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「日常の解像度が高い」という表現には、なるほど!と思った。
各記載内容は聞いたことのある内容ではあるが、
「頭の良さ」を5つにカテゴライズして、それぞれ名前をつけて言語化し対策が記載されているのは面白いと思った。
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"頭が良い"とは何か、自分がふわっとイメージしていた内容に輪郭を与えてくれた良著。
一般論:東大生=頭が良い を取り上げて、
頭が良いとはどういうことか、では頭を良くするにはどうすればいいか、をとても分かりやすく展開している、
"頭が良い"の具体的な内容として、
・記憶力
・要約力
・説明力
・発想力(演繹力)
・解決力
を挙げており、それらは先天的に備わったものではなく、"思考回路"を変えることで強くなれるということ。
いずれも具体例を交え具体的に記されており、
例えば記憶力については、闇雲に覚えるようなことは決してせず、記憶すべきことを日常や過去に記憶していることに結びつける等。
(実際はもっと行動に落とし込めるレベルで説明されている。)
文章自体が非常に読みやすく、過不足も感じられない。ただ、東大生に固執してるのは少し面白おかしく感じた。
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(本の要点)
・要約が上手い人は上流(そもそも)を考える能力が高い
・要約が上手い人はそもそもを考える脳裏が高い
・覚える事項の周りの事と関連付けたりその事項が誕生した理由も探る
・丸暗記は消化不良を起こす。咀嚼すること。
・原因思考~意味を理解すれば暗記が楽になる
・身の回りは結果ばかり。頭が良い人は結果に対して「疑問」をぶつける人
・問いの立て方①その数字・言葉を使って「なぜ」を考える
・問いの立て方②その数字・言葉の背景を調べる→それを広い視野で抽象的に考える
・間違ってもいいから自分の頭で考え納得する姿勢が大事
・関連付けたものを整理すると「原因」ラベルの棚が出来る
・「原因と結果」では説明がつかない「背景」が存在する
・説明が上手い人は相手の既知に結びつけるの上手い~スティーブジョブスがスマホを「PC」では無く「携帯電話」といったように
・人は全く新しい事は想像出来ない、既知と未知を繋ぐ
・「例」例えが上手ければ説明もうまい
・ブログ、面白い事例や出来事、エピソードいれる
・説明の落とし穴、相手を過大評価する事はだめ。
これくらい分かるでしょなど
・
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前半の効率的に記憶、アウトプットするための関連づけや後半の1から10のアウトプットをするための切り口の作り方など、参考になりました。
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賢い人は解像度が高い
知識を関連づけて覚える
目的を持つ
逆の立場になって考えてみる
議論をする→新しい視点が生まれる
逆算 なんでそう思うのか
ゴールを意識して話す 何が言いたいのか
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今読んでいる、抽象と具体のトレーニングとほぼ同内容なことが書かれている。生活の場面の例もあり、これができれば、確かに思考力は高まるだろうなと頷ける内容だった。最大の問題は、これを継続してできるのかという点。思考のくせをつけるため、常に一日なぜ?とひとつ問い、上流と下流、原因と結果、目的と手段、背景等を本の通りのフレームワークを使って自らノート等に書いていかなければ身につかないだろう。一日ひとつが最大でいいと思う。思考の習慣化こそが最大のキーポイントだ。
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作者は「東大生=出来る人」と見做していると思う。そして、その東大生は「日常生活における解像度」が違う、と書かれているが正にその通り。
同じ風景を見ていても、出来る人は「解像度」が違うから情報量が格段に多い。
そして更に「本質」を求め、果たしてその本質に辿り着くことで、知識の深度が深くなり定着度合いが高くなる。
歴史に名を残す科学者は、悉くそのような人達だ。
ニュートンの万有引力然りガリレオの地動説然り。
是非次世代を担う子供達に読ませたい書籍。そしてこの思考回路を手に入れて欲しい。
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ミクロ視点とマクロ視点は、先に読んだ「具体と抽象」と似ていて、重要性を再認識できた。
日常の解像度の話も含めて、思考を深める力は思考の習慣の中で養われるというのが示されていた。
自分にもできそうだと思えたことが収穫と言えそうだ。
