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最新の知見に基づいて、最古の生命(全生物の最終共通祖先LUA)から現生人類ホモ・サピエンスまで生物の進化史を、オールカラーで俯瞰できる。
豊富で美しい図版(化石、復元図、復元骨格)や生態写真などにより、見るだけでも楽しい。
各章は、進化を考える上で主要なグループや重要なテーマに分けて概説。さらにキー・イベントによって時代ごとの変遷がわかる。
主要なグループや重要なテーマでは、進化を研究する上で特別な意味を持つ絶滅種や現生種にスポットを当てて紹介。
各章の初めには、最新の知見に基づく系統図を掲載。この系統図により、それぞれの分類群の類縁関係がよくわかる。
爬虫類と哺乳類については、全ページ数の半分以上を使い、特に詳しく解説。
霊長類を含めて人類の進化についても多くのページを割いて解説。
ヒトが様々な生物を絶滅に追いやってきたことについて、最後のテーマ「人間活動と進化」で言及。
第1章 最古の生命
地質時代の年表づくり
岩石や化石の年代測定
初期の地球―生命の誕生
初期の無脊椎動物
カンブリア大爆発
第2章 植物
最古の植物
植物の陸上進出
コケとシダ
針葉樹の時代
最古の被子植物
被子植物の発展
第3章 無脊椎動物
第4章 魚類・両生類
第5章 爬虫類
第6章 鳥類
第7章 哺乳類
ヒトに向かって
初期人類
現生人類
氷河時代の大型動物相
人間活動と進化