紙の本
イヤイヤ、この展開はイカンでしょ?
2021/10/07 23:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ファルセット・北村 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはダメだ!完全に「キングダム」の世界線から外れてしまっている。ホウケンと同士討ちになった信を、姜カイが生き返らせるなんていう手法は、「キングダム」としては禁じ手のはず。「死んだ人間が生き返る」という手法は、いくら歴史フィクション漫画とはいえ、これほど高いクオリティを誇る本作品では絶対に持ち込んではいけない世界観でしょ?では、なぜ、そんな禁じ手を使わなくてはホウケンとの決着を描けなかったか?それは、信自身に武術の積み上げを全くさせて来なかったからです。少なくとも、読者には、信が戦場でのし上がっていく姿しか見せられていなかった。原先生は「個で武の結晶となったホウケンに対して、信は集の力という対極にある力がある」というくくりで読者を納得させようとなさっていますが、それでは、近所に格闘センスがあって、しかもとても根性のある高校空手部部員が、親や友人、恋人なんかに応援される中で試合を行えば、ピーター・アーツやヒクソン・グレイシーにだって、致命傷を与えてノックアウト勝利できる…という理屈になってしまうではありませんか?私は、皆に応援されて力が増すこと自体を否定しているのではありません。そうではなくて、武術というのは、きちんとして基礎訓練と実力があって、その上に一つの調味料的な役目を果たすのが周囲の応援や、集の力だと思います。武術の基礎を何も築いてもいないのに、実際に手にして戦い始めて10日かそこらしか経っていないのに、いきなり王騎将軍の矛を振り回して、ホウケンに挑んだかと思えば、途中から死人と化しても動き回り、「集の応援を糧にして」なんていう李牧の解説を挿入させてはいますが、それでも結局その死んだ状態のまま必殺に一撃を浴びせてホウケンと同士討ちに持ち込むなど、こんなラスボス級のキャラともいえるホウケンとの対決シーンでは、絶対にとってはいけない手法だと思います。原先生としては、ここでホウケンと対決すること大分以前から計画されていたのでしょうから、それまでに読者に信がホウケンを超えることのできる根拠(武芸の積み重ね。ジャッキーチェンの酔拳や笑拳の修行のような…)を見せてもらいたかった。でないと、王騎将軍やヒョウコウ将軍でも命を奪われた相手に、何故王騎将軍の矛を使い始めて10日程しか経ていない未熟な信ごときが必殺の一撃を入れられたのかの納得が全く得られません。その辺のバランスがしっかりと取れなかったからこそ、勝負の中で一度死んで、後で姜カイに禁術で蘇らせてもらうなんていう無茶なストーリー展開を挿入せざるを得なかったのでは?私としては、きっちりと成長し、確固たる武術を身にまとった信が正攻法でホウケンと対決する展開を期待していたので、この一戦だけはなんとも残念です。本当に…。
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長った趙との戦いもようやくクライマックス。
意識もうろう状態の信を支える人たち。
何だか、昔の少年マンガのようだ。
もう龐煖のようなキャラは登場しないでほしい。
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武神龐煖VS信
決着
信が勝利し、龐煖は死亡。
最強のキャラで嫌いなキャラでしたが、意外に早い段階で死んでしまいました。もっと後半で倒す相手とおもってました。
今の信が本来勝てる相手じゃなかったけど、王騎や麃公の幻を相手に混乱したおかげで勝てたというところでしょうか。
その後羌瘣に助けられて復活する信ですが、
羌瘣は寿命を半分?失うことに。
迷わず信を助ける羌瘣
ギョウも落として、いよいよ話がかなり動いて来そうです。
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信の背負っているものにほうけんとの差がある。
いやー。感動した。
俺もこれくらい人徳を積める人になる。
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いよいよ「朱海平原の戦い」も決着。登場人物の中でかなり大物の「死」もあって、どうなることかと心配しましたが、なるほどこういうやり方が「マンガ」にはあるのですねという展開。
老人夫婦の我が家にマンガを届けてくれる「ヤサイクン」は「ドラゴン・ボールになってきた」と評していましたが、なるほどドラゴンボールでした。
ブログに書きました、出来ればそちらをお読みください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202006290000/