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東大生の「物事の考え方」について書かれた一冊。多くの考え方が記載されている中で最も筆者が伝えたかったのは「物事の本質を見つけること」である。そのためには、ミクロな観点、マクロな観点を持ち、多面的に捉える必要があると筆者は言う。具体的な例があり、非常に練習になる。ただ、読みづらかった点として、「下の項目」と「チャプター」は要注意である。それ以外に関しては難しい用語もなく、非常に読みすかった。
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東大生は、記憶できる量が人並外れているとか、生まれついての天才だというわけではなく、考え方の要領がいいのだということが分かった。
日常の解像度という言葉が何度も出てくるが、普段の何気ない出来事からも、その物事の本質を見つけ出し多くのことを学んで吸収してしまっている。
何が原因?どんな背景?違う視点ではどう考えられる?などと、楽しく考えていけたら、私も頭が良くなれそうな気がした。
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西岡壱成さんによる「東大」シリーズ3作目。
『東大読書』から入って、『東大作文』は買ったけど読まずに(おいっ!)、この『東大思考』を読んでみた。
『東大作文』読んでないからこの文章が拙いのもツッコみはなしでよろしく。
まず、ボクはこのシリーズって再現性が高いと思っている。理由はシンプルに、『東大読書』がそうだったから。東大読書を実際に取り入れた所、本当に記憶に残りやすくなった。読んだ人なら想像がつくだろうが、東大読書はどうしても時間がかかる。しかし、書いてあることをそのままやれば一回の読書での記憶への残り方が段違いに違うのがわかる。ボクはその『東大読書』の実践一発で著者を信用してしまった。
今回の『東大思考』も分かりやすい。ただし、途中で練習問題があったり、メインの文章の欄外にミニ知識や本の紹介があったりして、相変わらずテンポは悪い(笑)
それでも、なぜかキーワードをしっかり覚えられるのがこの人の本で、半年後でもそのキーワードを覚えてさえいれば、そこから芋づる式に細部も引きずり出せる。ボクは、この本の一見読み進めにくい造りにも、何かしら著者の意図があるのではないかと思ったりもしている。
東大思考が身につけば、今とは世界が違って見えるのかもしれない。
ボクはまだ一読しただけ。これから実践して身につけられたら、またここに書き込みたい。
10年後には、もっと輝く世界を観れるかなぁ。いつか年老いて視力が落ちたとしても、活き活きとした心の眼があれば世界はいつまでも輝いて観えるかもしれないと思うと、読んで終わりにするにはあまりにも勿体ない一冊。
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東大生が物事をどのように考えているのか。
この本では5つの思考回路が紹介されている。
その思考を持つための共通ポイントは身の回りのすべてのことから学ぶこと
が出来る「日常の解像度」を高くすることが大切だと明言されている。
①原因思考(結果から原因を思考するやり方)
➡️沢山の事が記憶できるようになる。
【ToDo】
・知識を関連付け変換する
・覚えやすいものへと変換する
・覚える対象を関連付けて覚えることを少なくする
・「意味を理解しさえすれば、暗記が楽になる」という思考を持つ
・結果に対し、「なぜこうなったか」という原因を調べる
②上流思考(下流から上流を思考するやり方)
➡️分かり易く要約できるようになる
【ToDo】
・「要するに」という言葉でまとめる
・重要なところやキーワードを探す
・具体的な中身に入る前に、それに至る前提や背景、流れを理解する
・上流という背景を知り、「要するに」で考える
③目的思考(目的から手段を導き出す思考法)
➡️上手に説明ができるようになる
【ToDo】
・相手の既知と自分の説明を結びつける
・例えがうまく、その例えをすぐに思いつかせる
・物事を手段と目的の2つに分けて考える
・具体的に次の行動に落とし込みやすい目的を設定する
・手段ばかりではなく、目的をしっかりとらえる
・「相手がすでに知っている知識」が手段で「相手にとって未知の知識」が目的
④裏側思考(表側から裏側を思考するやり方)
➡️アイディアが湧くようになる
【ToDo】
・1に対する「ものの見方」を10個持つ
・見る立場、見る方向を変えて物事を見る
・東大生は自覚的に目の付けどころを増やそうとしている
・「賛成」と「反対」両方の意見を思いつけるようにする
・二項対立で物事を考えればそれ以上のことを知ることができる
⑤本質思考(ミクロとマクロを行き来する思考)
➡️難解な問題も解決できる
【ToDo】
・東大生は何気ない物事の中から「伏線」見つける能力がたかい
・伏線を見つけ問題解決するにはミクロな視点とマクロな視点の両方を
持ち合わせて行き来すること
・本質はいつもミクロとマクロの間にある
・本質思考は解決策の考え以外にも様々なことを理解し、考え思いつくことができる
<本質探し>
★ミクロ化
→原因思考(なぜ、理由)
↓
→目的思考(目的は?手段は?)
