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前半は、過去の様々なウイルスとの戦いの歴史。多くの人の犠牲の上に、少しずつ「新型ウイルス」の恐怖を薄めて来たことがわかる。
HIVでは、不幸にして患者に使用した注射器の針で指を刺してしまって感染したケースをしばしば耳にし、今回のコロナでは、ウイルスのついた何かに触れた手で、目や口などの粘膜に触れることが主要感染原因のひとつとされるが、患者の涙を拭いたティッシュに触れただけで感染するものもある。涙も体液なのかという感じ。
根絶に成功した天然痘は極めて特殊な要因が重なった(人のみに感染、変異が少ない、抗体が強力)いわば特殊ケース。自然界の動物を宿主とするウイルスについては、根絶はほぼ不可能ゆえ、いかに共生できるかを考えるしかないと。
「#ウイルスの世紀」(みすず書房、山内一也著)
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エマージング ウィルスがどのように発生するのか、なぜ発生し続けるのかその疑問に答えてくれる。
野生動物のリスクは非常に大きい。世界的なもっと厳しい規制が必要である。
それにしても新型コロナの非常に優れたワクチンがこんなにも早く実用化されたことは、この問題に関し明るい未来を予感させる。
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コロナウイルスが体内で増殖する段階と、ワクチンや薬(世界各国で臨床試験中)がどの段階の活動を阻止するものなのかの図が参考になった。
ウイルス蛋白を作るために、長いポチリペプチド鎖をカットしていく作業は、こねたパン生地を伸ばしてカットして…ってパン焼いてるみたい。
エマージングウイルスの歴史を見ていると、コロナよりエボラのほうが怖いやと思って、断然気が楽になった。
ウイルス学生き字引の山内氏であっても、mRNAワクチンの開発スピードは「目を見張る」ほど速いと感想を述べていた。
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ウイルスの発見から、これまで次々と出現してきたエマージングウイルスの事例、ウイルスハンターの方達の話など。怖いウイルスの話がたくさんでてきて、あらためて気を引き締めないとという気持ちになった。
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【琉球大学附属図書館OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC02000327
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