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ついににっくき龐煖との決着のこの巻。
が、思ったより幕引きがあっさりしていた。
余韻にひたるヒマもなく、信は危なくなるわ李牧はとっとと逃走するわで。
それもそうです、龐煖は軍人でもないしむしろ一般人で、仲間と部下の命を背負うわけでもない存在だから。でも、あんなに倒すのに難があったワリにはなあ……と。大ボスの存在が中ボス存在になり下がった感じがした。そう思うと龐煖は本当にかわいそうなキャラな気がする。結局自分はなぜ勝てないのか最期までわからなかったんだから。
で、そこから信が危篤というかほぼ死んでる状態だとかそういうくだりになるとは。
いや、主人公だから死ぬわけないじゃん、とドライな読者である自分には完全な茶番だった。こんなダラダラするヒマがあったら龐煖に勝ったぞヒャッハーぐらいやってほしかった。それに、これじゃ羌瘣が妖術使いな感じがして……。寿命が減るってことは、思ったより生きられずに死んでしまうのかもしれない。頭の片隅に覚えておくことにする。
鄴攻めは終わり、最後の仕上げみたいな感じで終わりましたが、王翦将軍がどうやって部下たちのおなかを満たすのか楽しみにします。
ただ、信対龐煖はFF5のエクスデス対ガラフのような雰囲気に見えたぐらい信も相当無理したんだなと。HP0でも立ち上がる、みたいな。
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な、長かった・・・
やっと片が付いたのか。
もう人間同士の争いに思えなかった。
感動的なテーマなんだけど。。。
もうちょっと感情移入できる展開でも良かったなぁ。
でも、続きは楽しみ。
どうすんの!?
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相変わらず面白い
今回の展開もハラハラさせてくれる内容。
そして続きも王翦がどういった策略で困難な状況を突破してくれるのかすごく気になった。
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ようやく話しが進んだ。
信は生き返るとは思ってたけど、連れ戻すと言った瞬間に羌瘣はここで退場なのかと思ったけど、帰ってきた、よかった。
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漫画って関数重ねるごとにダレちゃったりしやすいのに、それがないキングダムはすごいなー!
自分の好みなだけかも知れないけど!
一難さってまた一難という感じですが、このあとはどうなるんだろ??
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なんと凄絶なホウケンとの一騎打ちも、実は自分も途中で燃え尽きていたという、まさに死力を尽くし切った闘いとして幕を閉じた。その後の、ちょっとした死後の世界編は、まあご愛敬かなと思ったけど、隊員の信に対する想いの大きさが感じられた、なかなかの名場面になっていた。趙がいよいよ後手後手に回り始めたけど、ここから更に巻き返しはある?
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【あらすじ】
宿敵・趙との存亡懸けた大決戦! 勝敗は宿命の対決に託された!! 朱海平原十五日目、遂に李牧本陣へたどり着いた飛信隊の前に立ちはだかったのはホウ煖。信とホウ煖、宿敵の二人の戦いは壮絶な一騎打ちに――。大乱戦となったこの地を制し、趙国の要所「ギョウ」を手にするのはどちらの国なのか? 始皇十一年・秦趙連合軍戦、物語は衝撃の結末へ……!!
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朱海平原の戦い15日目
もう両軍とも限界状態。
そんな中、信の前に立ちふさがるのは龐煖
そして趙と秦の戦いは佳境に
果たして鄴を手に入れるのは…
でもって、まさかの信が…
羌瘣~!!
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龐けんを倒し、鄴も陥落。ただ予想通り食糧どうするか問題にぶち当たる。どこかに隠しているのか、秦からの隠れルートがあるのか。
主人公あるあるやけど、想いの強さというのはかっちょいい。
姜かいの2つのいい事はなんなんやろうか。
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信が死ぬ
飛信隊が悲しみに陥る中、羌瘣が禁術を使う。
羌瘣のおかげで生き返る信。
李牧軍を追う王翦軍
籠城が限界に達している鄴
遂に中から開放され、鄴が陥落する