電子書籍
難しいです。
2022/11/07 00:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:羽柴秀吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門性が強いです。聞いた事も無い単語連発でついて行けませんでした。もう少し簡単なきのこの本から見ます。
投稿元:
レビューを見る
オヤジギャクで武装した『動物のお医者さん』の漆原教授が本を書いたら、こんな感じかしらと思いました!
四十代~五十代の研究者の方は、似たような方々が多いということで、若手研究者や学生のハムテルくんたちの苦悩がしのばれます。
世界の明日のために頑張ってほしいです^^
身近な菌から、論文上の菌まで、幅広く。
自分で噛み砕こうとしていると、漆原教授…じゃなかった星野教授のボケが邪魔をする。手強い。
一般人としては、オリゼーちゃんガンバレ!という気持ちと、キノコ土器が見たい!というのが、残りました。
投稿元:
レビューを見る
菌類の生態について書かれている星野保先生の著作。難しかった。ちくまプリマー新書でなく、某ブルバで出版した方が良いくらい。あるいは私のような無学では到底太刀打ちできないつくりになっている。が、読み進めていけば難易度の低い記述もありそれなりに楽しめた。重金属に耐えうる、毒キノコは美味、など興味深い話題もあった。分解者としての重要な役割を担っている菌類のことを学ぶのに、私にはまだまだ修行が足りないようだ。
投稿元:
レビューを見る
菌類と細菌類の違いさえよく分からない状態から読みました。
最初に生物の分類、それこそウイルスは生物ではないという話から入るので、ありがたかったです。
遺伝子解析の結果を踏まえたドメインとかスーパーグループといった分類が登場していて、押し入れから掘り出した高校生物の資料集の内容が覆っていることにも、時の流れを感じましたね。
この本では菌類だけでなく、アメーバや細菌についても触れてくれるので、十把一絡げにしてしまいがちな微生物たちを、切り分けて認識する端緒になりました。
菌類は、カビ、酵母、キノコというだけでなくて、その中でも個性を持った様々な種類がいるということは、本書の全体で強調されているところだと思います。
生活環の違いや、後半の方に出てくる酵母とバイオエタノールの話も興味深かったです。
ただ、生物の分類のところ以外は、あまり体系的な理解が得られるという本でもないので、菌類に興味を持った方の入口として気軽に読むのがいいと思います。
あと、特に序盤で「オピストコンタ」のようなカタカナ語(学名)が頻出するので、ラテン語・ギリシア語の知識がないと辟易するかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
この妙に浮かれた書き口、どこかで・・・と思ったら、同じ著者の「菌世界紀行」を読んでいたのだった。
そっちの本は面白いといえば面白いが、ほとんど珍道中もので肝心の菌のことがあまり書いてない、と不満を持ったのだが、著者は同じことで怒られたか反省したらしく(と前書きにある)、今回はわりと真面目に「菌」について書いてある。
が、肝心の菌類の話が横滑りしてて、あまり面白くない。というか、どこが面白いのだかいまいちわからない。たとえば「ガンダム? ああ、わりと見てたよ」程度の一般人に、ガンダムオタクが自分の好きなモビルスーツについてものすごい早口で語り出して止まらない、みたいな感じだ。
科学系の本で浮かれてはならん、というつもりはない。著者の言うように「ユーモア」は大切だ。だが、肝心の菌類の面白さが伝わらないと、せっかくのユーモアも無駄ではないかと思うのだ。