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海外の個性豊かな生産者達との交渉。少しでも販売価格を安くするために捻り出す様々な工夫。バイヤー達の奮闘ぶりは『ガイアの夜明け』を観ているかのようだ。少し残念だったのは、登場するバイヤーのうち女性はたった一人だけだったこと。今の時代なら、活躍する女性の話がもう少し読みたかった。
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自社できちんと足を運んで見定め交渉し商品にしていくことが、圧倒的な差別化につながるのだなと感じる。
この積み重ねが、顧客やパートナー企業からの信頼につながり、その信頼が成城石井のブランドを強くしていく。
企業のブランディングとはこうあるべきだと非常に勉強になった。
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成城石井のプロ意識が垣間見れる本。
業界問わず、このようなプロ意識をもって仕事をする会社は強いと思う。
芋とウインナーとケーキが気になる。(全部気になるんだけど)
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成城石井の商品がいかにして作られ、いかにして店頭に並べられ、いかにして手に取られていくのか。
究極のこだわりをもったバイヤー達の「行動」と「思考」の勉強になる。
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「成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?」の続編の位置づけです。
成城石井が誇る24の商品にまつわるエピソードを紹介するのが本編です。
印象に残ったのは、諏訪の蔵元真澄が、温めてきた「野可勢」という商標を、成城石井とのプライベートブランドに提供する話がでてきます。
「野可勢」とは天下の名笛のことで、信長・秀吉・家康に伝えられたもので、その名を商標としてもっていたのは、真澄でした。その名を成城石井とのプライベートブランドへ提供したこと、業界では珍しいプライベートブランド契約を結んだ真澄の心意気が成城石井との強い信頼関係を物語っています。
・世界中に食材を探しに行く執念
・世界の生産者との3年越しの折衝
・郵送、加工、温度管理などの様々なこだわりの対応
・ブライベートブランドの商品化へのすさまじい努力
が、上阪氏の筆で面白おかしく描かれていて一気に読み終えました。
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本当に美味しいものは裏切らないし、お客さんは魅了され、何度も買う。
何と言っても、成城石井の強みは「本物をお届けした」。という共通認識があり、そこにかける労力やコストは惜しまないで徹底的な探し抜く。
その哲学が浸透しているプロフェッショナル集団であり、今も最高の食材、最高の調味料を求め、世界各地で成城石井のバイヤーは動き回っている。