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小さい小さい「かたち」の中に天と地がある。
小さい小さい「かたち」の中に生きものたちがいる。
小さい小さい「かたち」の中に人々の暮らしがある。
森羅万象を封じ込め、願いを託してきた文様。
代表的な文様の意や、型紙を紹介してくれています。
勇壮なもの、美しいもの、かわいいものなど、千年以上の昔から伝わっているものも。
一度、切り抜いて作ってみなくちゃ…と、『こども文様ずかん』を読んだときも考えたことを思いだしました。今度こそ!
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長い間多くの人の手で育てられてきた「かたち」
美しい日本の「かたち」
一つ一つの「かたち」に物語を閉じ込めて、名前を与え、意味や思いを伝えてきた、そう思いながら見ると、また見え方がちがってくる。
よりシンプルでかつ美しい「かたち」である文様は想像させる余地があり、人によって捉え方が違うのならば、
短歌や俳句に通じてるように思い、日本らしい誇れる文化だなと思った。
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小さい小さいかたちのなかに天と地がある。日本古来から親しまれてきた文様を親子で楽しむ事典絵本。切り紙で遊べる紋切り型紙つき。
「紙を折りたたんで型紙のとおりに切り抜く。そして、そっとひらくと美しい日本の紋が作れます。この型紙が「もんきりがた」です。
江戸時代、紋を描く職人の技術として工夫されましたが、美しいかたちが簡単に作れることから、切り紙あそびとしても気軽に楽しまれてきました。寺子屋のこどもたちも遊んだようです。」 (本文より)