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──生き物に対してこれ程
冷たい気持ちになったのは
腹の底まで厭悪が渦を巻いたのは
初めてだ。
鬼舞辻無惨。(第182話)
──戦いの最中だということはわかっている
それでも縁壱さんの心が
何百年も昔に亡くなっているこの人の心が
ほんの少しでも救われることを願わずにはいられなかった(第187話)
クライマックス、無惨との死闘。
そして全ての因縁の始まり、炭次郎の中の縁壱さんの記憶が回想される21巻。
無惨を倒すヒントがこの記憶の中で得られますよ〜という、対象年齢層に丁寧に向き合ってる感じして好きです。
バトルは引き続き総力戦も総力戦で手に汗握ることこの上なく、連載で追ってるときの高揚感は大変楽しいものでした。禰豆子の活躍が待たれる。
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この辺りはネタバレで知ってたんだけど、何度見ても不死川兄弟は切ない…!
珠世さんもこんな感じだったのか…どんどん追い詰められていくのがジョジョの3部を彷彿とさせます。
そして炭治郎意外と序盤で…ええええー。
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こちらも、本誌ではすでに完結。人気絶頂の中でのクライマックスだけに、惜しむ声もひとしおであったと記憶する。本巻は、最終章に向け、どんどん盛り上がっていく段階。でもこの期に及んで尚、孤高性という意味では他の諸作品に軍配を上げたくなる私なのでした。
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不死川兄弟の絆で泣いた。鬼になって認められたくて、最後まで守りたくて、でも鬼になったせいで跡形もなく消えてしまった。つらい。
たまよさまの死は呆気なかった。ゆしろうが怒りで覚醒して上弦を操ってくれたことで、どうにか無惨を外に出すことができた。
無惨を倒すには夜明けを待つしかないんだけど、あと1時間半もある。モブキャラが柱のために身体を張って壁になるけどどんどん殺されていくのも辛いし、たんじろうも毒にやられるし、、、
ねずこ、早く来て〜〜
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初っ端の展開からとても熱い。
無一郎の「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」
「幸せな瞬間が1度もなかった?僕は幸せだったよ」
例え鬼と戦って獲た結末が自分の死だとしても後悔がない。やり切った。幸せだったと答える無一郎の言葉に涙が止まらなかった。玄弥も塵になりつつある身で涙を浮かべる兄に向けた言葉があまりにも優しく、胸を打った。
言葉の掛け合わせ方が、鬼滅はとても優しくてあたたかいと思う。少年漫画のカタルシスといえば戦って勝利!だと思うが勧善懲悪の後に、この漫画には救いがある。どんなに残酷な場面が続いたとしても笑いがあったり、感動がある。どの登場人物も人間味があり応援したくなる。
人間は素晴らしい。生きていくことは辛いけれど幸せがある。とんでもない人間讃歌の漫画だ。
人気が出る理由も分かる。カバー裏を見てまた泣いた。
この巻は涙無くしては読めない。
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鬼舞辻無惨との直接対決の始まり。無惨が炭治郎らに「自然災害と同じと思えば良い」云々と語る下りが、決して相容れぬ者同士という感があって面白い。
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だんだん話が恐ろしくなってくる…
鬼無辻(漢字合ってる?)が、「私に殺されるのは自然災害にあったのと同じだと思え」と言ってたの印象的。そりゃあ天変地異を恨む人はいないけど、鬼は天変地異とはべつのような気がする。
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きゃーーーみんな死んじゃうよぅ、、、
よりいちさん。かっこよすぎる、、、、
無惨も案外イケメンなんだよなぁ。
さりげない村田さんが面白い。
どーなっちゃう、どーなっちゃうの!?
タンジロー!!!ねづこー!!!!
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弟に「だけ」は幸せになってほしかった兄の慟哭と、兄のために皆のために役に立ちたかった弟の奮闘、どちらも思いやり。
自らを天災になぞらえる無惨、傲岸不遜とはこのことだ。
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21巻をよんで、よりいちさんの過去を知り、とても悲しくなりました。炭治郎の優しさにとても胸が痛くなりました。ときとうさんとげんやくんの死はとても悲しかったです。ぜひ読んでください!
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炭治郎たちが鬼舞辻 無惨に立ち向かうところがかっこいいと思いました。
あと上弦の1を倒した悲鳴じま行めい不死川実弥が鬼舞辻 無惨の胸を飛ばしたり実弥が鬼舞辻 無惨を半分に切るところがかっこいいと思いました。
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炭治郎が無惨に対しての怒りがとても僕的に自分も炭治郎の気持ちが分かったのでとてもいい漫画でした。(^^)
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【あらすじ】
上弦の壱との激闘、ついに決着の刻!! 死力を尽くした戦いの末に、辛くも勝利した鬼殺隊だが、その代償はあまりにも大きかった…。さらに無限城の奥底で、鬼の始祖・鬼舞辻無惨が動き出す…! その時、炭治郎は――!?
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上弦の壱との戦いで無一郎くんと玄弥くんが(泣)
最終対決が始まってる。「古」とは誰の記憶・・え?縁壱さんにそんな過去が?!
みんなの鬼への思い、鬼舞辻無惨側の考え。
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妹を人間に戻すなどの個人の思いが動機になっている点が魅力である。個人主義が進展した21世紀らしい作品である。『鬼滅の刃』は天下国家の物語ではない。浅草では竈門炭治郎の行動を警察官が邪魔した。
ステレオタイプな発想は個人的な動機よりも社会全体を良くしようとする動機の方が上と位置づけがちである。しかし、社会全体を良くしようという発想は社会全体を良くするために個人を犠牲にする全体主義につながりやすい。日本では右翼は「滅私奉公」、左翼は「一人は皆のために」とどちらも全体主義的傾向がある(林田力「フード左翼とフード右翼」ALIS 2020年4月25日)。
鬼舞辻無惨は鬼狩りを異常者の集まりと言う(『鬼滅の刃 21』集英社、2020年)。鬼舞辻無惨に家族を殺されることは、災害に遭ったようなものであり、諦めて日常を過ごせば良いとする。それをせずに鬼舞辻無惨を追う鬼狩りを異常とする。
鬼舞辻無惨の言う異常ではない人々とは、公務員や悪徳業者の不正に黙り、過去を水に流すことを美徳とし、焼け野原から経済大国にするような前に進むことしかできない日本人一般だろう。『鬼滅の刃』という作品が2020年の日本でブームとなったことは素晴らしいことである。