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温人くんとたんぽぽさん素敵なカップルで羨ましい。8つの短編どれもいいお話で読み終わってホッとします。
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・ご飯を絡めたお話にすることで、こんなに物語が濃厚になるのかと驚いた。ご飯を誰かに作ってあげたくなるような気持ちになった。
・「卵焼きより愛をこめて」「今日の幸せは昨日のカレー」のお話で心がキューッとなりました。
・p252 「裕介くんそのものですね」
・心を温めたい人へ
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お腹空いた。
丁寧に作り上げたご飯が、どんな高級品よりも美味しい。お腹が満たされると心も満たされる。
温人をはじめとした登場人物皆、思いやりがあり優しい人ばかりで、読んでいてずっと幸せだった。物語としてはもう少しスパイスが欲しいかな、とも思ったり。
私も美味しいもの作ろう。
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漫画家でもある作者が少女マンガ編集者(男性)を主人公に書いた小説。最初は優しい感じの人なのにオレっていうんだとか、無精髭生えるんだとか冷静に読んでいられたのですが、第6話、第7話とかは感情が入ってしまって涙が。。続編が読みたいです。
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少女漫画の編集の男の人が主人公! 温人さん、すごい温和で優しげで素敵な人だった! あんな人が恋人だったら、毎日、すごーい穏やかに過ごせそうだよね♪。恋人のたんぽぽさんが全然出てこなかったけど、あれは作者さん、わざとそうしてるんだから、それでいいと思う。恋人が話に絡んできたら、少し生々しくなりそうだし……。この本のふんわか雰囲気は、あくまでたんぽぽさんは裏に回ってるから出てたんだと思う。この作品で作ってたご飯がおいしそうだった! やっぱりご飯はいいよね! もし続きが出たら、絶対買う~♪。
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タイトルの通り、何か悩みや問題を抱えている人に主人公・温人が料理を振る舞うという、全8話からなる物語。文章から料理の匂いが溢れてきそうな、どれも物語の世界に手を伸ばしてつまみ食いしてしまいたくなるような描写ばかりで、これぞ『おいしい小説』だなと感じた。
料理一つ一つに意味があって、悩める人の心に寄り添い、そっとヒントを与えるところに、毎話驚かされたり温かい気持ちにつつまれたりした。特に『卵焼きより愛をこめて』と『今日の幸せは昨日のカレー』は胸を打たれ、心に来るものがあった。
大切な人と美味しいものを美味しいって言い合いながら食べたい、そんな読後感を味わえた。
2021.1.4 読了
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丁度主人公と同じ駅に住んでいると言うことで、面白そうだな?と思い本屋さんで購入。
実在するお店が出てきて、今度出掛けようかな?と思いながら読めたので楽しかったです。
あとは、相手のことを思いやる気持ちが大事だなと(^^)
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図書館の新着リストでみかけて借りた本。
著者の名前はどこかで見たような…? と、思ったら漫画も描いてはってんね。
(すいません)
漫画を描く方の小説って、どこか見せ方が絵的(細かいところを文章で説明しきらないというか…?)なところもあるんやけど、著者はそうでもなかったな。
違和感なく(?)最後まで読めた。
楽しかった。
一章を読んだときに、「あ、たんぽぽさんは名前だけの登場で実際には出てこないパターンなんや」と、思ったらその通りで、それはそれで面白かった。
家族や友人の「ちょっと困ったこと」を、ごはんを通してほぐしていくという筋書きは、読んでいてほっこりするし、安心して読める。
温人のお姉さんが教育ママになって、娘さんがちょっと追いつめられるという話は、「うっ」てなったな。
わたしが思う以上に、子どもらって追いつめられてるのかもしれない。
自分が中学生のころを想像して、当時の自分はもちろん世界の中心が自分やったけれど、それは当たり前のことなんやしなあ。
彼らにも彼らの理由と気持ちがあることを、もっとしっかり理解しとかんとあかんな…。
かといって、なんでも「ええよ」って言えるもんでもないねんけどな…。
