したくない気持ちはどこからくるのか。
今の自分の力は、
あの場にいたからこそ鍛えられたものであることはわかっている。
もしあの場に居続けたらどうなったか分からないから、
この場所に逃げてきて、
少なくとも三年間は逃げ続けるつもりでいる。
反対に、
この場所に逃がし続けないという思いで
多額ポイントを懸賞金のようにかけて
この場所から追い出そうとする人もいる。
今の時点では、敵を探しつつ、
少しでも長く留まろうとしているような気がするのだけど、
いつか卒業する時がきたとして、
その時はどんな感じになっているのだろう。
あの場を作った相手とも
対峙するだけの力をつけようとしている時間なのか、
ただの執行猶予の期間なのか
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ただグループを作る話なのにそれぞれの心情の違いや高度な戦略など読み応えがあり、そんな中恋愛していると可愛さが引き立って良かった。
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とうとう全学年を巻き込んだ無人島試験!
今巻は、その前哨戦!各学年の垣根を越えてお互いに探り合う。
無人島へ出発する前の茶柱先生の言葉に溢れるものがあった…。
お前達に、一つだけ私からお願い事をしておく。出来れば誰1人欠ける事なく、もう一度この教室に戻ってきてくれ。
茶柱先生の言葉に泣きそうになった。
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徐々に綾小路が注目されるようになってきたな。無人島サバイバルのルールは複雑だけど、綾小路にはもう展望が見えているのか。
また、高円寺のいきなりの提案にはどのような意図が?相変わらず心の内が見えない。
そして最後の部分から、ホワイトルーム生は七瀬?
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#読書記録 2023.10
#ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編#2
手強い1年生の入学、生徒会長の策謀で、クラス同士の戦いに加え、学年間の戦いの様相も加わり、より複雑性の増した2年生編。
その中で徐々に隠していた爪を見せ始める綾小路の暗躍に期待。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了