紙の本
アマビエさんだらけ
2020/07/14 15:46
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この2020年、コロナ禍で何かにすがりつきたいと思う人々が多い中、ふとアマビエさんが話題になり始め、初めて聞いたアマビエさんの存在に興味を持ち始めたのがきっかけ。いろいろなアマビエさんが載ってて心休まります。
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色んなイラストレーターが、描いたアマビエをまとめた本。
セクシーなアマビエから手塚治虫の作風を真似たようななものまで、ありとあらゆるアマビエが集結している。
これで、COVID 19を撃退できれば万々歳だ。
期待を込めて、星⭐️⭐️⭐️⭐️っー!
アマビエって最初は、甘エビかとおもってた。
甘エビでは、妖怪にならないか。
♪ アマビエの朝に 旅立つ君へ
まっさんの
♪ リラビエ
のパロディ。
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いろいろな人たちのアマビエが掲載されていて見ていて飽きない。
疫病退散、豊作祈願して私も羊毛フェルトでアマビエを製作中。
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借りたもの。
2019年…世界的な流行となった2020年からの新型ウィルスパンデミック。
水木しげる氏とその元となった摺物の疫病退散の妖怪絵――アマビエ――の造形に心打たれたクリエイター達が作った、アマビエ意匠の数々。
イラスト以外にも立体造形…七宝焼などの工芸、焼き物、ぬいぐるみから和菓子まで!
基には色が無いので、各々の作家が思い思いの色で塗っているが、青い身体にピンクの髪、黄色いくちばしという着色傾向がある。(色の三原色ベースの方が落ち着くし?)
巻末にはアマビエ――それは写し間違いで、本来はアマビコ――の由来や1858年のコロリ流行時に何故、この摺物が摺られたのかを紹介。
珍獣・幻獣の姿を「見る」ことで除災招福が得られるという心性があったことを紹介。(もしかしてツチノコ伝説も?…違うか)
実はアマビエ様は自身のご利益については明言していないこと、今の流行には予言の要素は抜け落ちている事を指摘。
島田裕巳『疫病退散~日本の護符ベスト10』( https://booklog.jp/item/1/4866251298 )然り。目に見えない(原因が分からない)脅威に対する神頼みの変化形。“楽しみながら”願う形に、悲観を吹き飛ばさんとする願いとみるか。笑う門には福来るか。
2003年のSARS、2009年の新型インフルエンザによるパンデミックは1年で終息宣言が出たのに、こちらは2年目に突入。