中学生の子育て、しんど…。笑
作中の料理はどれも食べてみたい。特にリゾット(というか、おじや)がおいしそうやったな。
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心がささくれたとき,ごはんを楽しむ余裕がないときに。
主人公が誰かを思ってごはんを作るお話です。
理不尽なことも,つらいことも,切ないこともあったかいごはんが癒してくれます。
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社会人四年目の少女マンガ編集者、中原恩人。
恋人のたんぽぽさんと、美味しい食事をするのが一番の楽しみ。
そんな彼が作る料理は、ささくれだった心を癒す。
仕事のトラブルで号泣する姉への肉じゃが。
人気マンガ家・卯月りおんの思い出のきのこパスタ。
温人の学生時代の友人、琉惺。外見に反して好きな女性には話すこともままならない彼に作る山形だし。
中学受験を控えた姪っ子が塾からいなくなって、お母さんの甘い卵焼き。
毎回締め切りを破る漫画家と担当編集者へのホットチョコレート。
甘えっ子の妹と、甥っ子の離乳食に作る卵リゾット。
シングルで子育ても仕事も頑張る漫画家の息子が作るカレー。
母の体調不良を知って、慌てて実家に帰ったハルトと親子丼。
本当に存在してる?な、たんぽぽさん。
どんな時も相手に寄り添って、料理を作る、仙人のようなハルトくん。
そんなに言葉には出来ないよーとか、そんなに上手く行かないよーと思いつつ、本の中だけでもそんなことがあってもいいのかも、なんて。
親子のお話は、思うところがありすぎてヒリヒリした。
漫画家さんが書いているので、漫画業界の裏側を垣間見えてそれは興味深かった。
「頑張る気持ちは、伝染する。卯月から大島に伝わり、大島から周りの人間にも広がっていく。それはまるで、どんどん先綻んでいく桜のように。
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料理も、主人公の性格も、「アク」って結構大事なのだな、とこの本を読んで思った次第。
なんというか、主人公がいい人な上、彼女ひとすじで、仕事もでき、スペックも申し分なく、料理男子、というモリモリな設定で、逆に淡白すぎる仕上がりになっちゃってるというか。アクがなさすぎるんだよなぁ。
料理も、アクが出るくらいの食材の方が、パンチがあって、スタミナもつきそうだと思うのは私だけかしら。
それにしても、ほっとしたいとき、悩みごとがあるとき、あたたかい手作りの料理が食べられるというのは、人生でもかなり上位にランクインするほどの幸せなのではないかな、と最近思います。
簡単なものでもいいけど、「あったかい」ってのは結構大事。
落ち込んだ時ほど、あたたかいものをお腹に入れよう。
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知ってる街が舞台なのは楽しい。実際にある店名がばんばん出てくる。
武内昌美さんって少コミで色々描いていた漫画家の武内先生だったのでびっくりした。なるほど主人公は少女漫画雑誌の編集者。
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とてもとても優しい1冊でした(*´˘`*)
温人(ハルト)の人柄や料理の1品1品が心に染みわたります。
たんぽぽさん、どんな方なのか最後まで気になりました!(*^^*)
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多忙な両親にかわり料理を覚えるようになった温人
少女漫画の編集者という職業も柔らかい彼の雰囲気に合っている。受験のことでこっぴどく叱られ「ママは自分ことが嫌い】と飛躍した考えを抱く姪の心を溶かしiた、ママの味の卵焼き。締め切りぎりぎりで編集部に迷惑をかける作家に対し、いつもは優しい編集者が放った厳しい一言。ホットチョコレートが二人の心を柔らかくしてくれた。
育児で一睡もできない妹に対し、わが子を抱いたこともない夫。普段は温厚な温人が珍しく切れた瞬間、泣きわめく一歳の我が子をごきげんにする愛情のリゾット
シングルで子供を育て、仕事に対する真剣さが違う山野
息子は軽口をたたきながらも「僕がママを守る」という高熱を出しても母の仕事への支障をおそれ、体調を隠そうとした息子の思いに母は涙する。丁寧に作られたカレーは優しさがつまった味だった
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ほんと優しい優しいお話。染み渡るお出汁のような物語。
タイトルの「泣き終わったらごはんにしよう」がいい。