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☆特長
環境が激変するこの時代を、余裕を持って乗り切るための指南書。
著者はコンサルタントではなく、実際に中小企業の経営を2代目として苦労しながら続けてこられた方。
成功談のみではなく失敗談も赤裸々に書かれていますので、説得力があります。
読むだけでも勉強になります。
☆感想
著者ご自身が製造業の下請けで苦労され、その中で会社を経営し従業員さんやそのご家族を守るための方法を模索された中で、最終的に行き着いた答えが「空き家・古家不動産投資」。
中小零細ならではの生き残り策を、豊富な事例とともに紹介されています。
読み物としても勉強になり、面白いと思います。
更に経営で苦労されている方には眼から鱗なお話だけに、実際に活かすには意識改革が必要かもしれません。
☆魅力
読むだけでも世の中の経済状況や、経営者の苦労を知る勉強になります。
古家不動産投資は、今まで身近にない考え方でイメージしにくい方でも、豊富な体験談が掲載されていますので理解しやすく、自分に置き換えてイメージすることを可能にしています。
☆おすすめの人
中小零細・個人事業主
サラリーマン
のみならず
天災、疫病、その他この激動の時代の先行きに不安を感じる方ならどなたでも。
著者である大熊社長は
「この本は不動産投資の本ではない。
激変する環境で中小零細・個人事業主が生き残る術が書かれている。
大企業はすでに本業以外でも稼ぐのは当然のことになっている。
知らないのは中小零細企業・個人事業主だけ。
真面目にコツコツ働く経営者ほど不動産投資で利益をつくることに抵抗がある。」
とおっしゃいます。
中小零細企業、個人事業主が今後生き残り、環境変化に対応するには「企業の多角化」が必要。
一番適しているのが不動産業で、一番の安定は「賃貸住宅」。
経営危機へのリスクヘッジに最適な「大家業」
少予算から始められる「空き家、古家不動産投資」