☆マクロ化
→上流思考(上流の問題は?要因は?)
↓
→裏側思考(逆の視点はあるのか)
これらの5つの思考は先天的なものでなく、誰でも後から身につけることが
できると明言されてるが、普段から身の回りのことに意識を向け、考える行動
を習慣づけることが大事である。
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レジュメ
目的思考でどんな人にも必ず伝わる説明ができる
東大生は何のためにを明確にする
東大生は自然と相手に合わせた説明をしている
頭がいい人は説明力が優れている
話をするとは自分が考えることを説明すること
頭のいい人は説明力が優れていると言える
話が上手い人は説明力が高い人である、
頭のいい人は相手が知っていることに関連付けて話す
日常の解像度の違い、
相手が既に知っていると自分の説明を結びつける
人間は全く新しいものは理解できない
ある程度想像力がつく自分たちの知識の範囲内に
あるものなら理解できるが想像がつかないほどに
自分との距離のある事柄は理解できない
相手の既知と自分の説明とを結びつけること
説明とは相手の既知と物事を結びつけること
説明が上手い人は例える力が高い
人間は知っていることからしか未知を理解できない
自分が知っている物事とつなげて理解する
知らない事柄を自分が知っている事柄と
結びつけて考えると理解が格段に速くなる、
説明が例えがうまい
自分が説明することは相手にとって未知の情報
既知のものにするためには相手が知っている情報
と結びつけて語れば良い
最も分かりやすいのはたとえば
みんな経験があるような具体的な例
難しい概念ではなく誰もが知っている簡単な例
で説明する
説明が上手い人は例が上手い
物事を理解するためには自分の知っている知識と
つなげることが必要
人に物事を説明するときには相手の知っている既知
の情報と自分の話したい既知の情報をつなげる必要
がある
例がその代表例で例えがうまければ説明がうまい
この能力を鍛えるための方法が目的思考
相手にとって既知の情報例に出して話すことで
説明がぐっと上手くなる
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物事の捉え方が違う。
東大生が書いた本なので、納得する内容。
読み易く、発想視点を変えたい人にオススメ
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東大生はどのようなものの「見方」をしているのか?
東大生は日常を解像度の高いレンズを通して見ているに過ぎない。
普通の人のレンズでは見えない、あるいは見ようとしない細かな部分も、高解像度のレンズを通して見ようとしているのである。
同じ景色を見ていても見えているものが違うのである。そこから生まれてくる疑問や探究心も普通の人に比べて圧倒的に多く、多くのことを深く考えている。
物事を覚えるときも、ただ暗記するだけでなく、出来事を様々な角度から見ようとする。
すると記憶が定着しやすくなるだけでなく、それに関連する出来事も一緒に覚えることができるのである。
「頭が良い人」は1つの物事に対して様々な角度から見ることができる人である。
立場を変えたり、他の情報と組み合わせたりすることで、違う情報が見えてくる。これこそが「一を聞いて十を知る」の本質である。
「頭が良い人」は「ミクロの視点」と「マクロの視点」の2つを併せ持つ。つまり、物事を細かく見る力と全体を俯瞰して見る力を備えているのだ。
その結果物事の本質を見抜くことができる。
その物事の本質と日常を関連付けることができるのが「頭の良い人」である。