紙の本
激震に為す術なく
2020/07/26 07:58
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
想定外の自然災害に対して、後手後手にまわる政府の対応にリアリティーがあります。田所教授のような孤高の学者が、この国に現れるのはまだまだ先のようです。
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予約
古い作品ですが、現代に置き換えても十分に成り立つ作品。
理系の知識がないため、この辺りがもう少し理解できるとより楽しめる作品だと思う。
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読めば読むほど、どんどん気持ちが入り込んでいく作品でした。もちろんあり得ないシチュエーションだとは思いますが、妙にリアルな…何となく現実に起きてしまいそうな気がするほど。
実際、この本が書かれた頃の日本近海での最大規模の地震の想定を遥かに超える規模の地震が起きましたし…
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頭を空っぽにして楽しむような作品ではなく、ある程度気合いを入れないと脳がついていかないスペルタクな作品。
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後半が凄い。もしこんなことが起こったらと思うとゾッとする。普通に考えたら思いつかないであろう内容でびっくり。会話より説明が多く、内容もスラスラ入らないので時間に余裕があるときに熟読したい一冊。
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こんなハラドキテーマを国中枢視点で描くので説明描写オンパレードと昭和的日本過大評価描写がキツかったが、人間ドラマとしては某人物ラストシーンにグッときた。
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今日放送開始のドラマ『日本沈没』―希望のひと―が楽しみ。私が小松左京の原作を読んだのは1973年刊行のカッパノベルスか1978年発売の文春文庫あたりだと思うが、手元になくはっきりしない。角川文庫の『復活の日』他は手元にあるのに不思議。古い記憶だけで感想を書くのも適当でないと思うが、放送の記念日と言うことでお許し下さい。
当時は筒井康隆や星新一と共にSFに親しんではいたが、関西で平和に過ごしていた少年には衝撃の内容。正直に言うと日本の沈没を小説にするなど、緻密に計算されていたとはいえ、現実離れしていると思っていた。
しかしその後、阪神淡路大震災、東日本大震災が起こり、首都直下型地震や南海トラフが話題になる現在のおとなの私をはじめ、今の日本ではかなり違った受け止め方になると思う。ドラマは原作とはまた異なった世界かも知れないが、小松左京の小説をもとに現実と未来を踏まえたものであることを期待したい。
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はじめは何の話だろうと半信半疑で読んだが、途中から段々本題に入っていき読み進めるスピードが上がった。
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【琉球大学附属図書館OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC00321749
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前半は専門用語と登場人物が多く読みづらかったが後半くらいから面白く読めました。
震災のリアルな描写は恐ろしく感じた
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今またテレビドラマもやっている名作を読みました。
1973年の作品ですが、その後の阪神淡路大震災、東日本大震災を予知したかのような地震の描写がとても生々しく感じられます。プレートテクトニクス理論をもとにした日本沈没の理屈もリアルに感じられて怖くなります。また、島国の中で長い歴史を保ち、独自の文化を形成してきた日本人が、国を失い、難民となり、そしてその先に待ち受ける苦難を予感させるストーリーにはハッとさせられました。日本にいると、ユダヤの人々の歴史や、世界各地の難民の問題は、遠い世界の出来事に感じてしまいがちですが、こういうストーリーで語られると、難民となることの恐ろしさをゾクっと疑似体験した気分になります。さすがの名作です。
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劉慈欣が影響を受けた作家の一人、小松左京の代表作。1973年3月の作品です。
日本が晒されている危機の正体、題名通り「日本沈没」なんですが、その一言を中々言わない田所博士にじらされます。自然災害を多く経験してきた日本の国民には、災害の度に面目一新し進んでいくというある種の楽観主義が培われているという考察は合点がいきました。
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日本が沈没する科学的なメカニズムは正直よくわからないけど、これが元祖SFか、と思うとなんか圧倒されてしまった。
各国間の権力抗争など国際的な情勢も書かれていて、リアリティがあった。
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設定や背景がとてもリアルで本当にあったことを読んでるような気分になり、とても引き込まれた。
下巻を早速読み始めた。
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前半は難しい言葉だったり専門的な用語が多くて、何となく読んでるだけだったけど、京都大地震、第二次関東大震災が起きた辺りから一気に引き込まれた