紙の本
ようやく背景にあるものが見えてきた。
2020/09/09 00:21
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズもとうとう第四弾。
翔央との婚姻届を叡明に破り捨てられた蓮珠。
叡明は頑なに翔央と蓮珠の仲を認めず、皇后冬来と旅に出てしまう。
安全綱の無いまま皇后の身代わりをすることになった蓮珠。
そんな状況で相国に南の華国より、同盟の見直しとそれに絡み、翔央の宮妃候補、榴花公主を押し付けられる。
榴花公主も榴花公主で華国の意思とは異なる意図を持っている様で...
蓮珠の過去と抱える秘密が明らかに。
何故、叡明が二人の仲を反対するのかもおぼろ気ながら見えてくる。
そんな繋がりが...
今まで伏せつつ綴られてきた内容がある程度はっきりしたことでちょっとはスッキリしたかなと。
それに絡んで顔を出すのは...
もう、認識として完全に表舞台から退場していると思い込んでいましたが、居たんだと言う人が。
お互いの想いは通じ合っているのに、状況がそれを許さず。
一部、状況のお陰で...と言う部分もありますが。
危機を乗り越え深まる絆。
増える国同士の関係。
そして、蓮珠を助け、飛び回るは威公主。
なかなかに出番が多い。
黒太子も良いところで。
最後は上手く閉じるかと思ったら...
そう来ますか。
この展開、どう転がるのか?
新年明けて更に騒動は続く。
投稿元:
レビューを見る
やっと本物の夫婦になれるかと思いきや、翔央の兄・叡明に反対される蓮珠。挙句に翔央に妃を充てがわれそうになり…
お相手の榴花公主も秘めた想いがあって、色々な思惑が交差したけど、在るべき場所に収まって良かったと思いきや、又もラスト不穏な雲行き。まだ仮初夫婦は続きそうですね。
投稿元:
レビューを見る
何だか巻を重ねるごとに表紙の蓮珠の表情が切なくなっていくなぁ…
第1巻のちょっと気の強そうな凛とした蓮珠の表情が好きだったので、ちょっと心配。
翔央を好きになり、色々な心の機微がそんな表情にさせるのだろうが…
あ、怒濤の展開もね。
翔央と蓮珠の絆が深まると伴に、今までの点と点が繋がりはじめた。お互いの背負っている物の重大さに押し潰されず、納得のいく選択が出来ると良いね。
まだまだ「まさか」と「よもや」の展開があるのかは分からないが、次巻を待つ!
投稿元:
レビューを見る
一難去ってまた一難、風雲急を告げる引きのエピソード。駆け落ちした2人は少なくとも幸せになってくれるのではないかと希望が持てる。
ただ主人公たちを取り巻く諸々は、翔央と蓮珠の想いは強くなり絆が確認できた傍ら、周囲の状況は全く予断を許さなくなってきた。まだどちらに転ぶか分からない登場人物もいるし全く油断は出来ないけれど、先ずは捕まってしまった2人が無事(蓮珠たちにとって)にいるべき場所に戻ってくれることを祈るしかない、
投稿元:
レビューを見る
2021/05/19 読了。
図書館から。
おーおーお―…。
さっくり読んでたら、しらっと重要なとこ
読み飛ばしてた…?
妹さんて今までそういう描写あったっけ?と。
続くみたいだし、忘れる前に次借りねば。
投稿元:
レビューを見る
伏線が雑すぎるのと、校正チェックした?と疑いたくなるレベルの変な文章があって、一気に萎えてしまった。
投稿元:
レビューを見る
華国の公主が翔央のお后候補として登場。陰謀が渦巻く宮中で、蓮珠は例によって巻き込まれ、事件の解決と共に繋がる絆もあり、妹翠玉の出自も分かってこれからどう展開するのか気になる。
投稿元:
レビューを見る
#読了 こういうお話ではお約束のライバル登場。といっても、ライバルの華国公主はトラブル続きだし、当の翔央は身代わり中で会えず。
華国公主や使節団にもそれぞれ思惑があり、なんだかんだ収まるところに収まってくれてよかった。華国公主も嫌味がなくていい。心底から嫌だなーと思うキャラが主要人物にいなくてホッとするんだよね、このお話。
最後の最後でとんでもない爆弾が投げ入れられたので、次巻も楽しみ。大々的に動きそうな予感。
投稿元:
レビューを見る
新皇帝の双子の弟・翔央、相国の女官吏・蓮珠は偽りの夫婦を演じる中でお互いに惹かれ合った。ただ、皇帝で翔央の兄でもある叡明は、蓮珠に許す気はないと宣言し2人の婚姻証書を破り捨てる。そこに追い討ちをかけるように、翔央の正妃候補として榴花公主が隣国からやってくる。とはいえこの作品はそれでは終わらない。そこから色々なトラブルや事件が起き、それが解決するとなったところへ特大の事件の知らせが入る。蓮珠と妹の翠玉のルーツも急に垣間見れたり、なんか色々改めて動き始めた感もある。終わりが次巻へガッツリ続く感じなのは、初めてかな。ハラハラする。