紙の本
文字の情報量多め
2021/03/27 20:20
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投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者(新入社員)向けなので内容は優しいですが、文字の情報量が多めで、図の方がわかりやすいと思う方にはハードルが高いかもしれないです。
紙の本
初心者にやさしい
2020/07/13 22:02
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投稿者:わくわく - この投稿者のレビュー一覧を見る
「投資」とは何か全く分からない方にとって、一番おすすめできる本だと思います。不動産、FXという細かい内容は書かれておらず、とっかかりやすい印象です
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俺と同じ苗字で一時期は席が向かい合わせだった同僚のケイさんが出版した本。新入社員向けレクチャーのダイアログという形式で、長期投資に関して啓蒙している。人的資産と金融資産という分け方は橘玲さんの著作にも通じるところあり。投資入門本としてはなかなか良書だけど、おっさん世代には向かないかも。
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これから投資を始めようという方にはとてもわかりやすい。
投資の際に、金融資産をどのように分散投資させるべきかについて書かれた書籍はよく見かけるが、この書籍は自分の人的資産(将来の見込み収入の現在価値)がどう分散されているかを考えたうえでの分散投資をオススメしている。例えば、人的資産が100%国内(顧客が日本人で給料は日本円など)なら、金融資産は全額海外に投資させるなど。
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やっと見つけた日本人にとって最適でわかりやすい投資の考え方や商品の選び方についての本。
本質的な部分から、具体的にどんな人にどのような商品が適切なのかまで、これ1冊で正しい投資の知識が手に入る。
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健康であることが、人的資産そもそもの土台となる。
対象が新入社員向けということもあり、軽め。
著者はファンドマネージャー出身ということもあり、アクティブファンドに好意的。
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【269冊目】初心者向け投資入門の本。文系・法学部卒・非営利部門勤務の私でも、よく分かる投資の本でした。ただし、著者が「グローバル資産形成研究所」勤務であること、上下動を繰り返しつつも右肩上がり傾向から逸脱することのなかった過去50年の世界株式の成長が今後も続くかどうか保証はないことの2点に気を付けなければ、と思った。
とはいえ、なんとなく金融投資は怖いもの、と思っている日本人にとっては、それを肯定的に捉えなおそうと背中を押してくれる書。
その上でいくつか備忘的に。
・社会人の社会参加は①働く②選挙③お金、で行う。
・自分の資産は、お金や不動産だけでなく、自分が将来稼ぐ金という視点の「人的資産」も考慮に入れるべし。
・ほとんどの日本人は日本で働き、日本の客を相手にしているなどから「人的資産」は100%国内資産。そのため、分散投資の観点から「金融資産」は海外に投資すべき。
・分散投資の観点から、国内/海外と成長/安定という二軸で金融資産を分け、自分に合ったバランスをとるべし。
・欧米の大企業経営者はストックオプションで報酬を受け取っており、投資者と同じ船に乗っている。
・過去50年、上下動を繰り返しながらも世界株式は成長を続けている。
・ファンドマネージャーは、一般市民の代わりに企業の経営者をモニタリングしている。
・国債投資→官僚や政治家が作る豊かさに期待、株式投資→民間企業が作る豊かさに期待。
・良いファンドマネージャーは「投資→成長→豊かさ」という流れを意識し、3年以上の長期視点で企業経営を判断する。
・自国通貨高は自国が豊かになった証。「円高不況」という言葉は、日本が「輸出で稼ぐ国(貿易収支国)」だった時代の話で、現在は「海外へのビジネス投資で稼ぐ国(所得収支国)」である。
・短期の値の上下やチャートを気にしている人は、投資の背後にある実態を考えずに、ギャンブルとして投資をしている人たち。
・本当の投資とは、投資によって得られた豊かさの一部を受け取ることであり、短期のギャンブルとは、誰かの損を自分の得にすること。
・正しいファンドを選ぶコツは3つ。
①信頼できるプロにアドバイスを仰いで、ファンドを選ぶ
②本当にしっかり勉強して、「これだ!」と思えるファンドを選ぶ
③「厳選されたファンド群」から選ぶ
・③は具体的に言うと、確定拠出年金やつみたてNISAが該当する。
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投資ってそもそも何?というところから、投資への捉え方や心構え、やり方までわかりやすく書いてあり、投資初心者にぜひお勧めしたい本である。
他の投資本と違って、投資を「お金の社会参加」と定義しており、金融資産ばかりではなく人的資産(自分の体、健康など)にも注目しているところがこの本の良いところであり、投資初心者におすすめしたい理由でもある。
昨今の投資に関する本は金融資産にばかり目を向けがちであるが、人的資産の運用をしっかり行なった上で、金融資産を運用すべきであると思う。
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ギャンブルではない投資の本質がすごく良くわかりやすかったです。
色々なビジネスの裏を考える自分としては、こういう社会経済学的な視点で投資を見てこれていなかったので、非常に勉強になりました。
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自分の価値を資産の中に含めて投資傾向を考えていくっていう考え方が、著者の経歴からでないと出てこない視点でよいなと感じた。
投資について考える上で一読する価値はあると思う。
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ざっくりまとめると自分に合った商品をバランスよく選んで、長期的に資産運用をしましょうといった内容の本でした。
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人的資産をまず考えるという発想が全く無かったので勉強になりました。海外の株に投資するなんてと感じていましたが、丁寧に説明してあって理解できました。
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はじめて投資する方にオススメ。
インデックスとアクティブの話は理解すべき。
コストの話しかしない、YouTubeより参考になります。
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2021/03/07 読了@kindle unlimited
よくある投資の本、かと思いきや一番初めの投資の心構え等について書かれた本でした。
どうお金を増やすのか、ということよりも投資とは何か、にフォーカスされている本。
今までの投資の本では出てこなかった「人的資産」や「モニタリング」ということも学べて「投資とは何か」を学ぶことができた。
安心して投資を増やしていけそう(^^)
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金融に勤めている人間からしても、
・生涯給料をベースにした自分という資産
・金融資産
・その2つをミックスしたときの所謂「典型的な日本人」は海外投資を中心に分散投資した方がいい
・自分という日本資産を、英語などを勉強して海外化させていくとなお分散投資効果がよい
・成長する海外国に積立投資していくことの利点をシンプルに説明
・パッシブ型ファンドだけが伸びていくことの市場機能弱体化への警鐘→アクティブファンドも厳選されて生き残っていく&投資されるべき→経済も投資も両方回る→社会が更に回るというファンドマネジャーらしい視点も盛り込まれている
という良書です。金融リテラシーある・なしに関わらず読んだ方がいいと思います。そして家族や同僚に伝えていって、生涯にわたる健康・仕事・金融資産のバランスシートを強くしていき、よい人生が送れる人が増えることを願います。